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洗剤の残留はいけません。

服のお手入れや洗えないもののお手入れ方法を紹介している人がいます。

割と見かけるもので、気になるなあ、と思う事が、薄めた洗剤をタオルに染み込ませ、絞ってから拭く、と言うもの。


で、そのまんまなので、それいいのかなあ?と心配になるんですよ。



洗剤が残ると困ることが起こります。



例えば、服の場合、黄色く変色する事がある。

これは石鹸をお使いの人にありがちなんですけどね、石鹸って溶けにくいのです、すすぎもしにくいんです。

お湯を使って溶かして洗ったのに、すすぎ切らずに石鹸が残留をしてそのうち服が黄色くなってくる。


汚れが落ちてないからだ!と思う人もいるんですけど、石鹸の残留は結構あります。



また、先日、テレビの天気予報の中で、傘のお手入れとして薄めた洗剤を染み込ませたタオルで拭く、と言うのをやっていました。

でも、そのあとはなにもしない。

これ、まずいんですよね。

と言うのも、この状態は洗剤が傘についている状態。

洗剤は濡れやすくさせる効果があるんです。

傘にそんな効果をつけちゃったら、傘の撥水効果がなくなっちゃうんですよ。

だから本来なら、洗剤を拭き取らなければいけないんですね。


汚れを取るために洗剤は必要なんですが、汚れを取ったら、今度は洗剤を拭き取らなければいけません。



先ほどの石鹸の話も、石鹸を残留させているのはよくない。

なので、一工夫が必要になります。


それは、1回目のすすぎを、洗う時の温度と同じにする事。

お湯で溶かしていたら、1回目のすすぎも同じ温度のお湯で濯ぐんです。

そうすると石鹸の成分がよく濯がれるようになります。


これ、石鹸で洗う時はかなり大事ですよ。



洗剤の残留は気をつけましょうね。

特にこれからの梅雨時は、物によっては撥水性を失わせてしまいます。

気をつけてくださいね。

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