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75歳の職人。

先日、ちょっとした用事がありまして、仕事を早く終わらせて神奈川の友達のうちまで行って来ました。


友達は不在でしたが、奥さんとお母さんがいらっしゃって、少しお話を。

まあまあ、中に入って、と仕事場に通されまして、お母さんがワイシャツをかけているのを見ていたんです。



お母さん、75歳とか話してましたか。

まだ現役バリバリでアイロンを握っています。

これがまた綺麗にかけるんだ。

数年前にお父さんがなくなり、その時の話をしながらアイロンがけを見ていたんです。



お母さん、綺麗にアイロンかけますよね、と話すと、これしか出来ないからね、と。

細かいところまで綺麗にかけるなあと見ていたら、こんな風に話していました。



お父さんがこれだけはちゃんとやらないとダメ!って教えてくれたからね。

何十年もそれを守ってる、と。


職人だよなあ、と思ったんです。

でも、やはりよる年波には勝てないみたいで。

そろそろ仕事を辞めたいと思う様になって来た、と。


アイロン掛け、特にワイシャツのアイロン掛けって重労働なんですよ。

これ、クリーニング屋さんしかわからないと思うんですよね、アイロン掛けって中にはものすごく大半なものがあります。

その1つなワイシャツのアイロン掛け。


とても丁寧にかけているから時間もかかる。

1日何枚仕上げるんですか?と聞いたらかなりの数を仕上げていると言います。

それ、まる丸一日かかるじゃないですこ、と驚きました。



長年仕事をやって来て、所々ガタもきてる。

体力も落ちてる、辞めたいなあ、と思うのもわかります。


そんな所でうちの母の話をしたりして。

お母さん、いくつ?78歳です、なんて話をしてたら、じゃあその歳まで頑張ろうかな、と素敵な笑顔で話してました。



自営業には定年はありません。

昔ほどではないですが、家族は子供から年寄りまで貴重な戦力だったりします。

他の企業から見たらブラックに見えるのかもしれませんね。

でも、仕事があるってある意味幸せで。

定年をして、余生をゆっくりのんびり、それが幸せの形に思えますが必ずしもそうではないと思います。


だって、定年を迎えた人たち、中に入ってとてもつまらなさそうにしている人が結構いますもん。


仕事も終わり、趣味や家庭の事など沢山出来るはずなのに、不思議ですよね。


片や、定年なく毎日アイロン握ってるお母さん。

大変だ、と言いつつも、その笑顔を見ると、幸せなんだな、と思います。


仕事ができるって、自分が必要とされている証でもあるので、幸せを感じるんじゃないですかね?

お母さん、無理せず頑張って欲しいな。


自分もその歳まで頑張らなきゃなあと思います。

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