灯油よりも危険なガソリン。
今日はニュースに驚きました。
京都アニメーションで放火による火災。
時間が経つにつれ、被害の状況が伝わってきます。
ネット上には防災の話やセキュリティの話まで。
どうやらガソリンをまいたようですね。
ガソリンや灯油などは引火性液体、と呼ばれています。
俗に言う、危険物。
ある一定数を扱う時には資格を持ってないといけない薬品です。
灯油もガソリンも、液体に火がつくものではないんですよ。
気化すると火がつくんです。
この2つ、大きな違いは引火点の違い。
引火点とはなんとになると火がつくか?と言う温度のことなんですが、灯油とガソリンでは圧倒的にその温度に違いがあるんですよね。
灯油は40度近い温度が必要なんですが、ガソリンはマイナスでも火がつくほど引火点が低い。
つまり、撒いたら真冬でも火があれば引火してしまいます。
貯蔵できる量もガソリンは灯油の5分の1。
それだけ危険という事なんです。
そんな危険なガソリンをまいて火をつけられた、なんて想像するだけでも恐ろしい。、今回の事件がいかに悪質か。これだけでもわかります。
一人でも多くの人が助かることを祈ってます。
夜になってまた死者の数が増えてしまいましたが…。
危険物取扱者の資格を持ってる身として、今回の事件は人ごとではないほど怖い話。
ガソリンの携行缶への販売も考える時期に来ているんでしょうね。
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