デジタルとアナログと。
今、世の中は盛んにDXだなんだと騒いでいます。
これからはITの時代だ!と言われてから何年経ちましたかね?
いろんな企業にパソコンが導入され、システムが入り、作業環境も変わってきたと思います。
そうしたら、今度はDX、デジタルトランスフォーメーションだそうです。
まだまだ進化していくんでしょうねえ。
でもね。
たまに思うんですよね。
アナログも使い所はあるんじゃないの?と。
先日もとある会社によって、とある頼み事をしてきたんです。
昔は伝票を書いてささっと帰ってこれたんですが、今や伝票はなくなり、タブレットに入力をしていくシステムになっている。
すると、ものすごく時間がかかるんですよね。
店員さんと話していて、昔は伝票で早かったですよね?というと、そうなんだ、と。
タブレットになって便利そうに見えるけど作業時間は返ってかかるようになった、と話していたんですよ。
こういう事ってよくあるんです。
クリーニングでも似たようなことはあって、なんでも機械化すればいいというものでもなくて。
時には手作業の方が効率が良かったり品質がいいケースがある。
もちろん、その逆もあるわけですが。
機械の方が品質が高かったりね。
だから、どっちがいいか?ではなく、適正なものを常に選べているか?が大事なんだと思います。
そのうち、クリーニング業界にもDXはやってくるんでしょう。
そして、効果も上げていくんだと思われます。
だからと言って、アナログがいらないわけではない、よく見極めて、使い所を考えていかないと、無駄なものも増えていくんだろうなあ、と思います。
随分前にね、クリーニング屋さんで大きく経営されているところの社長さんと話していたんです。
で、その当時はどこのクリーニング屋さんもPOSレジを導入している時期で。
それが現代のクリーニング屋の形なんだと言わんばかりでした。
ところが、この社長さんの会社、普通のクリーニング屋さんの何十倍も売り上げているのに、伝票で管理してるんですよ。
見学に行かせてもらった時に話を聞いたら、こっちの方が早いからだ、と。
そして、その後にデジタル処理をしていたんですよね。
機械化はスマートに見えるので、ついうちも、!と考えてしまいますが。
何が大事か?をよく考えないといけないなあと思います。
うちには当分、DXは来ないかな。(笑)
といいながら来年あたり導入されたりして。(笑)
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