片付けを考える。
そんな年頃なんですかね、親が倒れた、亡くなった、と言う話をよく聞くようになりました。
皆さん、あまり口にしないだけで、色々と苦労されている。
家族の中で1人入院をすれば、いろんな事が起きるわけで。
今までの日常とは全く変わってきます。
また、亡くなられると、その後のことで色々と大変だ、と言うお話もたくさん聞いています。
今は終活だ、といろんな準備をされている人もいると思いますが、それでも残されたものがやる事は沢山あって。
役所の手続きなんかはとても大変。
同じ地域に住んでいればまだいいのですが、離れて暮らしていると半年から一年くらい、手続きの処理のために通わないといけない事もあります。
クリーニング屋さんでも終活をされている方がいらっしゃいまして。
その方の悩みは薬品の処理でした。
自分の代でクリーニング屋をやめる、それは決めているそうです。
で、やめて片付けてからこの世を去るなら問題はないのだけど、もしやめる前に何かあったら、色々と大変だ、と話しているんですよね。
機械類の処理は、まあ解体屋さんに頼めばなんとかなるでしょう。
でも、洗剤や染み抜き剤などの薬品は、簡単には捨てられません。
どこが扱ってくれるのか?お子さん達には全くわからないだろう、と考えているようです。
似たような話はお客さんからも聞いていて、農家をやっていたお父さんが亡くなられて、農薬をどうやって捨てればいいのか?わからなかったそうです。
親の終活と共に、僕らの世代は残された物をどう片付けるか?というのも考えていかなきゃいけなくなりそうです。
今までは、継ぐという事が当たり前だったから、捨てるというよりはそのまま引き継ぐだったんでしょうね。
でも、今の時代、継がずに別の事をしている人もたくさんいるわけで。
改めて、捨てる、処分する、という事を真剣に考える時期だと思います。
ゴミも捨てづらくなってますからね。
そんな商売も出てくるかな?
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