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リハビリの成果。

今年の1月から母の介護をしています。

約半年のリハビリを終え、自宅に戻って来ました。

リハビリの入院期間は病気の状況によって違います。

うちの母の場合は、最大半年でした。


正直な話、リハビリをやり切った!という人はほとんどいないと思います。

うちも同じ。

もう少し、もうちょっと体が動くようになってから退院させてもらいたい、とほとんどの人が思いながらも、決まりだからと不安を抱えながら退院していきます。


自宅に戻るとリハビリをしなくなりますしね。

どんどん動けなくなるので、みんな不安になるんです。


それでも、デイケアに行ったりしながらリハビリをやっていくとそれなりに効果が出て来ます。


うちで通っているデイケアの施設からコロナの感染の報告があり、別の施設に行き始めてから、新たに自宅にリハビリの先生を呼んでリハビリの回数を増やしたんですね。

すると、側から見てもわかるほど動きに改善が見えて来ました。


きちんとリハビリをするとやっぱり違うな、と思い始めた頃に、これなら出来るんじゃないか?と少し希望が出て来たんですね。


自宅のトイレを使う。


これ、諦めていたんですよ。

今、左半身が動かないので90度は体の向きを変えられるんですが、180度はできなかったんです。

うち、狭いですからどうしても180度向きを変えないと入ることができない。

これはもう仕方ない、と簡易トイレを使用して来たんです。


ところが、リハビリの先生を呼び、きちんと指導してもらったら180度の方向転換が出来そうだ、と。

それで、試しにとやってみたら、ベッドの前では回ることが出来る。

これならと、トイレに補助器具を試しに取り付けて見ることになり、やってみたら、なんとトイレに入ることが出来るようになりました。


最近、QOLという言葉を聞く機会があると思います。

クオリティオブライフ、生活の質の事ですね。

生活をする上で、いかに普通の生活を維持していくか、楽しみをみつけていくか、考えるようになりました。

トイレだけで考えれば、簡易トイレでも同じように用はたせます。

でも、きちんとしたトイレで用をたせるってとても嬉しい、と本人も話していました。

大事なことだったんだと思います。


介護ってとても大変です。

身体的な大変さもさる事ながら、精神的なものもかなりつらいと思います。

これ、どこも誰でも同じだと思うんですよね。

中々、みんな幸せ、楽しく、介護をしているところなんてないと思いますよ。


やってみて分かることがたくさんあります。

例えば、うちで言えば3世代で住んでいるので、人の数は足りているから楽でしょう?と思う人もいるかもしれません。

ねえ、そんな事は全然ないですよ、他の介護の現場、皆さんと同じような経験をしています。

揉めないうちなんてないですよ。


誰もが助けてあげたい、手伝ってあげたい、と心の中では思ってるんです。

でも、じゃあそれを受ける本人はどう感じるのか?はまた別の話で。

老化も相まって、家族のことが信用できなくて暴言を吐いたり、揉めたりするのは何処でもあります。

うちでも当然あります。

これ、家族だから起こる現象なのかもしれません。

無償って信じられないんでしょうね。

お金を払ってる方が本人もまだ心が楽なんだと思います。


みんなイヤイヤやってるんじゃないか、迷惑をかけているんじゃないか、そな風に思うらしいです。

でも、家族だからそんな風には思ってないんですよ。

逆にそんな風に疑われる事でこちらの心も削られていきます。


多分、全国で頑張っている人たちはたくさんいると思うんですよね。

頑張っちゃいけないのかもしれないけど。

心が削られないように、毎日を過ごしていきましょう。

なんとかなるさー。

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