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柔軟剤は洗剤と相性が悪いんですよ。

洗濯王子こと中村くんのTwitterが流れて来ました。


内容は、柔軟剤を入れるタイミングについて。



どうも一般の方で柔軟剤を入れるタイミングがわからない人がいるらしいんですね。

それで改めて、中村くんがいつ柔軟剤を入れるのか?つぶやいてたんです。



みんな、知らなかった!とか洗濯機の説明書に書いている、とか言ってて面白いなあ、と見てたんですよね。

クリーニング屋の僕らには当たり前だけど、普通の人からすれば、柔軟剤ひとつとってもいつ入れていいか?わからないもんなんだな、と。


中村くんのツイートは少し独特です。(笑)

空気感というかそういうものがたまにあります。



こんなつぶやきをしてたんですよね。



三回すすぎなら3回目に柔軟剤を。

二回すすぎなら2回目に柔軟剤を。


では、一回すすぎなら。

僕なら柔軟剤を入れない。



まあそりゃそうだよな、と僕らは思うわけです。

これにはきちんとした理由があります。

でも、普通の人がこれを読むとどう解釈するのか?面白い反応があったんですよね。



これに対する返信でこんなのがありました。



それって、すすぎが多くなると硬くなったり静電気が発生するからですか?



なるほど。

そう考えちゃうのか。


これに中村くんはいつ入れるのか?知らない人が多いのと、柔軟剤は繊維に残すもの、ということを知らない人が多い、と答えているんですが



王子!

それ、答えになってないからな。

先輩ヅラをさせてもらいます。m(_ _)m



一般の方に多いのは、服を洗うと傷む、硬くなる、というイメージです。

だから、柔軟剤を入れて柔らかくする、というイメージなんだと思います。



ここで誤解があったんでしょうが、すすぎの回数がなぜ一回の時には柔軟剤を入れないのか?

回数が少ないから必要ないと捉えてしまったんでしょうね。



違うんですよ。

洗剤の成分と柔軟剤の成分は合わないんです。

かち合ってしまうので、効果が出なくなってしまうんですよ。



基本的なことを書きます。



すすぎって何をしているか?というと、洗剤成分を洗い流しているんですよね。

3回濯ぐとほぼ洗剤成分はすすぎ切れる、という研究結果が出ているので基本3回濯ぎを皆さんしています。


しかし、濯ぎしやすい洗剤が開発されて2回で済むもの、1回で済むものと出て来ました。


柔軟剤を入れるタイミングは繊維に残さなければいけないからすすぎの最後に入れるのですが、その時に洗剤の残留があってはいけないんですよ。

つまり、本当は、最後のすすぎではなく、すすぎが終わって、洗剤成分の残ってない衣類に新たに柔軟剤をつける、が正しいんです。


すすぎが2回や3回の時は、洗剤成分がほぼなくなっているであろう、という事で最後のすすぎに柔軟剤を投与できます。


では、一回すすぎだとどうなるか?


そのすすぎには洗剤成分が出ていますよね?

そこに柔軟剤を投与したら効果でなくなっちゃいます

だから、一回すすぎではそこに柔軟剤を使うことはないんです。

もし、一回すすぎの洗剤を使ってて柔軟剤を使うなら、もう一度すすぎの設定をして、そこに柔軟剤を入れます。


王子、これであってるよな?



皆さんね、服が傷むということに引っ張られすぎなんです。

傷まないように、と丁寧に扱いすぎて汚れが落ちてなかったり、逆にどんどん汚れていったり。


もう何年も傷むという言葉を聞いてますが、その現象を僕らの方でなかなか把握できません。


なぜなら、傷むと思っているものがそうでないことの方が多いから。


傷んでいるんではないか?というイメージで不安になって騒ぐ人はたくさんいます。

でも、見させてもらったら、たんにしわがついてるだけとか。

アイロンかければ全てが直ってしまうんですけどね。


そういうの、すごく多いです。



王子、服が傷むと不安になっている人も救わなければいけないんじゃないか?

それも洗濯家としての君の使命だと思う。


期待してるんだから。

がんばってくれ。


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