クリーニングから返って来て、なんかおかしいな?と思ったらまずやる事は?
クリーニングのご相談を受けることが多いんですね。
こうしてブログで書いていると、似たような話があるのか、質問が結構やってきます。
半分くらいはどこかのクリーニング屋さんに出したら変になったので、やってもらえないか?と言うもの。
こう言う時は、直ぐにお受けはしません。
なぜなら、もしおかしくなった理由がクリーニング屋さんにあった時は、そのクリーニング屋さんが補償をしなければいけないから。
もし、うちで何かしらの作業をしてしまったら、もう前のクリーニング屋さんに補償は求められません。
なので、僕らがやる前に、前のクリーニング屋さんに聞いてみてもらうようにしています。
聞く内容はこんな感じで。
クリーニングから返ってきたら、風合いがおかしくなったと思うんですけど、見てもらえますか?
なぜハッキリと聞いてもらわないか?と言うと、本当におかしいのか?お客さんの方の勘違いなのか、分からないからです。
本当におかしいケースもあるし、お客様の勘違いもあります。
クリーニング屋さんが見れば、大抵はわかる。
微妙な変化の場合は、経時劣化ということも考えられます。
また、ハッキリとわかるほどの変化なら、クリーニング屋さんは真摯に応えなければいけません。
どちらにせよ、一度確認の意味も込めて、クリーニング屋さんに見てもらうことは大事なんです。
これはぼくが個人的に思うことかもしれないんですけどね。
もし、クリーニングで問題があったとしたら。
クリーニング屋さんは真摯に対応をしなければいけない、その責任があると思ってます。
お金をいただいてますからね。
と同時に、直すチャンスを与えてあげる必要がある、とも思っています。
例えば、洗い直しで直るものもある。
アイロンをかけ直す事で直るものもある。
やり直せばリカバリー出来るなら、そのチャンスをクリーニング屋さんにもあげなきゃいけないよな、と思うんです。
人間がやる事ですから、完璧を目指していてもミスはあると思います。
そのミスを責め立てる事は後でも出来る、その前にミスをリカバリーするチャンスを与えるのって健全な世の中の証だと思います。
もし、クリーニングから返って来て、変だな?と思ったら。
まずは、そのクリーニング屋さんへ相談。
そして、やり直しをしてもらいましょう。
まずはそこからですよ。
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