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ドライクリーニングのにおいがしちゃダメ!

メルカリでクリーニングの話が出ています、と先日書きました。



その中で、クリーニング屋さんに出した証というか証明みたいなものの話になってて、そういう所でクリーニング屋さんに出したと判断しているんだな、と思う事がありました。



丁寧な人は、クリーニング屋さんに出した時についてくるタグの写真を出品する時に付けるそうです。

また、タグはつけっぱなしで相手に発送もするんだとか。


逆にクリーニングをしていない、と思う時はこのタグが付いてない、写真もない、さらにはクリーニングを利用した領収書もない、とそういう所で判断をしているようです。



もう一つ、気になったのが、クリーニングに出した時の匂いがないから、クリーニングをしていない、という書き込みがあった事。


ドライクリーニングをすると、石油のような匂いがするので、それがしていないからクリーニングに出してないと思う、と書いてありました。


実は、このクリーニングした後の匂い、世間一般ではするのが普通になってしまっているようですが、それって本当はおかしいですからね。

いつから匂いがするのが当たり前になってしまったのか?不思議なんですが、本来、クリーニングから返ってきて、石油のようなにおいがしてはいけないんです。


それは、乾燥不足、というやつで、きちんとクリーニングをされてないという事になります。


もし、クリーニングから返ってきた服から石油のようなにおいがしていたら、もう一度クリーニング屋さんに持っていって確かめてもらいましょう。


その理由にはこんなのがあります。




一つは、ドライクリーニングの乾燥不足なら、家庭では難しいから。

この場合は、クリーニング屋さんで再度乾燥をしてもらうのが一番です。

自宅で袋を外して、干す、なんてしてはいけませんよ。

その石油のような匂いはあまり体に良くないんです。

だから、自宅で干してはダメ。

必ずクリーニング屋さんに持っていってやってもらいましょう。



もう一つ、石油の匂いと思っていたけど本当は違う匂いのケースがあります。

お客様はドライクリーニングの洗浄剤の匂いを知らないので、何か匂いがすると石油のような匂い、と表現しがち。

でも、ニオイの原因は他にもあるので、クリーニング屋さんに持ち込んで確認してもらう方が確実なんですよ。


ドライクリーニングの洗浄剤の匂いかもしれないし、汚れの匂いかもしれないし、別の匂いかもしれない。

原因が違えば、対処法も変わってくるので。



クリーニングに出したら当たり前のようににおいがついてくる、と思ってる人がかなりいる事に驚きを隠せません。

20年前なら、それって大きなトラブルですからね。

クリーニング屋さんがしてはいけないことの一つだったものが、いつの間にが当たり前になり、お客様もそれを甘んじて受け入れてしまっている現実に驚いています。


クリーニングの包装はお店の中での埃除けだから帰ったら外してくださいね、というのも、この洗浄剤が残っていた時の予防線だとしたら間違ってますね。



きちんと乾燥をしてからお客様に返さなきゃ。



乾燥不足が起こる事自体、あってはいけない事です。

そんな事が頻繁に起こるクリーニング屋さんは利用者ダメですよ。



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