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2022年5月

また一軒、やめてる。

閉店が止まりませんねえ。

本当に心配だ。



今日も配達に出ていたんですよね。

で、今、クリーニング屋さんの繁忙期なのでいつもと違うルートを走ったりするんですよ。

いつもはルートが決まった集配をしているので、毎回同じルートを同じような時間に走っているんです。


今は、衣替えのクリーニングのご依頼が入るとそれに合わせてルートを変えるので、違う道を走る、というわけ。


東府中の辺りを走っていた時、いつも気になるクリーニング屋さんがあるんですね。

そのクリーニング屋さんのことがなぜ気になるのか?というと、子どもの頃に両親がよく話題にしてたから。



確か僕が小学生の頃だったと思うんです、当時クリーニング屋さんは景気の良い時代で、個人のクリーニング屋さんが機械化してチェーン化していったりするところがちらほら出ていた時期でした。


あそこのクリーニング屋さんが、府中市内で一番初めに売上が一億超えたしいぞ?



と、そんな話をしてたのを聞いてたんですよね。

まだプロ野球の契約金ですら億のお金は聞いたことがない時代だったと思います。

年俸も億にはいってなかったんじゃないかなあ。

宝くじもやっと億に乗っかった辺りだったかな?

だから、一億という数字が華やかに聞こえたのかもしれません。


その後、中学の部活とかでそのクリーニング屋さんの前を通ることがあり、この店はそんなに繁盛しているんだ、とすごいクリーニング屋さんなんだな、と思っていたんですよね。


今日、久しぶりにそのクリーニング屋さんのお店の前を通ったら張り紙が一枚。

ん?おかしいぞ?とさっと見ると、工場に機械がない。


あ、やめたんだ、とすぐさま分かりました。



念のため、車を止めて、スマホで検索。

やはり、2月末にやめたらしい。

機械と建物の老朽化、という理由らしいです。



今、クリーニング屋さんが辞める理由の一つはこれなんですよね。

機械の老朽化、建物の老朽化なんですよ。


要は、機械が壊れたら入れ替えられないからやめます、という事。



みんな古い機械を修理しながら使っています。

新しい機械を買うのが難しいんですよね、今。

ここもまた理由があって、一つは売上がそんなにない事、もう一つは後継者がいない事。

つまり、借金をすれば買い換えられるが、後継者がいないと買い替えたところで返す当てもないからやめる、ということなんですよね。



本当にどうなっていくのかなあ。

機械が壊れたら辞める、これ以上そういうクリーニング屋さんが増えたら本当に困ることになるのに。

クリーニング屋がなくなれば、メーカーもそもそも作らなくなりますからね。

そうしたらもう洗濯機を買うことすら出来なくなるかもしれない。


今年の春は去年よりも品物は出てますけどね。

なんとかならんのかなあ。

機械購入の補助とか、国はできないのかなあ。

日本の衛生環境を守ってる大事に仕事なんだけどな、クリーニングって。

クリーニング屋がなくなったら、廃棄される服がどんどん増えていくんだけど。

なんとかならんかなあ。

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湿気対策を万全に!

昨日は長野から群馬への大移動。


しかも、気温が高かったんですよねえ。

長野も朝早く着いたのに、じんわりと汗をかくくらいの暑さ。

お昼のラーメンが美味しかったこと。


それから大急ぎで群馬に移動。

すると、群馬はニュースになるくらいの気温。

35度ですってよ?



まだ5月なんですけどねえ、至る所から声が聞こえてきます。



こんなに乱高下のある5月も珍しいのではないかと思うんですよね。

体の方も負担かかるし、服への負担も掛かっていきます。



僕らクリーニング屋が暑くなると思うのは、カビが生えるかな?なんですよね。

だっね、この時期の暑さには必ず湿気がついて回ります。

カラッといい天気!ということはほとんどないじゃないですか?

大抵、じめっとした暑さなんですよね。



すると、その環境ってのはカビの大好きな環境で、1日もあればカビが生えてしまうことすらあるわけです。


4月から衣替えで色が椎クリーニング屋ですが、皆さんの衣替えが全部終わったとも思えてなくて。

だから、こういうあつさがやってくると、残ってる服、カビないかなあ?と心配になると言うわけですね。



週間天気予報を見ると、気温も高め、なんかジメジメしそうです。



洗い終わってしまっている服も湿度や気温の影響は受けます。

この時期をどう乗り換えるか?は大事ですよ。


ぜほ、湿気対策を万全に。

気温は上がるのは避けようがないですからねえ。

エアコン入れるくらいですけど、今からつけてたら夏を越せなくなっちゃいますからね。

ほどほどに。


うちも除湿機回りっぱなしです。(笑)

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善光寺。

おはようございます。

ただいま、長野の善光寺に来ています。


今年はご開帳の年なんですね。

善光寺は朝からすごい人が来ています。

この時間から観光バスが来ているんですね。


昨晩遅くに出まして、途中サービスエリアで仮眠。

7時には長野入りしました。



さて、今日はこれから少し仕事の話を聞いてきます。

そしてその後は群馬へ大急ぎで戻る。(笑)

今回も予定満載の強行軍です。(笑)



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意識を汚れから服へ。

一般の方とクリーニング屋さんでは、洗う時に考えていることが微妙に違います。

どこに重きを置いているか?が違うんですよね。



一般の方は、汚れを落とす事に主の目的を置くんです。



ではクリーニング屋さんは?というと、服を傷めないことを一番に考えるんです。



これ、どういう違いがあるか?というと、一般の人からのご相談を聞いているとよくわかるんですが、とにかく汚れの落とし方を聞いてくるんですね。

なんの素材かもなく、どんな服かもなく、服にこんなシミがついたんだけどどうやれば落ちますか?みたいな質問がくるわけです。


僕らも汚れを落としたい気持ちは無茶苦茶強いです。

でも、その汚れを落とすために考える事は、まず服の事なんですよね。

その服がどういう洗い方ができるのか?どの薬品に耐えられるのか?などを考えるわけです。

そこから、出来ることを考えて行って汚れを落としていく。


汚れを落とすだけなら、その汚れに一番効果のあるものをぶつければいいんですよね。

でも、その代わり服が傷んでしまう、という事もあるわけです。


僕らは人様の衣服を預かっているので、服を傷めるわけにはいきません。

だから、第一に考えるのは服を傷めない事。

それと同時に汚れを落とすことを考えるわけです。


でね、みなさんにもう一度考えてみてもらいたいわけですよ。


皆さんが服を洗う、と思ってる結果ってどんなものなんだろう?と。



まず、汚れがきれいに落ちてくれることを望みますよね。

そして、色も褪せてなくて発色良く。

さらに、肌触りも買った時に近いものの方がいいな。


で、これって服が傷んでないものを想像していると思うんですよ。

ヨレヨレになってない、破れてない、縮まない。


つまり、みなさんも服を洗うときに望んでいることって、服を傷めないで洗いたいってことなんですよね。


だけど、洗って服が痛むとは思ってないから、汚れの落とし方を聞いたら望んだ結果が出来ると思ってる。


いざ洗ってみるとなんとなくおかしいから、他のやり方、上手いやり方があるんじゃないか?とまた質問をする。


こんな感じなんじゃないですかね?



服を洗うとどうなるか?



これをアップデートする必要があるんですよね。

服ですから、洗ったら皺がつくのは当たり前です。

ものによっては多少の縮みも出ます。

気をつけて洗わないと色褪せも起こります。


そう、服はこういうものなんですよ。

だから、ここに配慮して洗わないと影響が大きく出ちゃう。

逆に言えば、服の変化を考慮して、それに合わせて洗えば汚れも落としやすくなる、という事なんですよね。



今、僕らが洗濯講座をしていて、伝えているのはこの部分。



汚れを落とすために、見るのは服の方ですよ、というお話です。

服のことを置き去りにして、きれいにする事はできませんからね。

意識を汚れから服の方に変えていきましょう。

汚れ落ちも変わってきますよ。

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玉子サンド研究所。

昨日木曜日はクラブハウスで話をする日。

洗濯ラヂオというのをクリーニング屋さんの友達とやっています。


いつもなら11時くらいに終わるんですが、昨日はひょんな事から話が続いてしまいまして、気が付いたら午前3時。

しこたま話まくりました。



話をたくさんすると興奮して寝れなくなる事ってあるじゃないですか?

まさに今日がそんな感じだったんですよね。


まず、お風呂に入りまして。

さっぱりしたところで時間は午前4時。

このまま寝れば3時間ほど寝れます。

うん、十分だ。


でも、今日は寝る気がしないんですよねえ。

さて困ったな?と思ってたら、スマホに通知が入ったんですよ。


府中市内に大雨が、と。


なるほど、今日の午前中は雨なのか、と言うところで、ひらめきまして。


すぐさま着替えて、車に乗り込み、出掛けてきました。(笑)



どこに行ってきたか、と言うとですね、神奈川県厚木市にある、玉子サンド研究所。

駐車場の横に冷蔵庫が置いてあって、その中に玉子サンドを中心にサンドイッチが入ってるんです。

で、お金を箱に入れて買うシステム。


サンドイッチはひとつ300円です。



無人の販売所で、朝の6時からサンドイッチが搬入されます。

15回くらい入れていくみたいですね。



実は、5月に伊勢原で洗濯講座をした時に、玉子サンド研究所に寄ったんですよ。

朝早く出て、玉子サンド研究所に寄ってから伊勢原のクリーニング屋さんに行こうかな、と。

その時、着いたのが午前6時。

そこには長蛇の列がありました。(笑)

そうですねえ、ざっと50人は並んでいたでしょうか。

事前に調べた時に6時からの販売で3分で完売してた、というのを見たので、これがその3分で完売ってやつだな、とこの日は諦めたんですよ。


そう、今日はそのリベンジでやってきたんです。



連休も明けで少したち、落ち着き始めたところに警報級の大雨。



こんな日に朝6時に並ぶ人なんています?

いるとは思えない。(笑)

狙うなら今日だ!と思ったわけですね。



5時に家を出て向かうと案の定、雨が強く降っています。

時に横殴りの風が吹きつつの大雨。

でも、弱まる時もある。

心の中ではもっと土砂降りになれば人も来ないのになあ、となぜか土砂降りを期待している僕がいます。(笑)



550分に現地に到着。



誰も並んでない。

よしっ!と思ったら駐車場に数台車が停まっていました。

みんな待機しているんだな、と僕も駐車場で待機。

5分前にみんな車から出たので僕も並んだんですよ。



雨はさらに強くなり、土砂降りというよりも横殴りの雨。

傘をさしていても意味がありません。

だって、横から入ってくるから半身が濡れるんだもの。(笑)

並んでたおばさんなんか、何回傘がひっくり返っていたか。


僕の前に並んでいるのは5人。


この横殴りの雨の日に並ぶ奇特な人たちは僕含めて6人はいたって事ですね。(笑)



みんなね、テンションがおかしいんですよ。(笑)

横殴りの雨の日に、並んでまでタマゴサンドを買いに来ているわけでしょう?

どう考えてもおかしい。

すると、みんな妙な連帯感が出るんですよね。


おじさんが冷蔵庫にサンドイッチを並べている間に、常連さんと思われる人が解説をしてくれるんです。



どうやって買うのか?どうやってお金を払うのか、教えてくれます。

さらに、この人数ならたまごサンドは好きなだけ買えるんじゃないか、とも。

すごく並ぶ日は一人当たりの個数制限もするらしいです。



みんなね、この雨の中並んでいる戦友なわけですよ。

そりゃ、連帯感も出るってもんです。


おじさんの準備が終わり、並んでいる順にサンドイッチを買っていきます。

ひとり、ふたり、と好きなサンドイッチを買っていく。

そして、僕の順番が来ました。


いくつか見繕って購入しようとしたんですよね。

でもその瞬間にまた雨風が強くなって。

もうね、サンドイッチを持つことすらままならないんですよ。

その状況でお財布からお金を出すのも大変。

なぜなら、手が濡れているのでお金が取り出せない。



仕方ないのでね、おじさんにお財布を渡して、お金出してください、とお願いをすることに。(笑)


ぶじ、支払いはできたんですよね。

でも、今度はおじさんの手が濡れちゃってお財布にお釣りを入れられない。(笑)



あまりにカオスな状況にその場にいる人たちが大笑いですよ。

その間、3回ほど傘がひっくり返りましたしね。


サンドイッチを買い終えた頃には僕の右半身はびしょ濡れでした。


車に戻ろうとしたんです。

すると、並んでいた人の1人が、袋あるかい?と。

みたら手にはビニールの袋を持っていて、僕にくれる、というんですよ。

さらに、段ボールの箱もあるけどいる?と。


もう、本当に今日並んだ人たちは仲間なんですね。

最後は、みんな会釈して帰っていきましたもん。(笑)



朝早いのでそのまま帰ってもお店の開店時間には間に合います。

なんでこんな大雨の日に、なんでこんな朝早くから、とツッコミどころ満載ですが、どれもがスパイスとなって面白い出来事になりました。



肝心のたまごサンド。


とても美味しくてびっくり。

なるほど、並ぶ理由がわかりました。



また、大雨が降ったら行こうかな。(笑)




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綿がない!

先日、服を買ったんですよね。

僕は体が大きいのでその辺で簡単に服は買えないんです。

大きい服を取り扱っているお店に行くか、ネットで注文をするか。

今回はネットで注文をしようと思いました。


クリーニング屋のサガで、どうしても服を見る目が洗いやすいかどうかが最初の基準になる。

そして、次の基準が、着ていて不快にならないか、という事。


となると大体選ぶ服は決まってきて、綿素材が多くなるんですよね。

たまにポリエステルの素材も選びますけど、本当に限定的です。

シャツやパンツは圧倒的に綿素材。


で、今回はTシャツと短パンを探したんですね。


ネットの買い物は楽です。

サイズを入力してTシャツと打てばぞろぞろっと出てくる。

あとは、気に入ったデザインをポチッとするだけ。


仕事できるので無地でよくて、安いので十分。

うちらクリーニング屋なので洗うのも平気ですしね。

長持ちさせる自信はあるし。(笑)


いくつか見ていたらですよ、あれ?っと思ったんですよね。


麺の素材が少ないんです。

ポリエステル混紡のものが結構あり、またポリエステル100%のものもあったりします。


汗を大量にかく仕事なので、ポリエステルは困るなあ、と探してようやくTシャツは見つけました。


さてさて、短パンは?と探してみたらこちらは綿素材は全滅。

みんなポリエステルです。


んー、とても困る。


ポリエステル、軽く着られるし確かに物によってはサラッと着れるんです。

でも、それって普通の人たちの話で。

僕らのような物凄く暑い現場で尋常じゃないくらい汗をかくところだと、逆に汗を吸ってくれなくて常にペタペタくっついちゃうんですよね。

物凄く不快だし。

綿なら一旦服が汗を吸い取ってくれるので、重くはなるけど肌への負担は減るんですよ。

で、程よいところで着替えちゃえばいい。


どんなに探してもないので仕方なくポリエステルの短パンを購入。

困ったなあ。



なんかね、去年あたりから綿素材が少なくなってきてるんですよね。

その代わり、ポリエステルがとても多くなっている。



何か原因があると思うんですよ。



今流行りのSDGsが影響しているのかもしれません。 

サスティナブル、エシカル、という話から再生できる繊維が好まれているとか。

でも、一番は、そもそも綿素材が手に入りづくらなったんだろうなあ。

新疆ウイグル自治区の問題があると思うんですよね。

かなり高品質の綿素材でいろんなメーカーが依存してたらしいですからね。


しばらくは今持っている綿の服は大事にしたほうがいいと思います。

今年の夏は汗疹に気をつけないとだなあ。

頻繁に着替えましょうかね。


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着るから?しまうから?どっち?

世の中にはいろんなアンケートがあります。

僕らクリーニング屋さんではなかなか取れないようなアンケートとも、ネット社会になってから誰かが調べてくれて、公開してくれるので、とても参考になって助かっています。



先日、衣替えに関するアンケートが出ていました。



衣替えの前にクリーニングをするか?


と言う質問。

なんと60%以上の人が衣替え前にクリーニングをしない、と答えたとか。

自宅で洗えるものも増えているからか、と分析されていました。



、ちょっと待って。



この質問、ずさんすぎやしないか?

そもそも衣替えの認識がみんな違っているのに、衣更えの前にクリーニングをするか?と言うのでは答えがおかしくなると思う。


例えば、衣替えというものを、今着る服を出してくる、と思ってる人がいるわけです。

また、逆に、今まで着ていた服をしまうこと、と捉えている人もいます。


両方とも衣替え、と言葉は使うけど、実際に重きを置いている点は違うわけですよ。



すると、衣替えの前にクリーニングをしますか?という質問は、この二つの意味が出てきてしまうってことなんですよね。



衣替えで服をしまう前にクリーニングをしますか?



衣替えで服を着る前にクリーニングをしますか?



人によって読み取り方が違うんだから答えも変わってしまうわけですよ。

アンケートはどこかの誰かがその情報を知りたいから取るんです。

単純に知りたい欲求から、その結果を利用したいという欲まで。

すると、このような曖昧な問いかけのアンケートはあまり良くないんですよねえ。



服の正しいメンテナンスを考えると、こういうアンケートよりも、衣替えでしまう前にはクリーニングをする理由は?とかの方がいいですね。


もちろん、しまうときは洗った方がいいです。

これは間違いありません。

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武蔵境 おさかな家さん。

お客さんと話しているといろんなことを教えてくれます。


クリーニング屋さんって街の情報が集まるんですよ。

聞かれることも多いですしね。

昔なら八百屋さんとかお肉屋さんがそう言う役割をしていたのかもしれませんが、今やスーパーに取って代わられているので、街をよく知るお店ってクリーニング屋さんくらいしかないんじゃないでしょうか。


そのためか、聞かれることも多いし、教えてくれることもとても多いんです。



先日、配達に行ったら、お客さんからこのお店、なんかすごいよ、と教えてもらいました。


場所は武蔵野市なんですけどね、ICUの前の道を5分くらい車で行った所にあるんです。


店名は、おさかな家さん、と言います。



少し特殊な道路で道路と道路に挟まれた三角地の一角で営業されてるんですね。

この周辺は配達でよく通っていたんですけど、全く気づかず。

でも、教えてもらってからよく見てると、確かにたくさんお客さんがいるし、たくさん車が停まってるんですよね。


配達の途中で通りはするけど、次の配達の時間もあるのでなかなか寄れなかったんですが、少し時間が取れたので思い切ってよってみたんですよ。


したら、これは驚いた。


昔よくあった魚屋さんなんですけど、魚のイキが全然違うんですよね。

どうやら毎日豊洲から魚を仕入れてきてるらしい。

だから、朝もお昼近くに立ってから営業を始めるんだそうです。


お刺身から魚丸ごと1匹まで。

そして、頼めばその場でおろしてもくれる。

魚もむずらしいのが多いんですよ。

そりゃ、これだけの品揃え、この値段なら人が集まるだろうなあ、と思います。


そう、値段が安いんです。


うちもいろんなものを仕入れに行くのでおおよその値段は見ればわかるんですが、小売りをしていてこの値段は少しおかしい。

仕入れがうまいんだろうなあ。


近くにあったら通いたくなるようなお店ですね。


活気のある魚屋さん、日曜も営業されているので是非行ってみてください。


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エアフォースワン!

日曜にスマホを見ていたら、何やらTwitterで騒いてたんですよね。

アメリカの大統領専用機、エアフォースワンが頭上を飛んでいる、と興奮している人たちがいる。


バイデンさんの来日で横田基地に降りるらしく、それに伴ってこの周辺をエアフォースワンが飛んでて、それを見た人たちがいたらしいんですよ。


横田基地?

あれ?確か、土日と航空祭をやってるはず、と。


そんな中、エアフォースワンが降りたの?と思ったので検索してみたら、なんとお祭りの中エアフォースワンが着陸してる映像が。(笑)


みんな、お祭りなんかそっちのけで見ていました。



あー、航空祭、行きたかったけど水汲みがあったから諦めたんですよねえ。

行けばよかった。

エアフォースワン、見たかったなあ。


しかし、過去にないくらい警備とか厳しかったんじゃないのかなあ?

以前、航空祭に行った時は、入り口でゴツい軍人の方が銃を脇に抱えていましたしね。

昨日もそんな感じだったのかなあ。


とりあえず、無事に着陸できてよかったですね。

そういえばここ2週間くらい、珍しく頭上に飛行機の音がするなあと思ってたけど、これのためだったのかも知れませんね。

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コロナ前みたいな感じ。

今日は朝から富士山へ水汲みに。

コロナ前だとこの時期あたりから道路が混んで、さらに水汲み場も混んで大半だったんですよ。

どんなに朝早く出ようと、水汲み場にはたくさんの人がいて。

覚悟して行ったもんです。

それがコロナ禍に入り、高速も空いて水汲み場も空いて。


今日は混んでましたよねえ。

コロナ前っでこんな感じだったなあって思い出すような感じです。


行きの高速もそこそこ混んでました。

でもね、あーコロナ前みたいと1番思ったのはバイクが増えたことですね。

バイクの集団が走っていたんですよ。

これ、コロナ禍では見なかったんですよね。



水汲み場に着いたら、駐車場にはたくさんの車が車中泊を。

ここは少し以前と違う光景がありました。



キャンピングカーが多かったんですよね。


以前もキャンピングカーはいましたけど、一台か二台くらい。

今日はかなりの数を見ました。

これもコロナ禍の特徴なんだろうなあと思います。


外なら会話しなければマスクはしなくてもよくなるみたいですしね。

ようやく、コロナ前の日常が少しずつ戻ってくるのかなあ、と思いますね。


夏に向けて、水汲みはもっと早く行かないといけなくなりそうだ。

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業務用の染み抜き剤を使わない方が良い理由。

たまに言われるんですけどね、クリーニング屋さんが使っている洗剤はよく効くんでしょう?と。

また、染み抜き剤も強力なのを使っているんでしょう?と言われることがあるんですね。



確かに洗剤や染み抜き剤には強弱はあります。

でも、だからと言って家庭用が弱いとは思いません。

家庭用のもので落ちないのは使い方が悪いからですね。


いや、今日はそんな話をしたいのではなく。



業務用の方がより強力で汚れ落ちがいいと思うのはわからなくもないんです。

で、今はネットで買い物ができるでしょう?

すると、業務用の染み抜き剤を一般の方も手に入れることも可能なんですよね。


手に入れられるんですけどねえ、お勧めしません。



その理由なんですけどね、別に強力だからとか事故が起こるからとかそんなことは言わないんです。

弱いものだって使い方で事故なんて起こるし、実際に家庭用で黄色く変色させたり穴あけちゃう人もいますからね。


問題はそこではないんですよね。



何が問題か?というとですよ、染み抜き剤って必ず濯ぎが必要なんですよね。

たとえば、洗いと一緒に濯いでしまったりするんですけどね、業務用と家庭用の大きな違いは家庭用は必ず水ですすげるものを使っているんです、でも業務用は水ですすげるものだけでなく、時には油で濯がなきゃいけないものもあるんですよ。


つまり、家庭ではすすげないものも中にはあるわけです。



いくら強力な染み抜き剤を使って汚れを落としたとしても、すすげないと困るわけですよ。

なぜなら、染み抜き剤が服に残るから。

みなさん、染み抜き剤が汚れだけに効くと思っているなら大間違いです。

服にだって影響出ちゃうものもあるんですよね。

だから、きちんとすすいで服から染み抜き剤を抜かなきゃいけないんですね。



僕らクリーニング屋さんは、別に強力なものを使っている訳じゃないんですよ。


汚れや繊維に足しいて適切なものを使い分けているんです。

そのために必死こいて勉強してきたんだから。


勉強した僕らだから使い分けれるので合って、何にも知らない人がただ強力そう、落ちそう、というだけで使っていいものじゃないんですよね、業務用っていうのは。


ネットが便利になってなんでも手に入るんですけど。

業務用は安易に手を出しちゃいけません。

お気をつけを。

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本当のサスティナブルに向けて。

去年からSDGsとかサスティナブルとかエシカルという言葉を色んなところで見かけることが増えました。

でも、すっごい違和感があって。

その違和感が言葉にできなくてモヤモヤしてたんですよ。


一年かけて色んなところで話を聞いてるうちにその理由がわかって来たんですよね。



モヤモヤした理由、それは掲げている目的と実際にやってることがずれてること、ここにモヤモヤを感じてたわけです。



例えばアパレルでは、小手先の対応をするわけですよ。

シワになりにくい、洗っても変化の起きにくい、再生しやすい、そんな理由からポリエステルを押して来たり。

でも、反面、体には負担がかかるんです。 

服本来の機能で考えると負担がかかるからいいことか?と言われると微妙。


また、ゴミから繊維を作るとか、ゴミを利用して染色するとか、そんな話ばかり。

服を黒に染め直す、とかね。


作る時と捨てる時の2択の話しか出てこないんです。



でも、環境のことを考えると、1番なのは今着ている服をいかに長く着用するか?そこが大事なわけですよ。 

長く着用できれば、生産の時のコストも下がるわけです。

その瞬間はコストがかかったとしても、その服が10年使えるのと5年で買い換えるのでは年計算で考えると全然違います。


長く着るためにはクリーニングも大事、なんだけど、実はもっと大事なことがあるんです。


それは、服の作りの問題。


実は今の服は長く着用しづらい理由があるんですよ。


それは接着の問題なんですね。



今の服、接着が多く使われているんです。

そのため、時間の経過とともに接着が剥がれてしまい着られなくなってしまう服は多くあります。


まず、ここをなんとかしないといけないんですよ。

いくらクリーニング屋さんが頑張っても、消費者の皆さんが気を遣いながら着用しても、そもそも服が接着を使われて作られているのでなんともしようがない。


なぜ接着を使うのか?というと簡単だからですよね。

縫うよりも簡単。

コストも下がる、いいことづくめなわけです、アパレル側にはね。

でも、結果的に環境に負荷をかけることになっているわけだから、ここは手を抜いちゃいけない所だと思います。



上っ面のSDGsやサスティナブル、エシカルにモヤモヤしていたら、ようやくここ最近、変化の兆しを感じることができるようになって来ました。



作ることと捨てる時ばかり気にしてた人たちが、使用している間のこと、お手入れに関心を持つ人たちが出て来たんですよ。


これね、とても大きなことだと思います。


それは先日の洗濯講座にも表れていて。

一瞬で講座が埋まったのがその証拠だと思うんですよね。



僕らの仲間のところにも、セミナーができないか?とか何か一緒にできないか?という話も来ています。

もしかしたらこれから洗濯の講座、服を長く着用するための講座とか増えてくるかもしれないですね。


僕らもまた6月に講座をやります。

その詳細はまた今度。

ようやく本格的に変化し始めたなあと感じ始めてます。

手応えはこの後だろうなあ。

この一年、clubhouseで話をして来て手応えは感じて来たので、リアルもついてくると信じてます。

みなさんの衣生活が本当に楽になりますから。

その日はそう遠くない未来だと思ってます。

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虫食いやカビの被害を出さないためには?

今年の服はカビと虫食いの被害が多いんですよね。


多分、両方ともコロナ禍で寝かしてたからだと思うんですよ。

この2年、外出もそんなに多くなかったじゃないですか?

すると、着ないからと服を洗わなかった人もいたと思うんですよね。

さらに、次来たら洗おうと思ってた人たちが洗い忘れてたり。


その状況、カビや虫には好都合なわけですよね。


僕らは洗う前に検品をするので、虫やカビの被害をよく見つけます。

虫食いは修理して着られるものが多いのですが、修理代が高くて諦める人もちらほら。


その気持ちわからなくもないんですけど、修理屋さんがやっている技術って凄くて。

それを知っているだけに、この穴を塞ぐ技術はこのくらいかかるよなあ、と僕は思います。



虫食いの被害に遭ってしまったら仕方ないですが。

でも、その前にやれる事はあるわけですよ。

衣替えの今の時期にやれることをやって虫の被害を防ごう!と思うわけですね。



まず、虫食いはどんな服にも起きるものではありません。

ここ、大事。

虫もグルメですから、好んで食べるものと食べないものがあるわけです。


ポリエステルやナイロンなどの化学繊維は余程のことがない限り食べません。

凄く汚れていて、化学繊維も食べられたことがある、という事例はありますが、本当にレアな事例なのでほぼ無視していいと思います。


問題は植物系の繊維と動物系の繊維。

これがやられるわけですよ。

綿や麻、ウールやカシミヤ、アンゴラ、アルパカ、シルク 、この辺がとても危ないわけです。 

そこに加えて、汚れていると、いわゆる味がついた状態。

味のないものよりも味のある方が美味しく食べるのは人間でも同じですよね。


ここの一度整理しましょう。


虫に食われやすい服がある。

植物系の繊維と動物系の繊維が食べられやすく、汚れているとさらに食われやすくなる。


という事ですね。


さて、ここでもう一つ、情報を足したいと思います。



どの繊維も同じような確率で食べられるのか?という問題。

実はここも違うんですよね。

虫に食われやすい繊維って細いんですよね。

すると、同じ繊維でもより細い方が食べられるということになります。


ウールよりもカシミヤ、アンゴラの方が食べられやすいということですね。


綿も、高い綿製品になると糸が細くなって食べられる確率が上がります。


シルクは元々がものすごく細い繊維なので食べられやすい繊維です。


では、具体的にどんな衣類が虫にやられやすいのか?

僕らクリーニング屋しか知らない、リアルに虫食いの被害の多い衣類と言うのがあるんですね。


その一つが、礼服。



礼服はトラブルの多い服なんですよね。



まず、着用する機会がいつか?わからない。

そして、着るまで相当の期間が空くことがある。

また、着用するシーンでは飲食をする場面がとても多い。


つまり、汚れがつく可能性が高く、あまり着用しないのでクリーニングをしてしまうことを忘れがちになり、ある日突然着用することになるので被害に気づけないことが多い。

素材もウールが多いし、中にはシルクを使ったものもあります。

ポリエステル素材も多くありますが、そちらは虫食いの被害よりもカビの被害が多いですね。



礼服のトラブルは毎年必ずありますからね。

慌ててお持ちになるお客さん、ほぼほぼ何かトラブルがあるケースが本当に多い。



みなさん、礼服、この機会にチェックしてみてください。



では、虫の被害からどうやって守るか?です。



防虫剤を入れればいい、と思ってる人たちがいますが、それだけでは無理なんですよね。

しまい方というのがある。

そして、しまう前に必ずクリーニングをすることが大事なんですよ。


虫が食べやすくなるような汚れを付けたままにしておかない、という事。



ここを基本にしておくと虫だけでなくカビの被害も減っていきます。



クリーニング代がもったいないとよく言われますけど、いざ使おうとしてカビていたり虫食いの被害に遭っていたりして、買う方が余程勿体無い。

カビだって洗えば落ちるものでもないですからね。


カビ臭い匂いをさせて礼服を着ていきたくないでしょう?



礼服のトラブルは多いので、洗ってからしまう習慣をつけましょう。

それだけで虫やカビの被害が激減しますから。

まずはそこから、です。

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ハンカチが立つ。

僕がクリーニング学校に通っていた時のこと。



仕上げの先生がいたんですよね。

僕が学校に行く前の年に、テレビに出てて。

アイロンの達人で出ていたような気がします。


その番組の中では、ハンカチで鶴を折ったり。

もちろんアイロンでですよ。(笑)

これね、結構難しいんです。

まず、ハンカチを正方形にしなければいけなくて。

ハンカチって正方形じゃないんですよね。

よく見るとほんのちょっと長方形。

これを正方形にするところから始まるんですね。

で、どんどん折っていくんですが、これも案外難しい。

アイロンかけていて伸びてしまうところもあるので、伸びないように押さえつけたり形を整えて鶴を折るのはかなり難しいんですよ。


さらに番組内で、シーツで船を折ってプールに浮かべる、なんて事もしていました。

鶴より簡単そうに思えるんですけどね、いやいや難しいんですよ。


なぜなら、折り紙の船をシーツで折るわけです。


帆が立たないんですよね、シーツの重みで。

でも、それを立たせちゃうんです。

これね、すごい技術。

クリーニング学校に通っているときに、その時の裏話も聞いていますが、それを聞いたとて、出来るか?と言われたらはいとは素直に言えないかなあ。


その先生が、よく仕上げの授業の時に話してたんですよね。



きちんと仕上げるとYシャツは立つんだよ、と。



Yシャツを仕上げて畳んだやつの襟を下に持つと、ワイシャツが立つんですね。

で、当時、アイロンなんか握ったことのない僕らが仕上げるんですよ。

先生はビシッと立つんですけど、僕らはなんとなく立つ。(笑)

その当時はワイシャツが立つ意味をあまり深く考えなかったんですよねえ。



先日、 clubhouseで話をしてて、アイロンの講座を聞きたい、と言われまして。

その中で、他でアイロンの講座をしているという方のお話を聞いてたんですね。

お話を聞いてて、僕らが大事だと思うポイントと少し違うふうに聞こえてきて、この違いをわかりやすく出来ないかなあ?と考えてたんですよね。


悶々としてる中、仕上げをしている時にふと、ハンカチを仕上げてみるか、と思い立って。

2枚、洗ったままのしわくちゃのハンカチを仕上げたんですね。


一枚は普通に、一枚は少し手を加えて。

ノリはつけず、霧吹きだけでアイロンで仕上げていきます。



仕上げ終わって、なんの気なしにハンカチ立つかなあ?とやってみたんですよ。

普通に仕上げた方は、しなっとすぐ倒れてくるんです。

手を加えた方は、立つんですよ、ハンカチが。


もちろん触り心地も少し違う。

のりをつけてないのに腰がある。


その時にね、あ、先生が言ってたのはこれのことか、と気付いたんですよね。


あの時は気付けなかったなあ。

薄いハンカチですら、きちんと仕上げるとちゃんと立つんですね。

これ、クリーニング屋さんなら誰でも原理は知ってるんだけど、出来ると思ってない人がいるんじゃないかな?と思って。

何人かに写真付きでメッセージ出したんですね。


すると、写真見て、すげえ!と返ってくるわけです。(笑)

この時点では出来ないと思ってる。(笑)

でも、挑戦してみたくなる。(笑)


5分後、メッセージが来るんですよ、写真付きで。



立った!と。(笑)



クララか。(笑)

アイロンの大事な原理はここなんだよなあ、と改めて思いましたねえ。


一般の方が、アイロンが上手にかけられない、というのは、実はこの部分なんですよね。

手順を知らないから、どこをかけて良いか?わからないから掛けられないと思っている、それは大きな間違い。

その手前の、アイロンの使い方そのものを知らないのが原因なんですよ。


ハンカチを立てながら、先生の言葉を思い出し、これは伝えていかないといけないよねえ、と思いましたね。

アイロン講座、どこかでやりましょう。

講座の後、あちこちの家でハンカチが立ってたら面白いだろうなあ。(笑)


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朝一で修理に。

今、僕らクリーニング屋さんにはいくつかの不安があります。



ひとつは人材不足。

そして、どのくらいクリーニングが利用されるか?

最後に、機械の故障。



この三つ目がかなり厄介でしてね。

ニュースとかでもやっていますが、今いろんなものが手に入らなくなっています。

車も納車されない事態が出てるようですしね。

クリーニングの機械なんて、うちらしか使わないのでさらに部品や機械の入手が難しくなっています。

さらに、洗濯機メーカーがコインランドリーの機械の方に生産をシフトして行っているので、新しく機械を発注しても納期まで3ヶ月以上かかるとか。


みんな、機械が壊れないでくれよ!と祈りながら仕事をしていると思うんですよね。


そんな中、昨日の夜のこと。


僕がアイロンをかけている時に嫁さんが接客をしていたんですよね。

その間、水洗いの機械は洗っています。

接客が終わって、嫁さんが機械のところに戻ると、機械が止まっている、と。

洗い終わると自動で止まります。

洗い終わったんだな、と電源のところを見ると電源が入っていない。

おかしいな?と思って再度スイッチを入れ直してみてもうんともすんとも言わない。


イヤな空気が流れます。



もう一度電源落として、しばらく経ってから再度入れ直してもダメ。

ブレーカー落としてから入れ直してみてもダメ。


うん、とりあえず、動かないな、ということを確認して、器械屋さんに電話を。

その場でできることを指示してもらいながらいろいろ試してみましたが、ダメでした。


さて、困りました、水洗いの機械は毎日使います。

ワイシャツを洗ったり、水洗いをしなければならない汚れのひどいものなど洗わないといけない。

しかも今、クリーニング屋さんの繁忙期。

急ぐものではないけど、洗わないと次から次に入ってくるので仕事が滞るだけでなく、溜まっておく場所も無くなってしまいます。


機械の買い替えをしなければならないのか、修理で対応できるのか、そもそも部品が手に入るのか、いろんなことが頭をよぎります。


クリーニングって毎日の仕事ですからね、機械が壊れて使えないって死活問題です。


すると機械屋さんが電話で、明日朝イチで行きます、と。

6時でもいいですか?というんです。

うちは一向に構いませんが、機械屋さんがうちに6時にくるということは少なくとも5時前には出ないといけません。


機械屋さん、知ってるんですよ、機械が動かないとうちらが困るってことを。

だから、こんな早い時間から対応してくれるんです。



今朝、うちに来る前に一軒寄って対応してから来たとのこと。

そして、機械を見てくれて、なんとか直してくれました。

そして、また次に行くからとあっという間に帰って行きました。


助かりましたねえ。

機械屋さんには頭が上がりません。


昔はね、機械屋さんには無理をいう人たちって多かったんですよ。

早く来い!早く直せ!そんなふうに怒鳴りつけるひとたちっていたんです。

なんとなく世の中に職業の上下があってね、下請けとか取引先に何しても何言ってもいいと思ってた時代ってあったんですよ。

うちらクリーニング屋さんも似たような感じで怒鳴られたりしたことありますしね。


でも、今はいろんな業者の人たちが助けてくれてるって分かってるじゃないですか。

当たり前に、なんの不都合もなく過ごせているのは、そういう人たちの仕事のおかげだと分かっています。


機械屋さんもそうだし、うちらクリーニング屋もそう。

必要のない人なんていないし、何かあればお世話になる人たちなんですよね。


本当に助かりました。

でもね、機械屋さんたちも高齢化が進んでいて。

若い人は見かけないんですよ。

今後、どうなって行くのかなあ。

クリーニング屋さをも高齢化してるし、他の業種でも似たような状況だと思います。

安定的な生活が今後脅かされることがあるのかなあと思ったりもしますね。


どんな大きな企業でも、実際に細々した仕事をしてるのはいつも個人事業主ですからね。

そういう人たちがいなくならないようにしないといけないなあと思います。

クリーニング屋さんも後継者を育てられるようにならないとな。

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カシミヤのニットはどう洗う?

昨日、洗濯王子の中村くんのセンタクライブで、カシミヤのセーターのお洗濯の話をしていました。


衣替えの時期ですから、そろそろカシミヤのニットは洗いたい所。

自分で洗う方法は?とか洗う注意点など質問が多いんでしょうね。



王子も話してましたが、カシミヤは基本クリーニング一択だと思うんですよね。


みんな、なぜ自分で洗いたがるのか?不思議でならないんですよ。

だってね、カシミヤって高級絨毛繊維と呼ばれている素材です。

ウールの仲間ですけど、ウールよりも柔らかいし肌触りはいいし、暖かい素材。

ウールより性能がいいから、そもそも買う時に値段が高いわけですよ。


で、それを洗うのに、ウールと同じに扱えるわけないでしょう?と思うんだけど、これってそうは思ってないってことなんですかね?

洗うのはみんな同じ、高級素材も普通の素材も変わりない、と思っているのかなあ?



柔らかい素材と硬い素材、同じように扱えるわけないって想像できると思うんです。

より丁寧に扱う必要が出てくるわけですよね。


また、自宅で丁寧に洗うから、という人もいますが桶に水張って押し洗いする程度でどのくらい汚れが落ちると思っているのか?そこも不思議だなあと思うんですよね。


今の服の汚れって複合的なんですよ。

内側から出る汗などの汚れ、排気ガスなどの外からくる油の汚れがあるわけです。

よく、汚れのほとんどは水で落ちる、という人がいますが、水で落ちる汚れは確かにありますが、水に溶ける汚れですら水につけただけでは落ちないんですよね。


こういう話をする人たちって、ナチュラル系の洗濯をしてる人たちに多くて、界面活性剤とかそういう化学的なものを嫌う傾向があるんですが、水は自然なものだからと信じたいんだろうけど、事はそんなに簡単な話ではないわけです。


一言で言うなら、洗濯を舐めんな!って感じ。



そんな簡単ならうちらクリーニング屋はこんなに苦労していません。



話を戻しますが、カシミヤのニットを自宅で洗う方法はないのか?と言われることがあります。

自宅でも洗える、でも、クリーニングよりも品質が落ちる。


どう落ちるか?というと、風合いが変わったり、ヌメ感がなくなったりカシミヤ本来の風合いがなくなっていくんです。


それでもいいよ、という人が自分で洗うのは構わないです。

納得の上でやってますからね。


でも、もう一度考えてもらいたいのは、そのカシミヤのニット、買った時に大事にしようと思いませんでしたか?と言うこと。


来年もまた買った時のような柔らかさ、風合いで着たいと思いませんか?と言うこと。


少しでもそう考えるならカシミヤ製品はクリーニング一択なんですよね。


カシミヤも安くなってますからね、そもそもがいい素材というのを忘れてしまってる人たちもいるようです。

カシミヤはいい素材です、大事にしてもらいたいなあと思います。

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日曜ですが仕事です。

今日は日曜ですが。 

お預かりした品物が溜まってるんですよね。

今の時期は、今着るので急ぐものと、しまうものなので急がないものが混在している時期。

そして、洗う前の検品が大事な時期でもあります。


普段ならお休みなんです。

でも、休んでられない時もあるんですよね。


という事で、お店は閉めていましたが、中の方で仕事をする日となりました。


クリーニングって服を機械に入れてボタン押せば洗えるんでしょう?とか思われてるみたいですよね。

確かに、機械に入れてボタンを押すんですけど、それまでにやることがたくさんあるわけですよ。


服の確認をしなければいけない。


どんな服か?どんな素材か?装飾品は?汚れは?など確認をすることが大事。

それによって仕分けていくわけですね。


一緒に洗えるもの、洗えないもの、ソフトに扱うもの、要注意なもの。


ここまでの段取りが大変なわけですよ。



さらに、今年は新規のお客さんが増えています。



新規のお客さんの品物は特に気を使うんですよね。

なぜなら、以前どんなふうに洗っているか?わからないから。

裏っ返すと綿ぼこりが張り付いてることもあるし、汚れが何層にも重なっていることもあります。


洗い直しの回数も必然的に増えるし、洗い直している最中にも新たにお預かりした服がどんどん入ってくる。(笑)


すると、お店閉めている日曜に整理しちゃうのが分かりやすくなるわけです。


クリーニングは一年中忙しい仕事ではないですからね、今だけこんな状態なんだけど、コロナ前がこんな感じだったなあと思いました。


衣替えによる繁忙期もあと少しかなあ。

もうちょい頑張りますかね。

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今年は混んでますよ。

ただいま、ものすごく混んでおります。

4月から急に暑くなったりしたのもあるとは思うんですね。

さらに連休でみなさん衣替えを済ませ、さあクリーニングへ!と思いになったお客さんも多数いらっしゃいます。


そして、周辺のクリーニング屋さんの閉店などもあいまり、今年は例年になく忙しい。



いや、多分原因は違うんですよねえ。



すんなりと洗って仕上がっていったらそれなりにたまることはないと思うんですよ。


なぜ、品物が溜まっていくのか、と言うと単純に労働者がいないから。

去年は3人体制、父と僕と嫁さんでやってたわけですね。

さらに忙しくなると職人さんを頼むんです。


ところが、去年の暮れから父は仕事から離れまして、さらに職人さんも高齢のため仕事を辞めてしまいました。


以前なら職人さんを派遣する派遣所があったんですが今はもうないらしい。

つまり、どんなに忙しくても頼むことはできないんですよ。


うちの仕事の性質上、パートさんやアルバイトを入れることは出来ません。

品物にあったクリーニングをしているので、何も知らない人に仕事を任せられるほど簡単ではありませんからね。


これが主な原因で仕事が溜まっているのだと思います。



もう一つ。

こちらも割と重要な案件で、今お預かりしている品物の中で、洗い直しを何度もしているものが結構あります。

去年洗わなかった方のもあるんですが、かなり大変なのが、他店のクリーニング屋さんで洗ってたものを持ち込まれているケース。


お客さんは気づいていらっしゃらないんですが、相当汚れがあり、何層にも重なっているんですね。


洗うたびに表面の汚れが落ちて、その下の汚れが、こんにちは!と顔を出してくる。(笑)

えーい、洗い直しだー!と洗い直すと別の汚れがまた、こんにちは!とでてくる。(笑)


この繰り返しが地味に作業を遅らせています。



申し訳ございません、納品が遅れていますが丁寧に仕事をしている、と言うことで今しばらくお待ちくださいませ。


お預かりは随時していますので遠慮なくどうぞ。


終わらない仕事はないんだよ、と誰かの言葉を思い出します。(笑)

そう、どんなに忙しくてもいつかは終わる。

たとえ一年中こんな感じで仕事をしていたくてもね。

頑張ります。


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人が活動した証。

今年はクリーニング屋さんに品物が集まっているようです。

全国各地のクリーニング屋さんと連絡を取りますけど、どこも忙しいよ、との事。

気温差で多少のずれはありますが、4月に入ってから出始め、連休後にまた出ていると話を聞いています。


お客さんと、今年はクリーニングが出てますね、とお話をしていると、みんな動いてるのね!とお話をされます。

これね、少し違うんですよ。


どう違うか?と言いますとね、クリーニングってみんなが動いたから出るものなんです。


服が汚れないとクリーニングには出さないじゃないですか?

服が汚れるって言うことは、その服を着て何かしていた、ってことなんですよね。

 


何か食べにいった。

どこかに出かけた。

遊びに出かけた。


つまり、みなさんが動いた後って事なんですよね。



動いたと言うのは何も直近の話ではありません。

直近ならワイシャツが増えてきます。

でも、ワイシャツはそこまで増えていない。

増えているのは冬服なんですよね。


この半年くらいの動きが活発だったと言う事なんだと思います。


昨年後半、一気に感染者数も減りましたしね、緊急事態宣言も解除され、まんぼうも解除され、その間に動いたと言う事なんだろうなあって思います。


過去の感染症は2年くらい経つと収まると聞いています。

そろそろ本格的な活動に入るのかな?と少し期待は持つんですけどね。

どうなるんでしょうか。


やはりコロナ禍の服と言いますか、部分的な色はげをしている服がちらほらあります。

おそらく、アルコール消毒のせいかな、と思うんですよね。

他にも消毒の類には色を抜いてしまうものもあるので、みなさんご注意を。



何にせよ、洗ってしまいましょう、服は。

来年また着るためにね。

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僕ならドライクリーニングをします。

この時期、衣替えで自分でホームクリーニングをして服をしまおうとする人たちはたくさんいると思います。


おしゃれ着用の洗剤もたくさん出てるし、洗濯機もドライコースに対応してるし、なによりも服の洗濯絵表示に水洗いできると書いてある。

だから、自分で洗ってしまおう、と考えるのはごく自然だと思うんですね。



ウールのニット製品、僕なら水洗いはしないんです。

あまりにも汚れていたらそりゃしますが、そもそも水洗いをしなきゃいけなくなるまで着ないようにします。


ウールのニット製品はドライクリーニングで洗いたいなあと思うんですよね。


その理由は、水で洗うと色々と変化するから。


出来るだけ製造時の状態を維持したいので、ドライクリーニングをすると思うんです。


ウールを水洗いすると縮む、と言う人がいます。

厳密に言うと、ウールを水洗いしても縮みません。

ウールが水洗いをして縮むのは、洗い方が悪いから。

その証拠にウールを水につけただけでは縮みませんからね。

もし、水に濡れて縮むなら汗かいても縮みますよ。


ウールは水に濡れて温度が掛かると、繊維の表面のキューティクルが立ち上がります。

魚の鱗が逆立つ感じ。

これ、生きてる時に汗をかいたら発散しようとしたんでしょうね。

キューティクルを逆立たせる事で汗を空気中に発散させて体温を下げてたんだと思うんです。

それが繊維として取り出しても機能として残っているんです。


で、この状態で揉んでしまうと繊維同士が絡み合ってこんがらがるんです。

そして、縮む。


これがウールが縮むメカニズムです。


なので、水につけてキューティクルが逆立っているだけでは縮まないんですよ。

揉んで初めて縮みます。


ここをよく理解していると、水で上手に洗うことも可能なわけですね。



じゃあ、水でも洗えるじゃない?と思うんですが、それでも僕ならドライクリーニングをしてもらいます。


なぜか?


仮に上手に水洗いが出来たとしても、生地の腰が抜けるから。

新品なら最初の水洗いではそんなに変化は見えないと思うんです。

でも、確実に腰が抜けてて、数回洗うとへなへなになります。

これね、元に戻らないんですよね。

で、この腰が抜けた状態が型崩れの原因になるので、僕なら水洗いをしなきゃいけないような状況はまず避けるだろうな、と思うんです。


で、ドライクリーニングで洗って貰えば腰も抜けないし、縮まないし、なるべくいい状態を維持できる、と。


僕ならそんな風に着て、衣替えの時もドライクリーニングをしてもらうと思います。


まあ僕はクリーニング屋なので自分で洗うんですけどね。(笑)



服を洗うって、実は買った時から始まっています。

その服の特徴を把握して、どんな着方をしたら傷んでいくか?理解するところから始まります。

そして、着ている時もどんな風に洗えるか?から、どこまで汚せるか?を考えて、適切なタイミングで洗うようにします。


これ、少し難しく書いてますけど、シンプルに考えるとこうなるんです。



この服はデリケートだな、なら少し早めにクリーニングしよう!


この服は割と強いな!なら、汚れが目立っても洗って落とせるな!



こんな感じ。


服のお手入れってそんな難しくないんですよ。

服のことがよく分からない、と思ったら是非クリーニング屋さんに相談してみてください。

個人店のクリーニング屋さんならきちんと説明してくれると思います。

衣替えの時期です、クリーニングに持って行くついでに質問してもいいと思います。

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ファッションを楽しむなら。

日曜のゼロから学ぶ洗濯講座、その後の話が届いています。



どのくらい伝わったかな?

ちゃんと伝わったかな?



やってる方はドキドキです。

何しろ今までにない切り口で、ここだけしか聞けない洗濯講座。

しかも、この話を聞けば服をきちんとお手入れできる、という講座。


だからゼロから、なんですけどね。

でも、ゼロからって言っても今までの知識もあるのに大丈夫かな?と不安はずーっとあったんですよね。


まあ、全部伝わらなかったとしても、大事なところが伝わってくれたらなあ、と思っています。


そしたらです。

なんと、受講してくれた方がライブで洗濯講座のお話をしてくれて。

僕らもそれを聞いて、ちゃんと伝わっている!とほっとしたんですよね。


そして、何よりも嬉しかったのは、洗うという呪縛が解き放たれた、という事。


みなさん、頑張りすぎなんですよ。



自分で洗わなきゃ、もっと綺麗にしなきゃ、と頑張りすぎ。

そのせいで生活に支障が出ていたり、自分らしさがなくなってしまう人もいるんですよね。



特に自分で洗うということにこだわり始めると、服を楽しめなくなる。


洗いやすい服を、と選ぶとファッションとして楽しめなくなりますよね。

しかも、無意識のうちにそういう服を選んでしまってる人もいるようで、いくらなんでもそれは辛いなあ、と思います。


その人がですよ、講座を受けた後にこう言ってたんですよね。



今までは主婦として気付かないうちに、洗いやすい服を中心に選んでいた。

自分らしさを置いといて、と。


それが、洗濯講座を受けて、クリーニング屋さんに頼っていいんだ、と気づいた、というんですね。

なんとかして洗わないといけないと思い込んでいた呪縛から解き放たれて、自分らしい、自分の好きな服を買ってきてもいいんだ、と。


そして、なんとなく買い物が好きじゃなかった理由がまさにここから来てて、好きなものを買えない、洗いやすいものを選んでいることから楽しめなかったと気づいたとおっしゃるわけですよ。


それが、クリーニング屋さんに頼っていいと気付いた事で、改めて自分の好きな服を買いに行こう、と思ったというんですよね。



ね、すごい変化でしょう?


洗うという行為がいろんな制約を付けたり、生きづらくしせていたり、大変な思いをさせているんですよね。

いろんな原因があります、自分で洗わなきゃいけない、クリーニング屋さんに出すのは贅沢だ、などなど。

でも、クリーニングに出してもいいんですよ。

ファッションを楽しめないとつまらないでしょう?

家で洗えない服は洗えないんです。

そこは事実ですもん、そこを無理矢理洗う必要はないんですよね。


ぜひ、ファッションを楽しんでクリーニング屋さんを利用してください。

なんでも抱え込む必要はありませんからね。


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ドライクリーニングのニオイ。

日曜の講座のお話が続きます。(笑)



日曜の洗濯講座は、コインランドリーが併設されたクリーニング屋さんで行われました。

午前中は、主に座学を。

午後からは実際のドライクリーニングの機械を見てもらい、洗い上がった服を見てもらったんですよね。



見てもらう前にドライクリーニングの話をちょこっとしてるんです。


ドライクリーニングの事を誤解されている方が今非常に多いんですよ。



ドライクリーニングで汗の汚れおちない。

うそうそ、落ちますよ。

落ちないって言ってるクリーニング屋さんがいたら、その人はドライクリーニングを知らない人です。(笑)


ドライクリーニングで洗うと臭いがする。

きちんと洗うとにおいはしません。


ドライクリーニングはどうしてもクリーニング屋さんしかできないので消費者の方々は想像もできないと思うんですよね。


で、実際洗ったんです。

そして、洗い上がった服を触ってもらったんですね。



すると、面白いことが起きたんですよ。

 


半分くらいの人が洗い上がった服の匂いを嗅いでる。(笑)

説明は受けたけど、臭いがしないなんて本当?と思ったんでしょうか?


実際に嗅いだ方からお話を聞きましたが、においはしなかった、と。

自分の知ってるドライクリーニングとは違う、と話していました。


ここ、実は大きなポイントなんですね。



多くの方が話してるクリーニング屋さんって、チェーン店が多いんですよ。

何軒回っても臭いがした!というかたもいるんです。

だから、ドライクリーニングは臭いがするものだ、と。


でもね、その何件も回ったクリーニング屋さん、みんな別のお店ですか?と聞いてみたいんですよ。

実際、うちであった話で、うちに来るまでに五件のクリーニング屋さんを回ってきたけど、どこも落ちなかった、と。

具体的にどこのお店に行きました?と質問をしたら、なんと5件とも同じクリーニング屋さん。

受付だけのお店に出しているので、5軒回っても結局同じ工場に行きますから落ちるわけない。


これ、特殊な事例に思えるかもしれないですけど、案外やってると思うんですよね。


なぜなら、みなさんクリーニング屋さんの屋号を見てないから。


クリーニング屋さんは、クリーニング屋さんなんですよね。

ちゃんと屋号があるんです。

うちなら、一伸ドライクリーニング店という屋号があります。

でも、うちを30年くらいご利用されているお客さんでも、うちのことをクリーニング屋さん、名前は知らない、という方、いらっしゃるんですよ。


同じお店に出していたらそりゃ同じような結果になります。


臭いがしたからとお店変えてるつもりなのに、同じクリーニング屋さんにだしているんだから。


お客さんの方も、きちんとお店の名前を確認した方がいいですよね。

少なくとも、同じ工場に行くことは無くなるし、違うお店を利用していれば、いつか自分に合うクリーニング屋さんが見つかると思います。



ドライクリーニングの終わった服の匂いを嗅いでいるのを見て、面白いなあと思ってしまいました。(笑)

でも、こういうところからつたえていかないと正しい情報は伝わっていかないですよね。

次回も、匂いを嗅いでもらましょう。(笑)

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汚れではなく服を理解することが大事です。

昨日は伊勢原市のクリーニング屋さん併設のコインランドリーにて、ゼロから学ぶ洗濯講座をして来ました。


洗濯王子の中村くんが主に話し、クリーニング師がサポートする、というイベント。

今までにない切り口の洗濯の話で、とても面白い講座となりました。


今までの洗濯の講座というと、汚れに対する洗い方の話になってしまうのですが、リアルな話、それで洗える事はほとんど無いんですよね。


多分、いろんな洗濯のセミナーや講座を受けて来ても、結局洗えなくてまた別のセミナーを受ける人ががほとんどだと思うんですよ。

もうね、これこそ本物の洗濯難民。

洗濯の情報、コツ、裏技を探し続ける洗濯難民です。

なぜ、それでは洗えないのか?




その理由は、服を見てないから。



洗濯って服を洗うんですね。

汚れを落とすんだけど、それは汚れがメインではなく、服についた汚れを落とす。

つまり、服をメインに考えないといけないんです。


洗う服以上のしょりは出来ません。

この汚れを落としたい!と思っても、汚れが落ちても服がおかしくなったらダメでしょう?

つまり、汚れと服を天秤にかけた時に、服の方が大事なんですよね。


だから、まず洗う服のことを理解する必要があるんです。

でも、ほとんどの方が服を理解していない。

わからなくて、洗い方を間違えたり、過剰に弱く洗ったりして汚れが落ちなくなってるんです。


汚れが落ちない原因は、服に適したやり方をしてないから、なんですよね。


で、ここに気付くと実は洗濯はとてもシンプルになります。

そして、簡単になるんです。


今回の講座はまさにそんなお話でした。

1日フルに話を聞いてもその場では全部理解できなかったと思うんですね。

でも、日曜に配ったレジュメ、実はこれがかなり良くできていまして。

これをよく読んで、この通り洗ったらきれいになるんですよ。


このレジュメのすごいところは、自分で洗えるもの、クリーニング屋さんに出すもの、自分では落とせない汚れもわかるようになるんです。



参加した皆さん、是非レジュメを読み直してもらいたいなあ。


当日、反省会もしましたが、これからさらに反省点と改善点をあげてブラッシュアップしていきます。

そして、さらに分かりやすく、正しい洗濯の知識をみなさんに持ってもらえるように。

いや、ここは服の知識ですかね。

すると、洗濯もクリーニングも適切に利用するようになれます。



次回、またお知らせしますね。

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ゼロから学ぶ洗濯講座、始まります!

今日は伊勢原にて、洗濯講座に参加しています。



えー、一応、講師の一員ということになっていますが、スタッフですね。(笑)



今日の洗濯講座は、今までにない洗濯講座になります。

参加者の皆さんの常識が変わりますよぉ〜。(笑)



今日1日、楽しんで学びましょう。


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部屋干し臭は干し方では解決できません。

これから梅雨の時期に入ってくると、洗濯物を外に干せる日が少なくなります。

また、最近は日常的に洗濯物を部屋干しする人も増えていて、それと同時に部屋干し臭なる、洗濯したのににおいが出る問題に苦労する方も多くいるようです。


まるで部屋で干すから匂いが出てしまうかのようなこの表現。

やめた方がいいですよねえ。

誰かが言ってたな、部屋に謝れ、と。(笑)



この部屋干し臭対策として、いろんなやり方があちこちで見られるようになりました。


漂白剤を入れて洗えば匂いは無くなる、とか。

マグネシウムを入れて洗うと匂いがなくなるとか。

乾かし方を工夫すれば匂いがなくなるとか。


特に、乾かし方の工夫はいろんなところで見かけますね。

雑菌の繁殖をなるべく阻止したいので、できる限り早く乾燥することが大事だ、と言うわけです。


雑菌が臭いを発せいさせている。

だから、雑菌が繁殖しないようにすればいい。



一見、正しいように聞こえますよね。

これね、僕は一時的な効果だけであまり意味はないと思うんですよ。

干し方で解決するのはその場しのぎで根本的な解決にはなっていないんです。



そもそも部屋干し臭というのがなぜ発生するのか?というと、雑菌が出す排泄物が臭いを発せいさせているんですよね。

花王が発表していますが、モラクセラ菌というのがいて、それが原因だというんですよ。


モラクセラ菌が原因なら正しいんじゃないの?と思うかも知れません。

でも、なぜ乾かし方では一時しのぎで根本的な解決にならないか?というと、部屋干し臭の原因は菌の餌が服に残っているのがそもそもの原因だからなんですよね。


簡単に言うと、汚れが残ってるから匂いが発生する、と言うシンプルな話なわけです。


汚れが残っているから、菌がそれを食べ、排泄してにおいが出る。

モラクセラ菌というのはその辺にいる菌なので、仮に洗濯で完全に排除できたとしてもまたやってきます。

しかも、残念なことに完全に排除するのは無理なんですよね。

必ず菌は残るんです、ほんの少しでも。


すると、菌よりもその餌が沢山ある方が問題、と言うことになるわけですよ。


干し方で一時的に菌の繁殖を妨げたとしても、着用して体温で服の温度が上がれば菌は活発に繁殖します。

そうしたらアウト、すぐ臭い始めますよ。


だから、乾かし方で部屋干し臭を解決しようとするやり方では防げないんですね。


では、部屋干し臭はどうやったら防げるのか?



実は簡単なことで防げるんですよね。



それは、水の量を増やすことと、すすぎの回数を増やすこと。

これで解決しちゃうんですね。



菌の餌=汚れなんですけど、いろんなやり方があるんですが、そもそも十分にすすぎ切れてなくて汚れが残っているケースが非常に多いんですね。

また、最近の節水ブームで水が圧倒的に足りない。

そのせいで洗浄力もかなり弱くなっているんですよ。


なので、まず洗う時に水の量を増やす。

そして、すすぎを3回に増やす。


これだけで部屋干し臭がなくなり、さらに服が白くきれいになります。



干し方を工夫するよりも全然楽だし、効果も抜群です。

この一年、クラブハウスで部屋干し臭のご相談を沢山受けてきて、この説明をして改善した人が沢山いますからね。

本当におすすめです。



世の中にはいろんな洗濯のやり方やクリーニングの話が出てますけど、本当に意味のある話ならきちんと効果出ます。

逆にいうと、やってみたけど効果が出ないなあ、と言うときは何かが違うと言うこと。

その話自体がおかしいか、やり方と目的があってないか。

そのどちらかですね。


ぜひ、部屋干し臭で悩んでいる人がいたら試してみてください。


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クリーニングと洗濯、どう分けていいかわからないんだと思うんですよね。

有名人や芸能人の方って光っていて、さらにみんなに憧れられてて、メンタルも強そうな気がするじゃないですか。

でも、僕らが思ってるのと本人たちが感じているのは少し違うみたいなんですよね。


意外と、必要とされてない、好かれてない、と思う人は多いみたいです。


かのイチロー選手ですら、本人曰く大リーグに移籍する時に、みんなから通用しないと批判されたと話していました。

僕はそんな気は全くなかったので、逆に驚いたんですけどね。


イチロー選手と比較するのは烏滸がましいですが、クリーニング屋さんも実はあまりよく思われてないんじゃないかな?と思ってる人多いと思うんですよね。


自分が、というよりもクリーニングそのものが良く思われてない、と思ってる業界人は沢山いると思います。


大手チェーン店の品質が悪いから業界の信用がなくなったんだ!



そういう方々もいます。


いやいや、個人店も悪いところがあってそういうところ含めて信用無くしたんだ!



という方もいます。

かと思えば、全然悪いと思われてるとは感じてないクリーニング屋さんもいます。


面白いですよね、感じ方は人それぞれなんだけど、真逆の感じ方をするなんて。


確かにこの20年くらいを振り返ると、クリーニング業界では売上が上がったことはほぼないんじゃないかな?

災害で極端に減った後に少し戻って前年比よりも上がったケースはありましたけど、基本前年割れだったと思います。


業界全体の売上ですよ。

個々では売り上げを上げているところはあります。



この一年、クラブハウスで話してきて感じたことがあるんですね。

それは、クリーニング離れの原因は、既にクリーニングではないんじゃないだろうか、という事なんです。



確かに、結構なお年を召した方のお話を聞いていると、クリーニングを利用しない理由は過去に嫌な思いをしたから、というのはありました。

でも、その話も10年以上前の話ばかりで、今現在の話ではありません。


色々と話を聞いていると、そもそも服をどう選別していいか?クリーニングに出すものなのか、自分で洗うものなのか、その区別がついてないのが原因なんじゃないか、というふうに見えてきたんです。


洗濯のご相談を受けていて、皆さん相当苦労して洗おうとしているんですよね。


よく頑張りました、ここまで落とせば十分ですよ、という方も沢山いました。

家庭での洗濯では限界と思われるのに、まだ汚れが残っている、と悩んでいる方って多いんですよね。


これはクリーニングした方がいい衣類です!


とお伝えした時に、ホッとした声を出す方も何人も見てきました。

以前ならクリーニングに出してください、というと、よく思われないんじゃないか、と思っていましたが、実際話してみるとクリーニングの方がいい、とわかって安心したという思いの方が強かったようです。


つまり、家で洗うのがいいのか、クリーニングの方がいいのか、わからなかった、ということになります。


最近、特にわからない方が増えたと思うんですよね。



原因の一つは、服の安さにあると思います。


あまりにも安いので、そこまでデリケートな服に思えないんでしょう。

でも、値段とデリケートかどうかは別の話で。

元の状態に限りなく近く洗いたいならクリーニングの方がいい服は安くてもあります。


また、普段着の中に高級な素材が入り込んでいたり。

その結果、扱いがとても難しいのに普段着だからと洗濯をしようとする人が沢山いるんですよね。


いろんなものがごちゃごちゃになっててわかりたくなっているんだろうなあ。



そもそも普段着っていう言葉も曖昧ですしね。

僕らクリーニング屋が思っている普段着と一般の方が思っている普段着はきっと違うと思うし。


クリーニングした方がいい服とその理由をきちんと説明してあげれば、クリーニングの利用はもっと増えるんじゃないかと思いますけどね。

どうも職人気質だから、技術の良し悪しを語りたがるんですけど、そこじゃないと思うんだよなあ。


冷静に現実を見直した方がいいですよね。

既にクリーニング屋さんが思っている現実と本当の現実はかなり違うと思います。


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パソコンが…、動いた?

うちね、なぜか連休になるとパソコンが壊れるんですね。

お盆休み、年末年始、ゴールデンウィーク。

連休に入ると必ずと言っていいほどパソコンを直しています。


とは言っても、ここしばらくはパソコンが壊れることは特になかったと思うんですよね。

スマホが主流になってパソコンを使わなくなったってのもあるんですが。

そうしたらですよ、今年はなんと壊れましてね。(笑)



使う用事があって起動させたら動かない。(笑)



これが発覚したのが連休の少し前です。

あー、これは連休中に直さなきゃいけないパターンかな?と思いましたが、今年の連休は田舎の草刈りや掃除などが入っていて、時間を満足に取れるか?わからない。

症状としては重めなので、最悪買い替え、作り替え、載せ替えなどを検討していたんですよね。


思い返すと今のパソコンも7年くらい使っているかな?

途中部品を交換しながら延命していたので、かえる時期といえば時期なのですが。



田舎から帰ってきて、やっと今日になって少し時間が取れたので、パソコンを直そうと決意したんですよ。



まずは中を開けて様子を見て、と。

その前にもう一度、動かないことを確認しとこうかな、とスタートボタンを押したら、なんと起動する。(笑)



あ、あれ?なんで動くの?と拍子抜けです。

とりあえず、動いたので一通り動きをチェックして、消えたものがないか?も確認して。

そして、念のためもう一度再起動をかけてみました。


さっきのはたまたまだろ、これで動かなかったら本格的に直さなきゃ、と思ってたらあっさりと起動しました。(笑)



うん、修理は中止。



今のうちに次のパソコンの検討をしとこうかな。

直すのに数日覚悟してたのでホッとしましたけどね。

原因はなんだったんだろうか。


そんなこんなで連休も終わりです。

明日から通常営業に戻ります。

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群馬の旅、終了。

5日までお休みをいただいております。



群馬に一泊しました。

日帰りできる距離なのですが、今年のゴールデンウィークは渋滞がひどそうなので、念のため一泊。

今日、早いうちに帰る方が楽だろう?と言う判断です。



案の定、昨日は夜遅くまで高速が渋滞してましたね。

しかも、あまりみたことないようなところでの渋滞が目立っていました。


だんだんと行動制限がとれていって、また前のように混み出すんでしょうねえ。



今日は朝ご飯を兼ねて朝イチで温泉へ。

モーニングブュッフェ付きの朝風呂というのがあるんですよ。

前日、洗えないくらい早く寝まして、早い子は朝の3時に目が覚めて、遅い僕でも5時には起きて。(笑)

それから軽く掃除して、お風呂へ。

群馬を満喫してきましたね。



子どもたちがね、驚いてるんですよね。



おおっ!ここ、3Gになってる、と。



今東京では、5Gで接続するところも増えてきました。

僕らは3Gから4G、そして5Gと体験しているのであまり違和感はないのですが、子どもたちは3Gに衝撃を受けてましたね。(笑)

こんな所でも違いを実感して、最初行きたがらなかった子どもたちですけど、帰ってきたら楽しかったと話していたので、いい体験になったのかな、と思います。


今回も大掃除ばかりでしたが、いけばまた別の問題も出てきて。

月末はまた行くようかな。

家は人が住む事で家として成り立つんだなあと思いました。



夏前にもう一度草刈隊の出番かな。

その時また働いてもらいましょう。(笑)

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草刈り部隊、出動っ!

今日から連休となります。

ご迷惑をお掛けします。



今年の連休は草刈りをしに田舎へ来ました。

我が家の草刈機と借りた草刈機の二台体制。

早速、草刈り部隊の出動です。(笑)



18ボルトのやつなんですね。

とてもパワフルなんですよ。

それでも半日はかかりそうな勢い。

いま、休憩に入っています。



他にもやる事がちらほらと。



道中、すごい混んでたんですよね。

5時半に出たのに渋滞が既に。

みんな遊びに行くんだろうなあって積荷なんですよ。

うちだけ、草刈機を積んでいる。(笑)



田舎に着いたら周りも草刈りしている。(笑)

ゴールデンウィークは草刈りをする日、という事ですね。(笑)

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服の扱いも似るんですよねえ。

急ぎのクリーニングが入っていました。



新幹線に乗ってたら、隣の乗客にお弁当をぶちまけられた、と。

大急ぎで洗って欲しい、というご依頼です。


無事に仕上がって本日お渡ししたんですけどね。

お客さんは昔からのお客さんのところの娘さんだったんですね。

学生の頃から知ってて、就職して結婚して、というとお話を聞きました。


子どもの頃からここしかクリーニング出してないから、と。

お母さんがバリバリに働く方で、初めてお目にかかった時はすごい人がいるなあって思ってました。


娘さんとその話でも盛り上がりまして。

服の汚れが落ちた話よりもうちとの関わりの話で盛り上がってしまいましたねえ。(笑)



長く商売を続けているといろんなお客さんと出会います。



長いお付き合いから3世代ご贔屓にしてくれるお客さんもいらっしゃいます。

お母さんから娘さん、息子さんに、と。

皆んな小さいころから見てますからなんか不思議な感じを受けます。


でもね、一つだけ感じることがあるんですよ。



それは服に対する考え方が似てる、という事。

服の選び方や、服の着方、そして、お手入れの仕方。

服のお手入れって生活なんですよね。

だから親御さんの生活が子どもに反映するんだと思うんですよ。


子どもの頃から服を洗うとどんな風になるのか?クリーニングをするとどれだけ持つのか、知ってるんです。

だから、大人になって自分でお手入れをするようになっても迷わずクリーニングをするんですよね。


服が長く持つと知っていれば、買うときもそれを念頭に入れで購入をします。


2年で買い替える服と10年着る服、選び方は違いますよね?

いま、いい服がないんですよ、と言う人もいます。


安い服を買うからいい服がどんどんなくなるんです。

作ってる人たちも、売ってる人たちも、いい服を売りたいんです。

でも、いい服はどうしても高くなります。

安い服が売れるようになると、必然的に売れるものを作るようになってしまうんですよね。



それもこれも、服はちゃんとお手入れすれば長く着られる、と言うことが浸透すると変わるのかなあって思います。

この話をもっと多くの人が知ってくれたらいいんだろうな。

うん、もっともっと広めましょう。

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梅雨の走り???

なんだか変な年ですよね。

4月の末に梅雨の走りなんて言葉、初めて聞いたかもしれません。


天気予報でそんなことを言ってるんですよね。

梅雨って昔なら6月、ここ最近で5月から雨が多くなります。

本当に季節が早くなっているんじゃないか?と思えてきてしまいますね。



衣替えとか、いわゆる昔からのものじゃないですか。

でも、今リアルに考えると、昔の暦に沿ったイベントってなんとなくずれてるんですよね。

衣替えなんてまさにそうで、学生たちは暑くて早く上着を脱ぎたいのに衣替えが来てないから上着を着なきゃいけなかったり。



いろいろなものを見直したほうがいいと思うんですよね。



昔が悪いとは思いません。

いや、かえって昔の方がいいこともたくさんある。

いつの間にかおかしなことが普通になっていることも多くありますしね。

現実に即したやり方ならなんでもいいと思うんですよ。



そう思うと、もし、本当に梅雨の走りが来て、近いうちに本格的な梅雨が来るのだとしたら。



冬物のクリーニングは早めの方がいいですね。

雨が降り出したらあまりよくない。

特に今の梅雨は、気温が下がらずに湿度が高い傾向があるのでクリーニングをするには少し厳しい状況になります。



Yシャツとか水洗いをするものなら問題ないんですけどね。

ドライクリーニングをするものは、洗うための液体の管理が難しくなる時期に入るので、出来ることなら早めに出していただいて、早く洗ってしまいたいところ。



特に、獣毛繊維と呼ばれる、カシミヤ、アンゴラ、アルパカなどは早めの方がいいです。

ウールもこの仲間ですが、柔らかいウールも早い方がいいですね。



衣替えというと、今着るものを出すと思ってる人がいますが、実はしまう方が大変です。

洗うタイミングを上手に見計らって、片付けてくださいね。

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