洗濯とクリーニングの境界線。
clubhouseでクリーニングや洗濯の相談を受けていて一つ気づく事があるんです。
特に洗濯の相談で思うんですけどね。
みなさん、限界ギリギリまでやれる事を全てやっているなあって。
家庭で出来ることって限りがあると思うんですよね。
道具もない、薬品もない、その中で出来ることはとても限られています。
落ちる汚れも限られてしまいます。
で、汚れが落ちないからどうすればいいですか?と言うご相談を受けるんですね。
どんな事をしたのかな?と聞くと、みなさんよく調べて、色々とやっている。
すると、それ以上家庭で出来ることは無かったりするんですよ。
そういう時に勧めるのは、クリーニングに出してみては?というお話。
結構そういう結論に至ることって多いんです。
最初は僕らも洗い方や染み抜きの仕方、注意点など知らない事を教えてあげればいいんだろうなあと思っていたんですよね。
でも、色々とお話を聞いているうちに、とことん調べて、やってみて、それでどうにもならないから教えて、というのが本当に多いんですよ。
で、たしかに的をずれたものもいくつかあるんですが、必要な事、やれる事をきちんとやって、さらにその上の品質を求めている、というケースがとても多い。
すると、もう家庭ではこれ以上はできないならと判断して、クリーニングに出されてみては?というアドバイスになるんですね。
簡単に言うと、求めているものがすでにクリーニングの品質と言えるし、洗濯でできることは全てやり切った、とも言えます。
ここから先はプロの領域なんですよね。
たまに話をしますが、もしこれ以上を求めるなら、しみ抜き機買いますか?となります。
100万以上しますけど?って話をして、大抵引かれてしまう、と言う。(笑)
アイロンの掛け方の質問をされて、アイロン台買いますか?40万くらいしますけど、と言われて引かれて。(笑)
それ以上を求めるようになると、プロ仕様の道具が必要になるのでこう言う話になってしまう。
道具を揃えてぷろになるならいいんですが、家庭の洗濯でやるなら買うよりもクリーニングを利用したほうがいい、と言う話になるんですよね。
クリーニングに出すか、洗濯をするか、の境界線なんだろうなあ、と思います。
洗濯の相談って、その境界線がどこか?と聞かれているのかなあ、と最近思うようになりました。
一昔前とずいぶん変わったと感じるのは、やはりネットの影響なんですかね。
調べられるってすごいなあ。
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