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なんで色がわかったんですか?

クリーニング屋さんって日常に根ざした仕事なので、あまり周りと変わってないと自分では思っているんです。


洗濯やクリーニングのことは詳しい。

でも、それも細かく知っているだけで基本的なことは皆さんと同じ、位の意識でいました。

実際は随分と違うんだなあ、と最近分かったんですけどね。


先日、クラブハウスで話を聞いていたんですよね。

お気に入りのセーターのお手入れの話になって。

そのセーター、素材がいくつも入っていたんです。

たまにそういう服ってあります。

2種類とかではなく、多い時は5種類くらいの素材を使って一つの服が作られている時があるんですよね。



クラブハウスは音声のみのSNSです。

なので、そのセーターの情報は話で聞くしかありません。


洗濯表示の話を聞いたり、素材名を聞いたりしてて、ふっと僕がこう言ったんですよね。


その服、カラフルですよね、って。


先ほども書きましたが、音声のみのSNSですので、そのセーターがどんな色か?は聞いていません。

でも、なんとなく分かるんです。


そうしたら、こわっ!と言われて。

どうやら当たってたらしい。

そして、なぜ服の色がわかったのか?不思議でならなかったらしいんですよね。



なんでわかったのか?と言われてもなんとなくわかったとしか言いようがなくて。

強いて言うなら、たくさんの服を見てきた経験かな、と。


うーん、こう言ってると実にミステリアスだなあ。(笑)



実際はもう少し理屈があって、それだけたくさんの種類の素材を使っていると言うことは、そこになんらかの意図が働いている、と言うのが分かるんですよ。

だって、普通に作ろうとしたら、一つもしくは二つの素材で作る方が遥かに楽でしょ? 

それを4種類も5種類も複数の素材をわざわざ混ぜて作ると言うのは明らかに不自然すぎる。

そこにはデザイナーの意図が必ずあります。


すると、考えられるのは、各素材の糸で色分けてしてそれをまとめて編むことで複雑な色を作りたかった、とか。

もしくは、複数の素材の糸の太さを変えて凸凹した肌触りを作りたかったとか。

だいたいこの辺かなあ、と思うんですよ。


どうやら複雑な色にしたかったと言うのが当たったようで。

突然色を当てたから驚いちゃったんでしょうねえ。



ふふふ、プロだから、とでも言っておけばよかったかなあ。(笑)

もしくは、職人の経験値ですよ、とか言ってもよかったかなあ。(笑)



クリーニング屋さんもいろいろありますけど、洗うためにはその服がどう言った意図で作られているか?まで想像をしないと綺麗にできないし、元々の服の風合いやデザインを維持して洗えないんですよね。

だから、クリーニング屋さんには必須の能力と言えるかもしれません。


ここで、僕だけの特殊技術ですよ?と言わないのが奥ゆかしいでしょ?(笑)

世の中にはたくさんのすごいクリーニング屋さんがいますからね。

けっして僕だけのものではないと思います。(笑)


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