溶ける糸。
昨日の続きのような話。(笑)
お湯で洗うと糸が溶ける、そんなタウンが発売されるんだそうで。
ダウンを廃棄するときに、服を解いて、中のダウンを取り出すのに通常だと7時間もかかるとか。
それを、お湯で洗う事で、糸が溶け、簡単に中のダウンを取り出せるらしいんですね。
羽毛の再利用が出来てエコロジーらしいです。
さて、お湯で洗うと溶ける、と聞くと、またまたクリーニング出来るのかな?と考えてしまいます。(笑)
70度のお湯で溶けるらしいんですよね。
じゃあ、70度まで上げなければ洗えるじゃないか、と思いますよね?
はたしてそうなのかな?
普通に考えれば、70度で完全に溶けて、それまでは緩やかに溶けていくんじゃないか、と思うんですよね。
すると、何度か洗っているうちに強度が弱くなるんじゃないか、と思うんです。
また、家庭での洗濯は水ですが、クリーニング屋さんの水洗いはお湯で洗います。
70度で洗うことは普通はないんですけど、注意表示に気付かないクリーニング屋さんが高温で洗う可能性も出て来そう。
このダウンの洗う限界はどこだろう?
その限界さえ見極められれば、安全に洗う事が出来るはずなんです。
どのくらい市場に投入されるのか、僕らの手元にクリーニングとして出てくるのはいつなのか、とても気になります。
いろんな商品が出てくるので、アンテナを立てて情報を集めておかないといけません。
その集めた情報が活きてくるまで数年かかるんです。
なぜなら、お客さんが買って、クリーニングに出すまでにタイムラグがあるから。
その時に慌てないように、日々情報収集は欠かせません。
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