古傷?
歳をとると古傷が、なんて話をよくしますよね。
若かった頃はそんな話は微塵もせず、年上の人たちがやれ病気だの、体が痛いだの、何処の病院がいいだの、話を聞きながら大変だなあと他人事のように見ていました。
ここ最近、自分がよくその話をしましてね。(笑)
歳の近いお客さんもやはり似たような話になるので、これは年齢がそうさせるんだなあと思います。(笑)
歳を重ねるという事は経験も増えるという事で。
経験も増えるという事は怪我も多かったという事で。
40代はとにかく怪我に泣かされて来てました。
半年ほど和仕事のできないような怪我もありましたしね。
古傷なんでしょうねえ。
どうやら腱鞘炎になったようで。
腱鞘炎って手首だけじゃないんですよ。
指の関節もあるんです。
前に一度やった所をぶり返したようです。
クリーニング屋さん、腱鞘炎をやる人が結構います。
アイロンをもったり服を引っ張ったりするからだと思うんですよね。
今回僕は左手なんですけど、アイロンは右手を使うからおかしくない?と思われますが、左手はクリーニング屋さんにとって大事な手なんですよ。
アイロンかける時に、左手がなかったら綺麗にかけられないですもん。
アイロンが進む方向の先で生地を引っ張る役目をするので、常に力が入る場所でもあります。
服によっては洗うと縮む服があるんですよ。
それをそのまま仕上げるとキツくなるので、整形をしなければいけません。
だから、引っ張るんですね。
本来なら洗って縮んじゃいけないんですけどね。
縮まないように作らなきゃいけないんです、服って。
でも、縮む服がどうしても出て来ますから。
これはもう仕方ない。
腱鞘炎は何度かやっているので、これから先また経験するんだろうなあ。
ならないように体のメンテナンス、補助具など考えていかなきゃいけませんね。
お目は幸にして、腕のいい接骨院の先生を知っていますから安心ですけど。
まずは先生に見てもらいましょう。
日頃のメンテの相談もしなきゃなあ。
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