空気を読むな!
クリーニング屋さんが集まる話を聞いて、仲がいいですね!と言われたりします。
確かに仲はいいかもしれない。(笑)
でも、それだけでもないとは思うんですよね。
単なる遊び友達というわけでもなく、仕事仲間というだけでもなく、どこか絆みたいなのがあるのかな、と思う事もあります。
もちろん最初からそんなふうな訳はなくて。
時間をかけて徐々になっていった、という感じです。
やはり、最初は顔見知り程度で。
そこから会う回数が増えて次第に仲が良くなっていきます。
でも、だからといって、急にお店に行ってみたり、引っ越しの手伝いに押しかけたり、は普通しないと思うんですよね。
誰しも頭の中によぎるんと思うんですよ。
呼ばれてもいないのに、いってもいいのかなあ?
頼まれてもいないのに行って、いらないとか間に合ってます、とか言われたらどうしよう?
そもそもそこまで深い関係と思われていなかったらどうしよう?
こんなふうに思って二の足を踏む人は多いと思うんですよね。
今回の引っ越しに手伝いに来てくれた友人の一人も同じようなことを言っていました。
そこまで深い付き合いでもないしなあ、って。
じゃあね、どのタイミングで、どこまでの関係になったら、気兼ねなく手伝いに行けるようになるのかな?って考えてみると、何もしなければずーっと深い関係にはならない、けど友達っていう感じだと思うんですよね。
最初のきっかけが仕事の付き合いです。
そのまま普通にしていれば、仕事上の付き合い、友達と言っても仕事から離れたら関係がない、みたいな感じになってしまう。
深い関係になろうとしたらきっかけが必要なんですよね。
大抵、二の足を踏んでしまうのは、自分を守りたいからなんですよ。
迷惑じゃないかな?と言っているけど、簡単に言ったら自分が傷つきたくない、なんですね。
僕の友達にすごい人がいましてね。
その人の座右の銘?が、空気を読むな、なんです。
その人が困ってるんでしょ?なら迷いなく行けばいいじゃないですか?
言って必要がないと言われたら帰って来ればいいし。
そんなの気にすることじゃない。
こう言うんですよね。
これね、すごいと思うんですよね。
何がすごいって、自分のことは後回しにできること。
迷ってる理由が自分が傷つきたくないだけなら、構うことないじゃないか、と言うわけですよ。
それよりも大事なのは困ってる人の手伝いができるかどうかで、自分が傷つくかどうかではない、って言うんですよね。
さらに、困っている人が助けを求めるなんてほぼ出来ないんです。
困ってる人も、こんなこと頼んだら迷惑かな?それほどの関係性じゃないかな?とか思ってる。
だから、押しかけるしかないんですね。
そこで足りてる、いらないと言われれば帰って来ればいい。
すごく理にかなってます。(笑)
でも、そうして多少強引でも手伝いに行ったりきてくれたりして、とても助くれられましたし、これがきっかけでお互いの関係性が深くなったのも事実。
だから思うんですよね、深い関係をいいなあ、と思うなら、自分が相手にしてあげればいいのにって。
仲間って、何か困った時に助けてくれる人たちじゃないと思うんですよね。
自分がその人たちを助けたいと思えるか?だと思うんです。
自分が助けたいと思ってるんだから、動くのも自分の理由です。
何があっても他人のせいじゃ無く自分に反省に持ってこれるじゃないですか。
いい関係ですよね、とよく言われますけど、その言った人にも同じように困ってたら助けに行こうと思ってますよ。
嫌な人はそもそもそんなこと言って来ませんしね。
うちらの関係を見て、いい関係だな、と思える人もやはりいい人なんですよね。
空気読むな!
僕らの仲間内の合言葉です。(笑)
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