コロナ重症病棟の番組を見て。
土曜日、配達から帰ってきて遅めの昼食を取りながらテレビを見ていました。
すると、コロナに対応するお医者さん達を特集した番組をやってたんです。
コロナの話題は嫌と言うほど見てきています。
とは言え、それはテキストベースのものばかり。
人工呼吸気をつける、とか、エクモという機械をつける、とか、言葉は知っていましたが、実際の映像を見たのは初めてでした。
まあ、すごい衝撃ですよね。
症状の重い患者さん達、とにかく一生懸命な先生や看護婦さん達。
言葉では簡単に交換する、つける、と書いてありますが、実際はもっと深刻なこともここで知りました。
日本の医療の水準の高さも知る事ができました。
何より、特効薬がない、治療法がないという中、症状を見ながら一つ一つ対処していくのは本当に大変だと思う。
先生達が、カフェイン剤を飲んでいるのも衝撃的でした。
動画を見てて不思議に思った事が一つありました。
それはマスクを外した時のこと。
患者さんの治療を終えた後に、マスクを外したんです。
そのまま捨てるのかと思いきや、大きな封筒を取り出してマスクをそこに入れたんですね。
で、よくみると、マスクの入ったたくさんの封筒がそこに積まれています。
コロナウイルスが付いているからそのまま捨てる事ができないからかな?と思ってたら違うんですよね。
マスクが足りないから、保存をして置いて、5日後にまた使うために管理しているのだ、と。
ウイルスはずっと生きているわけではなく、一定の時間の経過で不活化します。
感染力がなくなるんです。
で、マスクが足りないから、ウイルスの不活化を待ってまたマスクを使おうとしていたんですよね。
僕らもマスクがなくて大変でしたけど。医療の現場も大変だったんだな、とこれを見るだけでも感じます。
ウイルスは不活化するけど、他の汚れは?とか、そんなことを言っている場合ではなかったんでしょうね。
この番組を見ると改めて僕らが感染しないように気をつけなくちゃいけないな、と強く思います。
みなさん、もう少し頑張りましょうね。
1人の患者さんを見るだけでもあれだけ大変なんだもの。
なるべく負担はかけたくないもんな。
医療従事者の皆さんには本当に感謝しかないです。
| 固定リンク | 0
コメント