協力して作っていくもの。
最近よく、いいクリーニングってなんだろう?という話をしています。
心地よいサービス、行き届いたサービスなど店舗としてのいいクリーニングってあると思います。
そして、当然品質の面も。
ただ、品質って意外と難しくてですね。
特にクリーニングの場合は、僕らが製品を作っているわけではなく、もともとアパレルメーカーが製品を作っているので、その品質が基準になるわけです。
じゃあ、作られた時と同じにすればいいのか?というと、そうでもない。
お客さんの好みというのがあって、それは必ずしもアパレルが最初に作った品質とは違う事は往々にしてあるわけです。
ね、クリーニングの品質ってとても難しい。
結局、クリーニング屋さんが、うちはこういうクリーニングをしています、もし宜しかったらどうぞ、というようなスタンスでいるしかないんでしょうね。
ふと思うのは。
いいクリーニングというのは、結局人それぞれで。
服に合わせて、持ち主の好みに合わせたものがいいクリーニングだとするのなら。
いいクリーニングって、クリーニング屋さんだけで作るものではないのかもしれません。
服をきれいに洗い、風合い良く仕上げるためにはお客さんの協力が不可欠。
いろんな情報を教えてくれると、精度がどんどん上がっていきます。
どんな仕事をしているか、とか。
どこにお出かけした、とか。
普段している事、とか。
服は生活に密着したものなので、ある意味人そのものなんですね。
お客さんのことを知れば知るほど、クリーニングの品質も上がっていく、というわけです。
そう考えると、いいクリーニングとは、お客さんとクリーニング屋さんで作っていくもの、と言えるかも知れません。
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