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本当のサスティナブルに向けて。

去年からSDGsとかサスティナブルとかエシカルという言葉を色んなところで見かけることが増えました。

でも、すっごい違和感があって。

その違和感が言葉にできなくてモヤモヤしてたんですよ。


一年かけて色んなところで話を聞いてるうちにその理由がわかって来たんですよね。



モヤモヤした理由、それは掲げている目的と実際にやってることがずれてること、ここにモヤモヤを感じてたわけです。



例えばアパレルでは、小手先の対応をするわけですよ。

シワになりにくい、洗っても変化の起きにくい、再生しやすい、そんな理由からポリエステルを押して来たり。

でも、反面、体には負担がかかるんです。 

服本来の機能で考えると負担がかかるからいいことか?と言われると微妙。


また、ゴミから繊維を作るとか、ゴミを利用して染色するとか、そんな話ばかり。

服を黒に染め直す、とかね。


作る時と捨てる時の2択の話しか出てこないんです。



でも、環境のことを考えると、1番なのは今着ている服をいかに長く着用するか?そこが大事なわけですよ。 

長く着用できれば、生産の時のコストも下がるわけです。

その瞬間はコストがかかったとしても、その服が10年使えるのと5年で買い換えるのでは年計算で考えると全然違います。


長く着るためにはクリーニングも大事、なんだけど、実はもっと大事なことがあるんです。


それは、服の作りの問題。


実は今の服は長く着用しづらい理由があるんですよ。


それは接着の問題なんですね。



今の服、接着が多く使われているんです。

そのため、時間の経過とともに接着が剥がれてしまい着られなくなってしまう服は多くあります。


まず、ここをなんとかしないといけないんですよ。

いくらクリーニング屋さんが頑張っても、消費者の皆さんが気を遣いながら着用しても、そもそも服が接着を使われて作られているのでなんともしようがない。


なぜ接着を使うのか?というと簡単だからですよね。

縫うよりも簡単。

コストも下がる、いいことづくめなわけです、アパレル側にはね。

でも、結果的に環境に負荷をかけることになっているわけだから、ここは手を抜いちゃいけない所だと思います。



上っ面のSDGsやサスティナブル、エシカルにモヤモヤしていたら、ようやくここ最近、変化の兆しを感じることができるようになって来ました。



作ることと捨てる時ばかり気にしてた人たちが、使用している間のこと、お手入れに関心を持つ人たちが出て来たんですよ。


これね、とても大きなことだと思います。


それは先日の洗濯講座にも表れていて。

一瞬で講座が埋まったのがその証拠だと思うんですよね。



僕らの仲間のところにも、セミナーができないか?とか何か一緒にできないか?という話も来ています。

もしかしたらこれから洗濯の講座、服を長く着用するための講座とか増えてくるかもしれないですね。


僕らもまた6月に講座をやります。

その詳細はまた今度。

ようやく本格的に変化し始めたなあと感じ始めてます。

手応えはこの後だろうなあ。

この一年、clubhouseで話をして来て手応えは感じて来たので、リアルもついてくると信じてます。

みなさんの衣生活が本当に楽になりますから。

その日はそう遠くない未来だと思ってます。

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