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戦争なんて誰も望みません。

ロシアのウクライナへの侵攻が連日ニュースになっておます。

テレビに映るので一緒に見ている子どもと戦争についての話になるんですね。



と言っても、僕らは戦争を知らない世代です。

学校の教育で戦争は学んでますが、全ては表層的な話ばかり。

終戦記念日に合わせてテレビや新聞で特集が組まれ、それを読んだり見たりした経験しか持ち合わせていません。


偏っているだろうことは承知の上で、子どもと話をします。


僕らが教わってきたこと、今子供が教わっていること、僕らが見てきたもの、などなど。



その中で、僕と母が共通して子どもが育ったら是非いってもらいたいのが鹿児島の知覧です。

特攻基地のあった知覧。

そこに、特攻隊の遺書と写真が飾ってあるんですよ。


僕も確か21の歳のあたりに行ってます。


今日は次男と話をしました。

まだ戦争のことは学校でそんなに学んでいるわけではないらしく、日本で起きた戦争やそれにまつわる素朴な疑問などいろいろ聞いてきたんですね。


原爆ってどんなふうに人が死ぬの?とか、特攻隊で生きて帰ってきた人いるの?とか、なんでせんそうをしたの?とか。



そりゃ、僕らの世代の時からそうですけど、全然時代背景が違うんですよ。

嫌ならやらなきゃいいじゃん、と思える時代。

いまから考えると戦争をしていた日本は想像できませんよね。

よく日本は戦後ここまできたなあと思います。


特攻隊の話になって、知覧の話をして。

そこに何があって、何を見てもらいたいのか。

そんな話をしていると、みるみる顔が曇っていきます。

そりゃそうだ、次男くらいの子どもが死ににいくなんて信じられないですよね。


戦争を肯定するつもりもないですが、あの時の唯一の証拠となる、特攻隊員の遺書や写真には考えさせられるものがあるのも事実。


誰もお国のために死にたい人なんていなかった。

死ににいく疑問もあったし、大切な人のことが書いてあったり、お母さんに会いたいと書いてあったり。

そこから何を感じるのか、子どもたちにはいつか行かせたいところです。


今や日本もグローバルな国ですから、色んな国の人が日本にはいます。

当然、ウクライナの人もいればロシアの人もいるでしょう。

心配もしてるだろうなあ。


1日も早く、終わってほしいです。

誰もこんなニュースは望みません。

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