柔軟剤の匂いを考える。
洗濯王子こと中村くんがTwitterをしているのですが、そこでこんな話が出ていました。
とある人からのリプライだったんですけどね、こんな問題提起をされてたんですね。
香害の事も話して欲しい。
洗濯って綺麗にする事が目的なのですが、洗濯でも問題がいくつか起きる事があります。
その問題の一つが、香害。
似たようなものの中に、化学物質過敏症というものもあります。
どちらも洗濯をした時に起きるもので、なんでもない人にはわからない事でも、当事者からすると本当に困っているんです。
さて、香害ですが、これ、実は最近のものなんですよね。
昔は香害なんて聞いたことありませんでした。
香害は柔軟剤に含まれている匂いが原因だと思うんですよね。
昔はそこまで芳香性の強い柔軟剤はなかったと思うのですが、海外の柔軟剤が入ってきて、それにかなり強い匂いが付いていまして。
電車に乗ったりすると、あの柔軟剤の匂いだ、とはっきりわかるほどぷんぷん匂いがしたんです。
一種類ならそこまでじゃなかったかもしれません。
その柔軟剤の匂いはいろんな種類があり、それらが混ざり合って、匂いがきつい、と思う人が出てきているようなんですね。
実はこの香害、クリーニング屋さんはピンと来ないんですよ。
それには理由があるんです。
それは、基本的にクリーニングは汚れを落とすものであって、匂いなどをつけて返すのは良くないと思っているから。
クリーニングから返ってきたら無臭が理想なんです。
だから、クリーニング屋さんの頭の中には、洗った衣類がそんなにぷんぷん匂うなんて想像できないんですよね。
もし、匂いがすると言われたら、汚れが残ってたのか?と洗い方や他の事を考え始めます。
なので、香害がある、と言われた時にすぐさまピンと来たクリーニング屋さんは少なかったと思います。
で、ここからが本題。
洗濯に匂いが必要か?という問題ですが、本来ならいらないんです。
きちんと洗えて汚れが落とせれば、匂いをつける必要はない。
そんな強烈に香料をつける必要はないと思います。
柔軟剤に頼ってる今の洗濯方法にも問題がありますよね。
柔軟剤という名前に惑わされている、というか…。
柔らかくなるというよりは、滑らせてる、というイメージなんだけどな。
洗ったら固くなる、だから、柔軟剤で柔らかく、というのは、そもそもその洗濯方法が間違っているから。
洗い方を変える発想になってもいいと思います。
メーカーさんも、匂いに頼らない洗剤や柔軟剤をもっと販売してもいいと思いますね。
匂いは確かに効果的な部分もあります。
上手にメーカーさんから提案をしてくれるといいなあと思いますね。
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