アパレルの人がお手本にならなきゃ。
最近思うことがあるんですよね。
アパレルの人って1番服がもつか知らないのかもしれないって。
製造しているのがアパレル。
販売しているのがアパレル。
だから、その服のことを1番知っているのがアパレルだと思います。
ところが、です。
アパレルの方やアパレルで働いていた、と言う方とお話をするとずれを感じることがあるんです。
しかも、ほぼ全員と。
そのズレはかなり深刻で、僕らと真逆の話をしているような感じなんですよね。
服は何年着ることができるか?
とあるアンケートでこんな質問があったんですよね。
すると、アパレルの販売員の方たち、ほぼ皆さんが2年から3年と答えているんです。
もちろんファッションで考えると、流行があるのでその時合わなくなって着れなくなるものもあります。
ところが、このアンケートの中にはなぜそう思ったのか?と言う質問もあって、そこには服が傷むから、と書いているんですよね。
服が傷む?
2、3年で?
もしそれが本当ならその服が不良品か、洗い方が悪いか、のどちらかです。
ファストファッションの服でさえ、きちんと洗っていれば2、3年でダメになることはありません。
アパレルの人たちってメンテナンスに疎すぎるんです。
服を扱い、服が大好きな人たちなはずなのに、その服のメンテナンスについてはきちんとした知識がない。
おかしいんですよねえ、世の中で一番綺麗に着たい人たちだと思うんですけどね。
また、こんな話も聞いたことがあります。
自宅で洗うと二年は着れるけどクリーニングに出すと一年でダメになるんだよね、って。
一体どんなクリーニング屋さんを使ってるんでしょう?
アパレルの人たちだからこそ、クリーニングに厳しい目を持って、えらんでもらいたい。
なのに、そんな話をしているのを聞いちゃうと、アパレルの人たちが1番何も知らないんじゃね?と思えてきちゃいます。
ファッション大好きな人たちなので、ファッションに対してはすごい芯がある。
なのに、その服のメンテナンスに関してはあまり意識がない。
ともすれば、誤解した知識をお客さんに伝えちゃってる人もいる。
ファッションに洗濯やクリーニングってとても重要だと思うんですけどね?
なぜなら、洗っておかしくなった服を着たくないじゃないですか。
買った時のデザインをまた着たいと思えば、洗濯やクリーニングってとても大事になる。
洗うたびにへたってくる服を着たいわけじゃないと思うんですよね。
最後までいい状態で着たい人達のはずなのに、意識低すぎない?って思うの言い過ぎですかね?
なぜこんなに言うのかと言うと、お客さんはアパレルの人たちの着方やお手入れをお手本にしてるんですよ。
ファッションに詳しい人達だから、作っている人達だから、だからその服に関して1番詳しいと思っている。
その人たちのやっていることを真似するのが1番だと思っているわけですよね。
責任重大ですよ?
服が好き、ファッションが好きなら、お手入れに関してきちんと学びましょう。
クリーニング屋さんは選びましょう。
アパレルの人たちが綺麗に着こなすのをみたら、みんな憧れますから。
これ、大事だと思いますよ。
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