貴重なお話を聞いて来ました。
昨日お客さんからお電話をいただきました。
明日からまた集配に来てください、と。
ひと月ほど前にお電話をもらいまして、集配を一時停止していたんです。
ここからのお話はお客さんから許可をいただいて書いています。
お客さん、コロナに感染してしまったんですね。
どうやらご主人からご家族に感染が広まったよう。
東京都が中等症の患者さんは基本自宅で療養してもらう、と発表をした数日前の話です。
とても心配してたんです、お子さんがいるし、入院も大変になって来ていると聞いてたし。
そこに来て、中等症は自宅待機、となると状況によっては過酷になってくる。
お客さんの自宅の前を通ることがあったので、車の窓越しに見てもそこに居るのか?わかりません。
遮光のカーテンがしてあるからあかりも確認できないし。
差し入れとか買い物とか必要なものがないか?問い合わせをしようかとも考えましたけど、入院してたら繋がらないしなあ、とずっと躊躇してたんです。
みなさん無事に療養から復帰となり、クリーニングの集配の再開となりました。
リアルな体験をした方の話に勝るものはありません。
今日、配達に行った時に具体的にお話を聞いて来たんです。
すると、考えましたけどやはりというかかなり衝撃的なお話でした。
ご主人が最初に感染して熱が出たんだそうで。
ご主人はなんとか入院ができたらしいんですが、問題は奥さん。
奥さんは東京都の発表の後だったので入院できなかったらしいんですね。
熱も39度の高熱で1週間。
酸素飽和度も90%を切ってたと言います。
途中、お医者さんからお電話をもらうらしいんですが、辛かったら自分で救急車を呼んでくれ、との事。
呼んでも入院できないな、と我慢してたらしいんですね。
今、テレビでコロナに感染するとどうなるか?みたいな話が出ていますが、正にあのまんまなんだそうです。
入院したくても出来ない、我慢するしかない、そんな中で療養してた、というんですね。
ご飯とかどうしたんどすか?と聞くと、熱で食欲も出ない、と。
でも、食べないとダメだからとネットスーパーで果物を購入していたとか。
また、Uber eatsもあるので、玄関に置いていってもらえれば人に移すこともないから、と利用していたようです。
娘さんはどうだったんですか?と聞いたら、保健所がおそらく感染してるだろう、と。
でも、10代は重症化するのは稀なので検査はしません、その代わり自宅で濃厚接触者として2週間待機してもらいます、と。
うーん、おそらく他も似たような感じなんでしょうねえ。
症状が出ないと検査してないのかも。
今の感染者数は実態を表してないのかもしれません。
体験されたリアルな話はとても参考になります。
日本の住宅事情では隔離は中々出来ません。
結局、家族の誰かが罹れば家族中に感染が広がる可能性がある、という事なんでしょうね。
で、ものすごく気になる、感染源。
何か思い当たることはあったんですか?と聞いて見たんです。
するとこう言われました。
特にないんですよね。
多分、通勤じゃないか、と言われました、と。
どうも今のデルタ株は移りやすいというのも本当みたいですね。
今までも通勤をしていて、感染対策もきちんとしてて移るんですから。
ここまで来ると感染するしないの差は運としか言いようがないのかもしれない。
とにかく無事に復帰されてよかった。
実際にお会いした時に、一目見て痩せたな、と。
それだけでも療養が過酷だったのが伝わって来ます。
一気に痩せるほど大変なんでしょうね。
最後に、今でレビで感染した人たちと同じことをおっしゃっていました。
コロナはかからない方がいい。
無事に治ったので笑いながらお話しされていましたけど、それもこれも治ったからだ、と。
療養中は笑うこともできないし不安でしかなかったと言います。
罹らないに越した事ない、というのは本当のようですよ。
みなさん、本当に気をつけましょう。
油断しているとは言いませんけど、リアルな声を聞けば聞くほど、もっと慎重になった方がいいな、と思います。
ワクチンの接種も進んでいますが、まだ予約すら取れない人もいるのも事実。
また、打ちたくても打てない事情の人もいらっしゃいます。
ワクチンへの不安もなくは無いですけどね、罹ったリスクの方が圧倒的に多い。
素直に受けた方が安心なのかな、と思います。
貴重な体験談を聞くことができました。
この体験談が参考になって感染者が1人でも減るようになったらいいな、と思います。
もう少し、後少し、頑張りましょう。
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