洗濯が楽しい。
世の中の家事の中で、洗濯にまつわるものはあまり評判がよろしくないんですよね。
たまには居ます、洗濯が好き、アイロン掛けが好き、という方。
でも、そう言う人は稀だと思うんですよね。
今年はクラブハウスで消費者の方々とたくさん話をすることができ、色んなことが分かってきました。
洗濯ってやった感じがしない。
何をやっているか?わからない。
アイロンかけてもシワが取れない。
洗剤入れてボタン押すだけだったり、洗っている最中の中身を見れなかったり、シワが取れる体験をしてなかったりで好きな人があまり居ないんだな、と言うことが分かってきました。
半年以上の時間をかけて、洗濯とは何か?洗剤とは何か?アイロンをかけると言う事はどう言うことか、色々と話をしてきました。
僕らは洗濯が壊れている、という表現をしています。
これの意味するところは、正しいやり方や知識が分からなくて、独自のやり方が広まり、きれいにする体験ができなくなっている、という意味で話しています。
正しくない知識で洗濯をしていてもきれいにはなりません。
また、においが発生したりします。
では、正しい洗濯をするとどうなるか?
きれいになるんです。
そして、臭いも発生しなくなります。
こんな簡単なやり方で?とみなさん話しますけど、正しい洗濯って難しくないんです。
逆に正しくなかったから、洗剤を色々変えたり、漬け込んだり、余計な手間をかけていたんですよね。
アイロン掛けも、理屈を知れば誰でもシワは取れます。
一生懸命アイロンを動かしてもシワが取れなかったのは理屈を知らないから。
知ったら誰でも綺麗にかけられるんですよ。
きれいに洗うことができるようになってくるとこんな言葉が返ってくるようになりました。
洗濯が楽しい。
手応えを感じることができるんでしょうね。
そして、やっていることがわかるので面白くなってくるんだと思います。
洗濯機を覗き込みたくなったり。
洗濯機に張り付いてみたり。
アイロンかけながらにまにましたり。
そんな話も聞くようになりました。
洗濯が楽しいって嬉しいですよね。
きれいになった、よりも嬉しいかも。
話してきたかいがあったなあって思います。
最終的な目標は、多くの人が洗濯が楽しくなり、きれいになる体験をして、洗濯とクリーニングを上手に使い分けることができること。
来年はここを目指して色々やっていきたいなあと考えています。
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