次の機械は何にする?
仕事と並行して、電話がかかって来ます。
殆どがクリーニング屋さんの友達。
年内最後のご挨拶ですね。
今年は全国的にばらつきはありますが、コロナの影響を受けました。
年内最後の電話は、コロナの影響はどんな感じか、仕事の出はどんな感じか、これからの展望は、みたいな話が殆どです。
コロナの影響が一番出たのは東京のようで地方のクリーニング屋さんは売り上げが落ちているけど東京ほどではなかったみたい。
リモートワークをしているお客さんも東京とくらべると格段に少ないですしね。
話は来年以降の話になるんですが、みんな気にしているのはクリーニングにどのくらい品物が出るのか?という事と、機械の入れ替えについて、なんですね。
クリーニングは機械化されています。
どんな個人店でも機械が入っていて、そのおかげで仕事が出来ていると言っても過言ではありません。
ただ、機械といってもピンキリで。
ほぼ全自動のものから、半自動、プレスのみと、機械にも幅があるんです。
この機械の入れ替えを今後どうするか?話題に上がります。
全自動の機械は便利ですがやはり高い。
そして、クリーニング代でそれをペイしようとすると大量に品物が集まらないといけません。
もし、コロナ禍の今年のクリーニングの集まり方がスタンダードになるなら、今の機械設備は過剰になってしまうんですよ。
今はある機械を使っていればいいのですが、当然壊れれば入れ替えるわけです。
すると、機械の選定は仕事のやり方自体も変わるのでとても大事になります。
みんな話していたのは、プレスのみの機械の導入に踏み切るかも、というお話。
プレスだけしか出来ないので、細かいところは全て手作業になります。
すると、当然そのコストはクリーニング代に跳ね返る事になります。
今のクリーニング代は機械化された上で出せている金額で、手作業が増えたり、時間のかかる作業が増えると当然値段は上がると思うんですよね。
全自動よりも細かいところに気配りができるようになるので、品質も上がるのですが。
クリーニング屋さんもそこで悩むんですよね。
品質が上がったとしても、値段の上昇を受け入れてもらえるのか、と。
僕の周りはこの数年で機械を入れ替えているので、次の入れ替えまで10年以上ありますから、まだ余裕がありますが。
タイミングが今の人たちは悩んでいるだろうなあ。
昔のクリーニング屋さんみたいな感じが増えていくのか。
そんなことをみんなで話していました。
去年と年末とはガラリと方向性が変わりましたかね。
本当にコロナでガラリと世界が変わったなあ。
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