みんなネガティヴ。
ぼくね、思うんですけど、基本的に人ってネガティブなんじゃないかな、と思うんですよ。
自分は嫌われているとか、自分は少数派だ、とかそんな風に感じてる人って案外多いんじゃないかな、と思うんですよね。
あのイチローですら、大リーグへ移籍するときに、批判の声が沢山あった、と話してる。
あの当時の事はハッキリと覚えてて、イチローすげえ、どこまで通用するかな?とワクワクして応援をしていたんですよね。
そんな批判的な意見は見なかったと思うんだけど、本人には批判の意見の方が強く届いてしまっているのかもしれません。
あれだけ活躍して、みんなから愛されて、応援されていたイチローですら、ネガティブな感情を強く持つんだなあと思うと不思議なものですよね。
で、今日の話はここから。
とあるブログを見つけたんですね。
アパレルの人で、服のメンテナンスについて書いてました。
内容は…、アパレルさんにありがちな間違った情報ばかりだったんですけどね。
服を売るのが仕事ですから、メンテナンスのことをきちんと知っているわけではないから、ある程度は仕方がない。
自己流のやり方でやっているから、当然服も傷むんですよね。
でも、それが扱い方の間違いで傷んだのか、服の寿命で傷んだのか、わからない。
分からないから、こんな表現をするんです。
服の変化を楽しんでもらいたい、と。
たしかに、変化を楽しむ服、というのはあるんですが、傷むのを変化を楽しむとは言わない。
正しい服のメンテナンスをしていれば、そんな大きな変化は起こるはずはないんです。
きちんと作られた製品は、おかしくなりませんからね。
洗って服がおかしくなったとしたら、それは洗い方が悪かったか、製品が悪かったか、のどちらかです。
で、この方のお話を読んでいると、不思議に思うところが出てくるんですよね。
こう書いてるんです。
ぼくの周りで、自分で洗わないでクリーニングに出す人が増えている、と。
…、そうなんですか?
本当ですか?
要約するとこんな感じなんですが、自分で洗った方が長持ちするしいいのに、クリーニング屋さんに出す人が増えていて悲しい、と。
洗えるよ、と教えてもクリーニングに出す人がいるんだよねえ、って。
人はどうしてもネガティヴに考えてしまいがちです。(笑)
もし、これが本当ならクリーニング屋さんの方が喜んでいる状態なんですよね。
でも、今、クリーニング屋さんは例年にないほどクリーニングが集まらないと、話が出ています。
クリーニング離れ、という言葉も出てくるくらいに。
クリーニング屋さんもネガティヴ。(笑)
自分だけダメなんだ、と思ってしまうんですよねえ
新型コロナウィルスのせいなのか、街中も人が少なくなっているように思います。
また、在宅ワークも増えているようで、ワイシャツなどはたしかに減っていますよね。
今年はオリンピックもあるし、現在の状況を考えてみても仕方がないと思うのですが…。
アパレルの人のブログを読んでてね、アパレルの人も自分は認められてないと必死なんだなあと思った次第です。
自分はダメだ、周りはいい、そんな風に考えてもいいことなんてないんですけどね。
人と比較しても始まらないし、何より大事な事は自分たちの目の前にありますからね。
できる事を、一つ一つ、コツコツと。
ネガティヴな心に負けちゃダメです。
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