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すすぎの意味。

先日、洗たく王子のつぶやきがバズってましたが、あれ?と思うことがあったので今日はその話を書いてみようと思います。



服が黒ずむ原因が、まるですすぎの回数が足りないから、みたいに思っている人がいるみたい。


ちょっと違うんですよ。



まず、王子の話を整理しましょう。


すすぎの回数の話は柔軟剤の投入の話とリンクしています。

濯ぎ3回なら3回目に柔軟剤を入れる。

濯ぎ2回なら2回目にいれる。

濯ぎ一回なら柔軟剤は入れない。


なぜ一回だと入れないか?というと、すすぎというのは洗剤の成分を洗い流すためのものなので、そこに柔軟剤を入れるとすすぎに流れ出た洗剤の成分と柔軟剤の成分がかち合ってしまうため効果が出ないから。

また、ともすれば、柔軟剤が汚れを吸い取り、服について黒ずみの原因になるから、と言うものでした。


ここでなぜか、洗ってるうちに服が黒ずむのはすすぎが足りないから、ドラム型だから、と解釈する人たちが出て来てしまいました。

よく読んでもらうとわかるんですが、すすぎの回数が少ないから黒ずむのではなく、汚れを吸い取ったり柔軟剤が付着するから黒ずむ可能性がある、という話ですね。 


実は、柔軟剤と洗剤ってほぼ同じなんですよ。

どちらも界面活性剤なんですね。

電気的に違うので洗剤として効果のあるものと、柔軟剤として効果のあるものに分かれています。


で、界面活性剤は汚れを吸い取る性質があるんです。

僕らはこれを、汚れを抱く、と言うんですが、通常、洗剤なら落ちた汚れを洗剤が抱き、服に戻らないようにしてくれています。


普通に柔軟剤を使っていれば、汚れてないすすぎの水の中で使うので、服に汚れがつくことはありません。

しかし、一回すすぎで柔軟剤をやると、すすぎ液の中の汚れを柔軟剤が抱いてしまいます。

それが服につくので黒ずむ、と言うことなんですね。



さてさて、今日はもう一つ説明をしてみようと思います。



すすぎの回数が少ないから黒ずむのか、と言うコメントがたくさん見受けられました。



すすぎの回数が少なくなるとどうなるのか?


黒ずむんではないんですよね。

黄色くなっていく可能性が出てくるんです。


なぜか?


すすぎが少ないと、洗剤が残留する可能性があります。

洗剤が残ると黄ばんでいくんです。

黒ずむのとはちょっと違うんですね。


すすぎが大切な理由は、洗剤を残さないように洗い流すためです。

もちろん、すすいでいる最中にも汚れは落ちていきますが、主な理由は洗剤を取り除くため。

そのために必要な回数はきちんとやった方がいいんですよね。



洗濯の説明って実はとても難しいです。

僕らからすれば当たり前のことでも、一般の方にとっては、わからない。

すると、きちんと細かく説明をしていかないと、違う方向で理解されてしまうことがあります。


洗濯の仕組みを理解すると、洗い方が変わり、どうやってお手入れをすればいいか?も分かるようになります。


これは自分で洗うのがいいか?

クリーニングに出すのがいいか?

その判断もつくようになります。

正しく知ることは大事ですよね。

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