作業着のクリーニング。
お盆休みや年末年始の休みの時、僕らは結構気を使ってるんですよ。
なぜなら、クリーニングって生活に根ざしているものなので、必要な人は常に必要だからなんです。
服は着たら汚れます。
クリーニングの仕事でほぼ毎日出てくるものってワイシャツがあるんですが、僕らが休むと言うことは当然ワイシャツも洗えなくなるわけですよね。
たくさん持っているからいいよ、と言う人もいますし、うちらも休みだからいいよ、と言うお客さんもいます。
でも、今の時代、みんなが一斉に休むわけじゃないじゃないですか。
僕らが休んでいる間に仕事をしてくれている人がいるので、休み中もいろんなサービスを受けれるわけです。
また、連休を前半後半と分ける会社もあり、常に誰かが仕事をしている、ワイシャツを着ている、と言う状態になるわけですね。
その人達にとっては、僕らの休みは困るわけですよ。
しかも、休みの間わ洗えないだけじゃなく、いざお店が開いたとしても、そこから預かってクリーニングをするわけですから、さらに着られるようになるまで時間が掛かるわけです。
なので、連休前にはお客さんに相談をして、仕上がりの調整をします。
なるべくお客さんに迷惑のかからないように。
さて、ここからが今日の本題。(笑)
長いな。(笑)
うちは作業着も受け付けています。
建築現場さんと契約をして、毎週決まった曜日に取りに行き、次の配達で仕上げた作業着を届けるんです。
当然、作業着も連休になるとクリーニング出来なくなります。
なので、これも調整しようと現場さんで相談をするんです。
が。
これも毎年のことなんですけど、職人さんって豪快な人が多いんですよね。
こちらが調整をしますんで、と話すと、いいよいいよ、洗わなくたって死にはしないから、休んで!と言ってくれるんです。
とてもありがたい話なんですが、ことはそんなに簡単ではないんですね。
なぜなら、この時期の作業着は泥もついてる、汗でびしょびしょ、持った時にずっしり来るくらい重くなってるんですよ。
雨なんか降ろうものなら、1日数回着替える事も。
ね、こう言う作業着をそのまま置いておいたらどうなると思いますか?
カビるんですよ、ほぼ確実に。
はっきりとカビが見えるくらい映えるケースと、見た目はわからないけど臭いが出るケースとあるわけです。
こうなってしまうと、洗っただけでは落ちないんですよね。
一見、落ちたように見えても匂いはまた発生するし。
だから、そうならないように、出来るだけ洗いたいんです、僕らとしては。
お客さんの衛生環境を整える、守るのが僕らの仕事なので、いいよいいやと言うわけにはいかない。
休みの日だけ聞いて、あとはこちらで調整をするような形を毎年とっています。
今年は特に暑いですからねえ。
そして、うちのお休みは長い。
後で連休のお知らせをしますが、作業着だけは対応しなきゃいけないかなあ。
どうすればいいか?今のうちに考えておきましょう。
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