10年着ても変わらないんですよ。
洋服に対するイメージは本当に人それぞれです。
同じようにクリーニングに対するイメージも人それぞれ。
うーん、両方とも悪いイメージの人の方が多いかも。
悪く考え過ぎかな。
いやいや、悪いというからいけないんだな。
正しくないケースが多いんですよね。
最近、何度も書いていますが、服が長く着用できない、と思ってる人が沢山います。
普通にアパレルの人も店員さんも、それを知らない人が結構います。
この話、クリーニングとリンクをするんですよね。
長持ちをする、と知ってる人はクリーニングもきちんと選んでいる。
長持ちしないと思っている人はクリーニングも選ばない傾向があります。
そして、クリーニング難民になってたり、どうお手入れしていいか?迷っていたりします。
クリーニング屋さんあるあるなんですけどね、丁寧に洗ってくれるクリーニング屋さんってこんな話をされることがたまにあるんです。
クリーニングをしたらまた着られるようになっちゃうからなかなか捨てられないのよねえ。
新品とは言いませんが、綺麗にしてアイロンを掛けていると、捨てるのはもったいない、また着ることができると思うようになるんです。
こうして捨てられなくなって長く着用されているお客さん、沢山いらっしゃいます。
でもね、これって普通かと言われると普通ではない。
なぜなら、多くの人が服はもたないと思っているから。
長く着用をしている、と聞くと驚かれるんですよね。
先日も配達に行ってコートをお預かりしてきて。
その時に、このコート、何年着てますか?と話をしたら15年ほど経つ、とお話をされていました。
15年も着ているコート、どんなものを想像されるでしょうか?
ヨレヨレ?所々切れてる?
いやいや、全然普通のコートですよ。
多分、そこら辺の人に何年前の服に見えますか?と聞いたら長くても5年とか言われちゃうと思います。
そんな話をしていて、その話は普通の人には通じませんよね?と話していたら、やはりそのお客さんも話をしたことがあるらしく。
このコート、10年は着てるんだよね、と話したら驚かれたとか。
長さもさることながら、全然綺麗な状態なのを見てそんなに前のものなのか?と驚かれたんだろうと思います。
その時にお客さんがこういうんですよね。
デパートできちんと作られたものを買っていたら普通にそれくらい持ちますよね。
その通りなんですよ。
きちんと作られているものはきちんとお手入れをしていたら長く持つ。
別に不思議な話ではないし、普通の話だと思うんです。
服がもたないと思ってる方が本来はおかしい。
服を毎年買い替えてる人たちは実は損しているんですけどね。
コストもかかるし、そのくせ体に沿った服ではないから疲れやすくなってるし。
いい事ないんだけどなあ。
服の価値観やイメージが本来ある形に戻ってくれるといいですねえ。
そうすればアパレルもそういう商品を作るでしょうし。
長持ちする商品が環境に1番配慮してますからね。
これからは大事な考え方になると思います。
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