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2代目の悩み。

僕はクリーニング屋さんの2代目になります。

初代はうちの父。


僕の周りの友達もほぼ全員が2代目。

稀に3代目という人がいます。

初代、創業者という人は同年代には1人もいません。


僕はギリギリ創業者の人とも話す機会がありましたけど、人によっては2代目以外あったことないクリーニング屋さんもいるかもしれません。


なんで2代目ばかりなのか。



答えは簡単です。

クリーニング屋さんは今から始めるのはとても大変だから。

ほぼ不可能と言ってもいいでしょうね。



なぜ大変か?というと、クリーニングの工場を建てるところがないからなんですね。

クリーニング屋さんは工場扱いですので、住宅地や商業地には建てられません。

受付だけのクリーニング屋さんは出せますが、工場併設のクリーニング屋さんは今はほぼ無理なんですね。


これは個人店でも同じなんです。


法律の問題なんですが、要は昔の状況に照らし合わせて作られた法律なので現代とは少し乖離しているから。

昔は大きな工場でしか使わなかったような機械も、今は小さなクリーニング屋さんでも当たり前に使うようになってるんですが、それが工場扱いになってしまうんですね。

新規出店が出来ないので、必然的に親がクリーニング屋をやっている人しか残らなくなり、2代目ばかりになっている、と言うことなんです。



さて、つい先ほどまで友達と電話で話をしていました。

彼も2代目で僕より年下の子です。

積もる話はあったんですが、なぜか今日は2代目トークになりまして。(笑)


この言い方、女子トークみたいだな。(笑)



2代目あるあるの苦労を話していたんですよね。

周りの2代目の子たちもみんな言われていましたが、とにかく2代目は責められるんですよ。


表に立ってやってるように見えないらしく、やる気がないだのもっと主張しろだの言われます。

これ、どこも同じ。

初代の人たちと話をしていると、やはり2代目に嘆いている人がとても多いんですよね。


いろいろ言われている2代目の人たちですが、彼らには彼らの言い分があって。



船頭が多かったら船が進まんだろう?と。



初代がやりたいようにやって、2代目の自分もやりたいようにやってたら仕事なんて進みません。

お店はトータルして回して行かなければいけませんから、方向性をもって仕事を進めて行かなければいけない。

すると、目に見えない大事な仕事とかも出てくるわけですね。



それはサポート。



これ、かなり大事なんですよ。

あれやりたい、これやりたい、みんな各々主張はあれど、それをやるには1人では当然出来なくて。

その仕事を円滑に進めるためにサポートが必要になってくるわけですよ。


で、2代目の人たちは、子どもという立場もあり、サポート役をやることがとても多いんですね。

それも言われてやるのではなく、そっとサポートをしている人たちが多い。


クリーニング屋さんは職人ですからね、言われてサポートするようだと怒られるわけです。(笑)

だから、言われる前にスムーズに仕事が進むようにサポートをしていく。


なんて話を友達と話しながら、そうなんだよね、でも気付いてくれないし評価もしない。

腹立つわー、なんて話したり。(笑)



こうして愚痴を言いながらガス抜きをしているんでしょう。



いつかは世代交代もします。

交代の仕方、その後の事など、色んなことを考えているなあ、と話をしていて感じました。

初代と二代目と言いながら、親子でもありますからね。

仕事の終わりが関係の終わりではないので、色々と考えているんでしょうね。


2代目の悩み。

悩んでいるうちがいいのかもしれませんね。

周りの二代目もどんどん代替わりをしていますから。

彼ももうすぐだろうな。

それまで、がんばろうぜ。


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