クリーニング屋さんへの伝え方。
たまに言われることがあるんですよね。
しっかりとクリーニングをしてください!
汗をたくさんかいたからとか、汚れているからとか、いろんな理由からなんでしょうけど、とにかくガッツリと、しっかりと、きつめにクリーニングをしてください、という方がたまにいます。
ステーキじゃないんだから。(笑)
よく焼いてください、なんていうわけにはいかないですよね、クリーニングは。
ステーキ屋さんからしても、よく焼いてください、と言われてもただ焼き続けているわけではないと思うんですよね。
当然クリーニングも同じで、例えば、洗っている時間を長くすればいい、というわけでもないんですよね。
この辺を誤解している方が結構いらっしゃると思うんですよ。
だから、自宅での洗濯でも、洗剤をたくさん入れてみたり、いつもよりも長く洗ってみたり、一日中漬け込んでみたりするんだと思います。
長くやることがいいことだと思っている証拠だと思います。
それね、間違ってるんですよ。
長くやる事で汚れが落ちるわけではないんです。
逆に汚れることもあるんですよね。
また、洗剤をたくさん入れても汚れ落ちが良くなるわけでもなくて、逆に落ちなくなることもあるんです。
しっかり洗ってください、ガッツリと洗ってください、という本当の目的はなんでしょう?
長時間洗う事でも、洗剤をたくさん入れて洗う事でもないですよね。
汚れを落として欲しい、という事だと思います。
もしそうだとしたら、洗い方を伝えるよりも、クリーニング屋さんにはこう伝えた方がいいと思います。
汗をたくさんかいたのでお願いします、と。
これだけでクリーニング屋さんはどういう風に洗うのが適切か?わかるんです。
特に汗は目に見えませんから、お客さんから汗の汚れがたくさんついている、と情報をもらえば、それに合わせた洗い方を選びます。
変な指示を出してしまうと、かえってクリーニング屋さんが混乱しかねないと思うんですよね。
本当に長く洗っておかしくなってもクリーニング屋さんの責任じゃないよ、と言われてしまいますからね。
クリーニング屋さんへの伝え方は結構大事ですよ。
上手に伝えると、的確に綺麗にしてくれます。
工夫して伝えてみてくださいね。
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