やってみて初めて分かる事。
母が帰ってきてちょうど1週間が経ちました。
この間、時折店に降りて、カウンターで店番をしたり。
すると、母を見つけたお客さんが寄って下さったり。
皆さん、何かしら事情があるようで、最後の方はお互い頑張ろうね!とまるで戦友のような挨拶をして帰っていきます。
やってみないとわからない事は沢山ありますね。
車椅子が通れる幅の道を開けたはずなのに通りづらかったり。
下に引いてるカーペットが思いの外抵抗になっていたり。
特に、階段下と、階段の上、昇降機の乗り降りのスペースがないので、どこに置くのがベストか?常に試行錯誤をしています。
これは車の駐車と同じかもしれませんね。
これ!と言うのが決まったら後は楽になるんでしょうけど、それまでは的確な位置を探しまくるしかないんでしょう。
必要なモノを揃えたつもりでも、やはり生活をしていくと不便なところが出てきて。
特に、深夜のトイレの対応に苦労しますね。
うちは人数だけは多いので、誰かしら対応してるから負担も少ないですが、これがワンオペでやっていたら…、やはり心がやられていくんだと思います。
一つ一つの介助は別に問題ないんですよ。
トイレも、昇降機の乗り降りも、頼まれた事をするのも。
それ自体は大した事はなく、ストレスなく出来ます。
でも、一番問題なのは、気を抜けない事、なんですね。
データを取っていればある程度のトイレの時間は読めますが、それでも人間のする事ですから誤差が出るわけで。
先日も、深夜1時くらいにトイレかな、と起きて待ってたら朝5時までトイレに起きなかったり。
寝起きでコケて怪我されたら大変だから、介助はしたい。
でも、いつ起きるか?とまってて、寝てしまって万が一気づかなかったらと思うと寝ることも出来ない。
薄い緊張感、とても言いましょうか、これが疲れていく原因なんだな、とわかりますね。
やってみて分かること、これから沢山出てくるんでしょう。
でも、多分うちの介助は楽なんです。
他の人に比べたら絶対楽。
介助は必要ですが、本人が指示を出せるのでそれに合わせてやればいいし、何よりも本人が自分でやろうと頑張ってくれている。
僕のばあさんも入院している時はそう言う人だったと聞いているので、親子揃って同じ事をしているのかもしれませんね。
そして、子供たちが献身的に介助をしてくれる事も大きい。
母の近くにいることも増えましたし、何かをする時には一緒にやってたりするし、介助も率先してやってくれてるし。
側から見ても、母は幸せだと思いますよ。
だって、孫がこんなにもやってくれるんだもの。
これから先はわかりませんけどね。
1週間ではわからない大変なことが起きるのかもしれないし。
介助をやってみて分かること、これからもっとあるんだろうなぁ。
クリーニング屋の立場から何かできることもあるのかもしれませんね。
この経験から、何か手助けできる事を見つけられるといいなあ。
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