その話は自分で体験したものですか?
昔からなんでしょうけど、デマって多いですよね。
いろんなものにデマってあると思います。
もちろん、クリーニングや洗濯機もデマはあります。
はっきりした嘘のものから、少し関連がある話だったり、昔はあったけど今はないものだったり。
デマやフェイク、嘘というものもいろんな種類があるんだなあと自分の業界の話として聞いていると色々と感じますね。
例えばクリーニングに関するものだと、こんなものがあったりします。
ドライクリーニングは油を取るのでバサバサになる。
ドライクリーニングをすると服が傷む。
ドライクリーニングは洗っていない。
こんな話があるんですね。
どれもこれも勘違いや過去にそう言った話があったことにおヒレがついたものだったりします。
なんでこんな話になるのか?
それはドライクリーニングというものがなんなのか?わからないからなんだと思うんですよ。
というかですね、クリーニングや洗濯をそもそも知らないんだろうな、と思うんですよね。
知っていたらこの話を聞いても鼻で笑ってしまうんですが、知らないからそういうものなのか!と思ってしまう。
私は見た!
私は体験した!
というのも見たものや体験したものを間違って解釈してる人が結構います。
それはこういう理屈なんですよ、というのを知らないので、変な解釈をしてしまう事はよくある話です。
例えば、先ほどのドライクリーニングは油を取るのでパサパサする、という話。
これね、うまくできているんですよね。
ドライクリーニングって灯油のような油で洗います。
油は油を溶かすので、油を取るのに優れています。
なので、取るというのは正しい表現。
でも、間違っているのはパサパサになる、と言うところなんですよね。
微妙に事実にかすっているのがイヤラしい所です。
じゃあパサパサに感じたのは?
それ、油を取られたパサパサだったのかな?と思うんですよね。
クリーニングは持ち込まれた服の状態によっても全然変わります。
パサパサの原因は汗が残っていたから?かもしれません。
この場合は、水洗いをすればいいんですけどね。
水洗いとして受けないとしてくれないクリーニング屋さんもあるし、さっと気付いてしてくれるクリーニング屋さんもあります。
また、乾燥工程で起きた可能性もあります。
つまり洗いではないんですよ。
乾燥工程で考えられるのは過乾燥。
つまり、乾燥のやりすぎです。
普通は起きないことですよね。
これこそ何か別の理由があるはず。
そして、服自体にも話題のある場合。
これが意外と気付きにくい。
なぜなら消費者は服に問題があるとは考えないから。
でも、問題のある服って意外と多いんです。
普通に洗って乾燥しておかしくなるのだとしたら、それは服が悪い。
洗えないなら洗えない、と表示をしなければいけません。
また、売る時にもその説明をしないといけませんよね。
洗えないとわかってたら買うのか?と言う問題も出てくるし。
とこのようにパサパサになった、と思う原因は結構種類があります。
これをドライクリーニングで洗ったからだ、油が取られたからだ、と言うのはかなり乱暴な話です。
もう一つ、もしこのような話を聞いた時に試してもらいたいことがあるんですよね。
それ、実際に体験したの?
と聞いてみてもらいたい。
なぜなら、自分は体験してないのに、見たより読んだりした事をさも体験したかのように話す人がいるんですよ。
これが厄介で。
みなさん知りたいのは本当にされた体験ですよね。
誰かが失敗した、と言う話を教訓にしたいからそう言う話を聞いているんだと思うんです。
なのに、その話をしている人が実は体験をしていなかった、と言うのならそれはリアルではないじゃないですか。
場合によってはデマやフェイクの可能性もあります。
そう言う話は気をつけてくださいね。
フェイクやデマ、本当に多いです。
簡単に調べられるから余計にデマやフェイクに触れちゃいますよねえ。
調べるのがだんだん難しくなってきています。
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