洗濯機で洗えるとは?
世の中には洗濯機で洗える、と書かれて売られているものがあります。
おしゃれ着からスーツまで、洗濯機で洗えることが売りのものは沢山ありますよね。
しかし、洗濯機で洗えるからと言って洗濯機で洗うのがいいか?は別の話。
先日、ご相談ん受けました。
ラグを洗えないか?と言うご相談。
聞くと、お孫さんたちが汚すからと洗えるラグを買った、と。
あまり高くないものだからクリーニングしたらいくらになるか?と言うご相談でした。
この手の商品と難しいところは、購入価格が安すぎることなんですね。
クリーニング代は手間代なので、しょうひんのこうにゅうだいきんがやすかろうが一定以上の料金になります。
ともすれば、購入時とさして変わらないくらいの値段になることもあるわけです。
新しいのを買った方がいい、と思えてしまうほどの安さ、しかし今時代はサスティナブルとかSDGsとか言われています。
使えるものは使いましょう、と言う時代。
これは悩みますよねえ。
クリーニング代のお見積もりをしたところ、やはり新品を買うのと千円くらいしか誤差がない。
結局、クリーニングせずに捨てることに決めたとか。
後日、配達でお伺いした時にこんな話になったんですね。
洗濯機で洗えるって書いてあったから買ったんだけど、あんなの洗えるわけがない。
あのサイズのラグが入る洗濯機は家庭にはない!
と言うわけですよ。
なるほど、確かに作りとしては洗濯機で洗えるだけの強度があるんだろうけど、いかんせん大きいので洗濯機に入らない。
つまり、洗えない、と言うことになってしまうわけです。
お客さん、何を持って洗えると言うのか?とぷんぷんお怒りでした。
お風呂場でシャワー使って洗うとか想定してたんですかねえ?
だとしたら洗濯機で洗えるは誤表示となりますよね。
世の中に洗えるものは沢山あるんだけど、まさかこんなオチで洗えないとなるとは想像もしていませんでした。
こんな風にならないためにも、買う時には色々と考えた方がいいですね。
クリーニングをして使おうと思った時に勿体無い商品を選ぶ、これ大事です。
使い捨てにしても気にならないようなものを買う、これも大事です。
1番困るのは、中途半端な時。
クリーニングに出してもいいし、捨ててもいいし。
まだ使えるんだけどなあ、と悩み出すととても困ってしまいますからね。
作って販売する人たちも安すぎるものを作るとこう言う弊害が出ると言うことを考えて作ってもらいたいなあと思います。
最近のコメント