パンツの線は別料金???
昨日の話の続きです。
僕の知らないクリーニングがあるようで。
先日、友達に言われて驚いた話が実はもう一つあったんですよね。
それはこんな話でした。
スーツのパンツに線を入れて欲しい。
こんなお願いをされたんです。
僕らクリーニング屋さんは、線のついているものは線をつけて返しています。
洗っても線が付いていたか?はわかるので、それに沿って同じように線をつけるんです。
なんで友達がそんな話をしたのか?というと、こう言うんですよ。
よそのクリーニング屋さんだと、パンツに線を入れるのは別料金だからね?
それ、常識だから。
こう言うわけですよ。
もう、驚いちゃって。
線のついてたパンツに線をつけるのは当たり前、そう思っていたのに、ほかのクリーニング屋さんでは別料金が当たり前だ、と言われてしまった。
もうね、自分の中の常識がガタガタと崩れていきます。
きっとそのクリーニング屋さんには別料金にしなければいけない、何かしらの理由があるんでしょうね。
…、思い当たらない。
なんで別料金にしなければいけないのか?全くわからない。
謎です。
そもそもですね、クリーニングって原型のまま洗う、と言う大前提があるんですよ。
元の形のまま洗う、それはつまり線が付いてれば線をつけてお返しするのが基本だと思うんです。
線をつけるのが有料なら、基本的なクリーニングは線をつけない、いやアイロンをかけないのが基本的なクリーニングと言うことになってしまいます。
…、いいのか、それで?
それはクリーニングなのか?
作業が細分化されて、細かく料金設定をされるようになる、そんな時代がもしかしたらくるのかな?とか考えてみたり。
メリットも確かにあると思うんですよね。
必要な作業だけして貰えばいいので、アイロンのいらない人は洗いざらしで頼めるし、染み抜きも気にならないからと落とさなくていい、と言う人も出てくるかもしれません。
クリーニングに出すハードルが一気に低くなるわけですよ。
大事な服でなくても、気軽に頼めるようになるのかもしれません。
反対にデメリットは、総合的に高くなることがある。
作業ひとつ一つに値段をつけると、結果的に全部やるとなると高くなるんです。
普通にクリーニングをしてもらっていたらそんな値段にならなかったのに、と言うことが起きてしまうことも考えられます。
大手チェーン店での話らしい。
もしかするとこれが他のクリーニング屋さんにも広まっていく可能性もあるのかもしれませんね。
うちは全部込み込みの料金です!
そんな広告がクリーニング屋さんのチラシに載るときもそう遠くなかったりして。
クリーニングの世界も色々と変わっているのだな、と気付かされた話でした。
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