証拠。
ちょっと記録として残しておこうと思う話があります。
部屋干し臭の話。
これの対策をいろんな人があちこちで話しています。
そのほとんどが乾かし方、漂白剤を使用して、というような話で対策を取ってると思います。
その中で画期的な方法を発見したのが洗濯王子こと、中村くん。
彼も一昨年までは、乾かし方の工夫を訴えていましたけど、去年から部屋干し臭対策で大事なのは、水を増やすことと濯ぎを3回に増やす事、と提唱し始めたんです。
これ、なぜこういう話を言い始めたのか?というと、家庭の洗濯がクリーニング屋の僕らが思っていたのと全然違っている、と気づいたから。
多分、乾かし方とか漂白剤で、と話してる人たちは、家庭の洗濯機の中でどんな洗い方をされているか?知らないんです。
知らなくて、クリーニング屋の常識に当てはめて、ちゃんとした工程をやっている前提で対策を打ち出してるんですよ。
だから、乾かし方や漂白剤、という対処法になる。
だけど、今家庭で行われている洗濯は、クリーニング屋さんが思っているような工程を踏んでないんです。
洗う時の水が足りなくて、濯ぎの回数が足りない。
二回してればいいほうでともすれば一回すすぎが当たり前のように行われている。
そこに柔軟剤つければ…、どんなクリーニング屋さんでも、これ聞いたらそりゃ臭うわ、と思います。
で、ここにいち早く気づいて、水の量を増やすのとすすぎ3回を提唱したのが洗濯王子な訳ですね。
去年から色んなところで発信をしています。
一見、水を増やしたり濯ぎの回数を増やすくらいで変化はなさそうに思えますが、これが漂白剤を使ったり乾かし方を工夫するよりも、全然効果があるんです。
試した人たちは、匂いが消えた、服が白くなった、とみんな話してる。
何よりも原因と対策が正しい証拠です。
これから、色んなクリーニング屋さんがすすぎ3回の話をすると思います。
簡単に言うと、パクると思うんですよ、王子の話を。
せめて、話したり書いたりするなら一言言ってきてくれればいいなあとおといますが、多分音沙汰なしにパクっていくんだろうなあ。
まあ、誰が最初に話したか?よりも困ってる人たちが減る方が大事なので、おそらく王子は何も言わないと思います。
だから、僕が証拠としてここに書いておきます。(笑)
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