アパレルの話を聞く。
最近、よくclubhouseを聴いています。
よく聞くのはアパレルの人たちの話。
知っているようで実はあまりよく知らないアパレルの話が聴けるので、仕事しながらよく聞くようにしているんです。
何度か部屋に入って聞いていましたが、そこで分かったのはアパレルと言っても全然違うんだな、という事。
日本のアパレルは分業制なのでいろんな仕事に分かれているんですが、それがはっきりとわかってきたんです。
デザインをする人がいれば、製造をする人もいる。
その製造も服ならなんでも作るわけではなくて、シャツを作る人、スーツを仕立てる人、プリーツを主に加工する人、色々います。
また販売する人もいます。
さらに今は、その販売の手助けをするような仕事をしている人たちもいます。
アパレルと一括りで話してしまいがちですが、やっている事で考え方にも微妙な違いがあってとても興味深いです。
どうしても立場の違いから、クリーニング業の僕らはアパレルのことを少しやっかんだ形で見てしまいます。
売りたいからすぐ壊れるものを作るんだろう?とか。
でも、話を聞いているとそんな簡単な話でもないことがわかってきました。
分業制であるが故に、誰が主体的に作っているか?があまり明確じゃないんですよね。
自分たちの仕事として、発注をされるからやる、でも総合的な判断は自分ではつかない、こんな感じなんですよ。
そして、今一番気にしているのが、サステナブル。
持続可能な世界、というのがこれからのトレンドになる、と彼らはみているみたいです。
サステナブルというのは簡単ですが、あまりにも広義で難しすぎるからどうやればいいのか?今はまだ手をつけられるような状態でもなさそう。
でも、生地屋さんとかは、サステナブルな再生可能な生地ですよ、と売り込みに来るとか。
縫製屋さんはそれをみて、これが本当にサステナブルなのか?と疑問を持ちながらも、注文が入れば黙って作る、と話してました。
デザインをして発注している人も、そんなにはっきりとサステナブルな商品をお客さんから要求されたことはない、と言いながらも、でもみんなが話しているからこれからはサステナブルな商品に注目が集まるんじゃないか?と思ってる、とか。
なんだか、どれもこれも明確ではないんですよね。
なんとなく、空気感で、そうなるんじゃないか、というような感じで進んでいくんだなあ、と思いました。
僕らはその服をメンテナンスする立場なので、あまり曖昧にされると困ってしまうのですが。
でも、立場による考え方の違いがわかったのはとても大きな収穫でしたね。
これからアパレルと話すときに参考になると思います。
アパレルも危機感をかなり持ってますね。
それはクラブハウス内に部屋がいくつもできているのをみてもよくわかります。
飲食ばかり報道されていて、大変だ大変だ、飲食を助けよう!と言っていますが。
アパレルの倒産はかなり有るんですよ。
売れないんです、コロナ禍だと。
ネット販売をしたり色々工夫をされてますけどね。
やはり対面で売りたいから、これからどうなるのか?よく議論されています。
クリーニング屋さんの部屋はまだないな。(笑)
選択相談は見かけましたけど。
クリーニング屋さんで相談しよう、みたいな部屋がないってことはまた余裕があるのかなあ?
おかしいなあ、そんなはずはないのになあ。
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