コロナ禍の今、経済を回すという事は?
緊急事態宣言の発令にみんな少し戸惑っているように思います。
ご存知のように、東京の感染者が群を抜いている。
1日2000人を越す日が連日起きています。
不要不急の外出をやめて、感染を抑えよう!
これがこれからの1番の目的なわけですね。
そのために、夜8時以降の外出はなるべく避けるようにと言うことと、お酒を提供する飲食店の時短営業を要請されました。
会食での感染が増えているからのようです。
しかし、今回2回目の緊急事態宣言。
僕らは1度目で学んだんですよね。
経済も回さないといけない。
リモートが増え、不要不急の外出も避け、その結果として経済が回らなくなり多くのお店が閉店してしまいました。
人気があるないに関わらず、強制的にお客さんが来なくなり、やめてしまったお店もかなりあります。
国もなんとかしようと持続化給付金という形で、前年よりも売り上げの大きく落ちたところに補助金を配りました。
また、特別定額給付金を国民に配り、消費を促そうとしました。
それだけコロナが経済に与える影響は大きかったんだと思います。
結構な金額が経済を回すために使われたと思うのに、なんで今だに大変な所があるのか。
僕はその使い方に少し疑問があります。
一時金として1人10万円もらいました。
生活費に回した人もいるだろうし、支払わなければいけないものに当てた人もいたと思います。
結構よく聞いた話で、普段買えないようなものを買おう、とか困っているところから取り寄せよう、というひとがちらほらいたんですね。
経済の停滞って色々あると思いますが、今回の経済の停滞って、消費をどこでするか?がポイントだと思うんですね。
コロナでいきなり普通の生活が変わってしまったんです。
いつも行く喫茶店に行かなくなり、お昼に寄っていた定食屋に行かなくなり、帰りにちょっと寄っていた飲み屋さんに行かなくなる。
食べ物屋さんだけじゃありません。
通勤の行き帰りで寄っていたタバコ屋に行かなくなり。
出かけることが減ったからと服も買わなくなり。
リモートが多くなったからクリーニングも使わなくなり。
つまり、今までの日常で普通に使っていた店が利用されなくなったことが、今の経済の停滞なんですよね。
会社で利用していたちょっといいレストランも、出張で利用していたホテルも、日常の延長なんです。
日常が日常でなくなってしまったために、経済が回らなくなってしまったんですね。
みんな色々工夫をしていました。
飲食店はテイクアウトを準備したり、通販を用意したり。
マスコミやネットでは、飲食店ばかり大変だと騒ぐので飲食店を助けよう!という動きも活発化しましたよね。
でも、そこには、普段利用していた売店や商店なども同じように困っていて、対策のしようがなかったところもあったと思うんですね。
2回目の緊急事態宣言を受けて。
自粛と経済を回す、という事は同時にこなさなければいけないのは間違いないと思います。
経済を回す、とはどういう事か。
もう一度考えてみましょう。
今止まっている経済はなんなのか?
一昨年まで普通に使っていたお店、商店を利用していかないと、本当の経済は回らないんじゃないでしょうか?
ちょっといい家電を買っても、普段買わないようなものを買っても、経済は回らないですよ。
こんな時でも儲かる商売がある、みたいな話になるだけで、本当に困っている人たちが助かる訳ではありません。
今までのような使い方はできなくても、どうせ買うのならいつものお店で、利用するならいつものお店で、そのちょっとした事が地域の経済を回していきます。
飲食店に食べにいけなくても。
いつものお店のテイクアウトを利用する事が大事になりますよね。
万全の対策をして。
ぜひ、いつも利用しているお店を助けてあげてください。
今経済を回すという事はそういう事だと思います。
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