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10年先を見据えた対策を。

暑い日がまた続きます。

雨が多少降ってもね、気温が下がらないと逆効果で湿度が上がる分、体は辛い。

昔みたいな夕立の後の涼しさは東京ではもう無理なのかなあ。



クリーニングは外の環境の影響を受けます。

気温や湿度に影響されるんです。



例えば、寒い冬の日は洗浄力が上がらない。

ドライクリーニングの液温が低いと洗浄力が下がるんですね。



逆に今みたいに暑いと洗浄力が上がる。

いや、上がり過ぎる。

すると、今度は汚れだけでなく他にも影響がで始めるわけです。



じゃあ洗えないのか?というと、そこがクリーニング屋さんの腕の見せ所で、いろいろ工夫をするわけです。

そういった機械もあるんですよ。

暑い時には液温を下げるチラーという機械があって、液温を下げて適切な洗浄温度にしてくれたり。

どこのクリーニング屋さんも持っているものではないので、チラーがないクリーニング屋さんは他の工夫をしたりするわけですね。



最近は特にこういう工夫をしなくてはならなくなりました。



理由は主に2つ。



一つは、気温が高過ぎること。

今、東京は沖縄よりも暑いですからね。

これだけの高温、クリーニングだけでなくいろんなものが想定外だと思うんですよ。

服も今の暑さで考えて適切なのか?見直してもいいくらいだと思います。

ドライクリーニングもここまでの高温は考えていなかったので、今に合わせたやり方にしないと対応できなくなっているわけです。



もう一つ、服の作りが問題なんです。

服って縫われて作られていると思っている方は多いと思います。

縫われている部分も多いですが、かなり前から縫わないで接着されている部分がかなり有るんです。

見えない部分で使われていたりしてコストカットをされているんですが、それが問題で。

接着は熱に弱いんですよ。

さらに、ドライクリーニングの液温が上がるとこの接着を溶かしてしまうため、洗えなくなるんです。


洗って出てきたら、剥がれてた、とか洒落になりません。

本来なら洗えるように作らなきゃいけないのに、洗えないように作られている、というのはこういうところなんですね、


安さを求めた結果でも有るんですけど


服の変化に合わせてクリーニング屋さんも洗い方を変化させているんですよ。


しかしやはり不安はあります。

このまま夏がこの気温がデフォルトになってくると、夏は洗うのがとても難しくなります。

どう乗り切るのか?真剣に考えないといけない。

機械設備を整えて対応するなら早めにしないといけませんしね。

なにしろ、このコロナでクリーニング業界はどんどん辞めて行ってます。

すると、関連するメーカーもそのうち辞めていくんですよ。

欲しいと思っていても、機械とか資材とか簡単に手に入らなくなる可能性もあるわけです。



これから10年先を見据えて、今何が必要か?考えないとダメだなあ。

設備投資した方がいいのか、他のやり方を模索するのか、悩みどころです。

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