全自動折りたたみ機 ランドロイドが…。
2年ほど前ですかねえ、洗濯王子こと中村くんとシーテックという展示会に行って来ました。
僕らの目的は、全自動洗濯折りたたみ機、ランドロイド。
AIを搭載して、洗濯したしわくちゃの服を入れると自動で識別し、折りたたんでくれる、というもの。
さらに、色別や登録している人別に畳んだものを仕分けてくれたり、まさに主婦にとって夢のような機会です。
その発表があったので2人で見に行って来たんですよね。
王子、あの時はありがとう。(笑)
まだ開発段階で、値段も100万以上していましたっけ。
で、今後、
コストダウンを図りたたむ速度も上げていく、と言っていました。
あの当時はたたむのに8時間くらいかかってしまい、値段と時間が現実的に折り合わない印象だったんですね。
その後、話を聞かなくなりましたが、販売されるのを心待ちにしていました。
なぜなら、もの後の発展次第では、僕らクリーニング屋さんにも入ってくるかもしれないな、と思ったからです。
残念ながらクリーニング業界はあまり裕福な業界ではないので、すでに自分たちの手で開発をするのも難しくなって来ています。
外部頼みですが、新しい技術の開発は僕らも大歓迎なんですよ。
そのランドロイドに進展がありました。
昨日、発表されたようで、ランドライドを作っている会社が破産をしたらしい。
資金繰りがうまく行かなかったのが、原因との事。
うわー、かなり残念です。
開発にはお金かかるのはわかるけど、思っていたよりもかかったのかもしれませんね。
景気も影響したのかも。
服を識別して畳む、一見なんて事なさそうですが、相当難しいと思うんですよね。
だって、服ってみんな同じじゃないし。
色からも違うし、デザインも違う。
サイズも違えば、細かく言ったら襟の形、大きさも違う。
それらをどう判断して、畳むか?だと思うんですよ。
僕は当たり前に判断してやっていますが、機械は僕らみたいにはいきません。
AIで学習させていけば、早く処理できるようになる、という淡い期待もしていましたが、現実は難しかったのかなあ。
個人的には、全自動にする必要はないと思っていましてね。
半自動でいいと思うんですよ。
服の判断は人間がやる。
で、取っ掛かりだけ与えてあげれば自動で畳む。
これならコストやすく作れるんじゃないかなあ、と思うんです。
完全なる全自動に行くまでの、前のステップとして。
ランドロイドができたら、アイリスオーヤマあたりが半自動の商品を出さないかな?なんて思っていましたから。
まだまだ、洗濯が楽になる世界は遠い未来なのかもしれません。
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