湿度に合わせた仕上げを。
梅雨が明けたのに雨が降ってますね。
一部ではものすごい豪雨みたいですが、府中周辺ではそこまで降ってはいないけど湿度がハンパない状態が続いています。
よく、職人系の仕事をしている人が、時期や湿度や温度によって配合を変えている、とかいう話をするじゃないですか。
あれってそんなにシビアに考えているの?って思ったりしますよね。
クリーニングも環境によって仕事を調整する事があります。
今なんかまさにそんな時期ですよね。
Yシャツをしだけてたわけですよ。
いつもの通りに仕上げているんだけど、何か手に引っかかる、思うように作業が進まない。
これ、湿度のせいなんですね。
要は乾いているようで乾いてない、湿気が残っているんです。
この状況の時に、いつもと同じ仕上げ方をしているとうまくいかないのは当たり前。
湿度が高い時用の仕上げに変える必要があるわけです。
具体的にどんなふうに変えるのか?というと、いつもよりゆっくりとアイロンを動かして、とにかく乾くように仕上げます。
湿気ているんだから、いつもより乾かす、ね?普通のことでしょ?
この対応をするために細かなところをチェックしていつもの違う、何が違う?と把握していくのが技術職の仕事の一つなんです。
本来ならねえ、梅雨が明ければ、湿度も落ち着いてあとは暑さとの戦いになるだけなんですけどね、今年は暑さと湿気に身体もやられるし仕事も調整を迫られますねえ。
こんな年もあるんだなあ。
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