洗剤の裏面を見たら。
衣替えのこの季節はいろんな洗濯やクリーニングの話がネット上に出てきます。
クリーニング屋さんや洗剤メーカー、洗濯機メーカーや暮らしの達人系など。
どれもこれも最もそうな話をしてますよね。
ついこの前もくらしに関連する業種を紹介してくれるサービスから、洗濯の濯ぎに関する話が出ていました。
適正な濯ぎの回数は?と。
おっ!
この手のやつでも濯ぎの回数をやっと話題に取り上げたか、と。
うちら、去年からずーっと濯ぎの回数や水の量、洗剤の量などに継いて発信をしてきたので、変化し始めたかな?と。
ワクワクしながら続きのページを見てみたら、なんだこりゃ?と言う内容。
一気に気持ちが萎えてしまったんです。
もうね、利用者への情報提供ではなく、単に集客のための餌なんだなあ、だから適当な話をするんだなあとガッカリですよ。
そこにはこう書かれていました。
洗剤の裏面を見ると、正しい濯ぎの回数が載っています。
液体洗剤は大体一回、粉の洗剤は二回、と。
さらに、そこにコメントがついてたんですね。
その回数は適正な回数ではなく、その回数でもすすげますよ、と言う話ではないのですか?と。
それに対しても、これからの編集に活かしていきたいと思います、とのコメント。
もうね、本当にがっかりです。
わからないのに話題にするからいけないのに。
適正な濯ぎの回数は、3回が基本です。
洗うものによっては2回にすることもありますが、基本は3回。
すすぎでは洗剤も濯いでいますが同時に汚れも落としているので、少ないと汚れが残ってしまうんですよ。
洗濯王子の中村くんがテストをしています。
濯ぎ2回の水と3回の水をビーカーにとって比較しているんですが、明らかに水の透明度が違うんですよね。
濁っていると言うことはつまり、汚れが残っている、と言うこと。
今の部屋干し臭の原因は汚れの残りなんですよ。
すすぎ、少ないから匂いが発生しちゃうんです。
ではなぜ、洗剤メーカーは裏面に一回でいいとか書いているのか。
それは、汚れの話ではなく、洗剤がすすぎ切れるか?で考えているから。
そこだけ見ているから一回でいいとかの話になっちゃうんですね。
先ほども書きましたが、すすぎは洗剤だけでなく汚れも落としています。
残念ながら一回では到底綺麗にならないんですよ。
今の洗濯機も標準で二回の濯ぎになっていると思います。
試しに、三回濯ぎに変更してみてください。
洗い上がりが全然違いますから。
白いものは白くなってるし、色物もくすみません。
乾燥した後もにおいはしません。
濯ぎを3回にするだけでそんなに違うの?
うそー?
と思うかもしれません。
でも、一度試してみてください。
結果に驚くと思いますよ。
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