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2022年8月

昔と今のCMの変化。

気付かないうちにいろんなものが変化しています。

僕ら洗濯屋もそういえば変わったよね?と思うことがありました。



洗剤のCM



ふとしたことから、洗剤って昔と比べて変わったよね?という話になりまして。

1番変わったのはその大きさなんですよね。

今の50代の人は知ってる、40代の人はギリ知っているかも知れません。

昔の洗剤ってとにかく大きかったですよね。(笑)

今のコンパクト洗剤の8倍くらいの大きさだったんです。

だから一回に入れる洗剤の量も多くて。

それが今のサイズになって、これで本当に汚れ落ちるのかな?と同時は心配になりました。(笑)


で、大きさばかり見ていて気付かなかったんですが、CMが今と大きく変わったんですよ。



昔の洗剤のCMって、油汚れが浮き上がる動画をよく使ってたんですよね。

ローリングアップというんですが、洗剤の成分が汚れを包み込み、生地から剥がしていくんです。

生地からきれいに汚れが浮き上がるもんだから見ていて洗浄力が高いんだな!と1発でわかります。

大体が黄色いシミでね。(笑)

まあ、油なんですけど。



いま、そんなCM見ないでしょ?



これね、洗剤に求める汚れ落ちのイメージが変わったんだと思うんですよね。

昔は油の汚れを落とせなかったので、油の汚れ落ちが洗剤の洗浄力の証だったんです。

 

しかし今は油の汚れよりも菌や臭いへの対策のほうが大事。

汚れがローリングアップをしていくよりも、においがしない!消臭効果抜群!殺菌!除菌!とうたう方が大事なわけですね。


するとCMから油が浮き上がる動画が消える、というわけです。


これに気づいた時はすげー面白いなあ、と思いました。

時代背景を写しているというか、CMひとつ見てもその時代にどういうものが求められているか、など見えてくるもんだなあと。


そして、さらにこの変化は服の変化も表しているんですね。



綿製品からポリエステルなどの化学繊維への移行が見て取れる。

綿だけならアルカリ強めの洗剤でよかったのに、化学繊維が広まることでアルカリが使いにくくなってきた。



CMひとつからいろんなことが読み取れるのは面白いです。


昔と比べていろんなものが変わってきたのは事実なんですけどね。

しかし、その変化、本当に現実に合っているのかなあ?と思います。

ニオイ対策、洗剤でなんとかする前にやることありますからね。

CMってかなり影響大きいんだから、そこで正しいやり方を伝えればいいのになあ。

なんか勿体無い。

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おしゃれ着ってなに?

言葉って時代と共に変化していくと思うんです。

でも、古文とかでもないとその変化の違いになかなか気づきません。

洗濯屋としてね、最近特に気になっている言葉があります。



それは、おしゃれ着、という言葉。



これ、色々と微妙な表現になってしまっているなあと思うんですよ。


おしゃれ着というとみなさんどんなものを想像されますかね?

また、逆にどんなものが普段着だと思いますか?


ここの境目が人によってバラバラになってきたなあと感じるんです。



というのも、クリーニングや洗濯の相談を受けているときに、こちらは素材やデザインに合わせた洗い方をアドバイスします。

すると、こんなふうに言われるんです。


でも、普段着なんですよねえ。


また別の機会になると、Tシャツにシミがついて洗ったんだけど落ちなかった、と。

どんな洗い方をしましたか?と聞くと、おしゃれ義洗いの洗剤を使って手洗いをした、とか。


これね、どちらも少しおかしいんですよ。


そもそもおしゃれ着という表現は、昔は主にウール製品だったんですね。 

普段着に使われるのが綿や麻、ポリエステル。

おしゃれ着とはウール製品が主だったんです。

だから、おしゃれ着用の洗剤は中性洗剤になります。

そして、通常使う洗剤はアルカリに強いため弱アルカリ洗剤を使う。


最初はおしゃれ着というひょうげんではなくうーるには、とかそういう括りで宣伝もされてきたと思うんですよね。


それが時代が変わり、おしゃれ着って自分がオシャレに着ているもので、自分が普段着ているものは普段着、という扱いになってしまってる。

そこに素材の特徴は関係ないわけですね。


すると、洗う時にずれが生じるわけですよ。



本来なら普通に洗剤を使って洗えるのに中性洗剤で手洗いしちゃうとか。

逆に、気を使わなければいけない素材なのに、弱アルカリの洗剤を使ってしまうとか。



これね、完全に言葉の変化なんですよね。



こういうの、結構多いんです。

元々はわかりやすい、イメージしやすいという目的で名前をつけてしまって、のちに理由がわからなくなっておかしくなってしまう。


著作権とか商標とか色々な問題が絡んでいるんだと思います。

元々知ってる人が変化した言葉を聞くのと、全然知識のない人がその言葉を聞くのでは全く違いますからね。


言葉を見直したほうがいいんじゃないかなぁって本気で思ってしまいますね。

なんとなく使っているけど、そもそもその言葉の意味はよく知らない、ってみなさんもありませんか?

意味を知ったら生活が変わります。

案外、みなさんが普段着と思っている服のほとんどはおしゃれ着かも知れません。

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初めてじっくりと24時間テレビを見ました。

土日と24時間テレビをやってましたね。

今年は久しぶりに100キロマラソンがあったらしく。

もしかしたら、と検索すると追跡班を名乗る人たちが兼近くんを追っかけていました。



関戸橋を通ってるんですよ。

しかも2度ほど。



今回少し特殊なルートを通ったようで、そのせいで行きと帰りの2度、関戸橋を通り、立川方面や府中方面に向かって走っていたんです。

郷土の森の横で休憩もしてましたしね。


子どもの頃からやっている24時間テレビですが、今年初めてずーっと見ていたかもしれません。



コロナ対応で昔のような華やかさはありませんし、いつの間にか愛は地球を救うという言葉がなくなってマラソンと歌を歌う番組になってしまいましたが、それでも今年見てて、なんとなくいいもんだな、と思ったのも事実。


大人になっていろんな事がわかるようになってきたと言うのもあると思うんですよね。



例えばジャニーズのアイドルたち。


かれら、かっこよく踊るんですけど、あれよく考えると普通じゃないんですよ。

あそこまで綺麗に踊るには相当なレッスンをしているはずなんです。

しかも、いちいちカッコいい。

また女性のアイドルも、女の子だからかわいいのではなくやはりダンスのレッスンを受けているんだろうなあと言うのが見ていてわかる。


普通に見ていると当たり前になってしまいますが、僕らが楽しみながら見てられるのも、彼ら彼女たちの日々のレッスンの賜物なんだな、と思うんですね。



また、大御所の歌手の方がたくさん出てきました。

でも、やはり歳なんですよ。

化粧をしているから、昔から見ている艶のある顔立ちをしているように見えますが、歌声が昔と違ったり、少しテンポが遅れたり。

立って歌うのもやっとだったり。


時間が経ったんだなあって感じます。

そして、この人たちはもう引退しなきゃいけないんだな、とも。

本来ない気持ちよく引退してもらうためにも次の世代が頑張らなきゃいけない、でも大御所さんたちのパワーって凄くて中々その気にさせられないんだろうなあ、なんて思ったりね。



今の自分達の置かれている立場とかに投影しながらぼんやりと見ていました。



今年、なぜ見ていられたのかな、と思うのは、過去と少し違うからかな、と思いました。

知ってる人が頑張っているのを、その人の仲間が応援する、それが1番感動的だったのかな、って。


24時間マラソンで兼近くんが一生懸命走ってる、そこに芸人の仲間が応援をするんです。

形ではなく本気で。

僕らは直接兼近くんを知っているわけではないんだけど、仲間同士が本気で応援しているのを見るのは僕らの心を揺さぶるものがあるんでしょうね。


100キロ走り終わっても笑顔で、立てないほどではなかったんだけど。

でも、過去よりも良かったかな。


何年か前はうちの子たちも追跡班に混じって関戸橋まで行ったんですけどねえ。

大きくなったらそれよりもゲームや動画を見る方が大事だったようで。

また何かを見て感動するようになるのは数十年先かな。

その頃はマラソンとかやってるんですかねえ。

てか、そもそもこの時期夜でも走れるような気温になってるんですかねえ。


そんなことを考えてしまいます。

今日は涼しい。

あともう少しで、このくらいの気温が定着するはず。

頑張りましょうね。

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高尾も取れないのか。

今日は急遽富士山へ水汲みに。

来月からしばらく日曜にいろんな予定が入りそうなので、前倒しで水汲みに行ってきました。


予定になかったので大慌てで準備。

そのおかげで過去一早い時間に行き、過去一早い時間に帰って来れました。(笑)



さて、葡萄の季節ですから高尾を探しに行きます。



この数年、高尾を買うのが難しいんですよね。

作っているところも少ないし、いざ買いに行くともう終わってたり。

多摩川周辺で作っているところがあるので、調布から三鷹、日野まで足を伸ばして探しに行くこともあります。


今日は府中市内で高尾の販売をしていると言う噂を聞いて探しに行ってきました。


押立の方で見つけまして。

早速高尾を頼んだんです。


すると、やはりここでも同じような話を聞きます。



今年、ちいさいのと、色がのってないんだよねえ、って。



高尾は黒い葡萄なんですが昨今紫というか紺色の色が多くなってきたんですよね。

農家の方は色が乗らない、と言います。

帰り際にいつまで買えますか?と聞くと、明日には終わるよ、って。



お話を聞いたら、そもそも今年は売れるような状況ではなかった、と言うんですよね。

この異常気象で最初の方で葡萄がおかしくなって今年はダメだな、と思ったらしい。

でも、その後なんとか持ち直しはしたんだけど、やはり色は乗らず、大きくならない。

今売っていることの方が奇跡的だ、とおっしゃいます。



他の農家さんでも似たような話をしているんですよね。

しかも今回お邪魔した農家さんは、地方発送すら最初から受けなかったとか。



府中産の高尾、食べれなくなるのかもしれないなあ。

山形の方とかで作っていると言う話を聞くので今後はそちらで買うことになるのかな?



今年が異常気象だったのか、これからも似たような感じで続くのか。

秋の楽しみがひとつずつ減っていきますねえ。

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おにぎり屋さん cafe3-po

今年の春頃に、恵仁会病院に入る交差点の角っ子におにぎり屋さんが出来たんです。

前は、チェーン店のクリーニング屋さんが入っていたところ。

何が入るのかなあって思っていたらおにぎり屋さんでした。


cafe3-poさんと言います。



いろいろ噂を聞くものの、中々いけず。


近くにあり過ぎるのでいけないんですよ。

配達の帰りに車をちょっと止めて買おうかな?と考えたこともありましたが、あの交差点は転回する車も多いし、なによりも恵仁会病院に入る救急車が来る場所なので、それは出来ない。

いつか買いに行こう、と思ってたんですよね。



で、ようやくその日が来まして。

僕が仕事をしていたら、嫁さんが買い物に行く、と。

これだ!と思いましてね、おにぎりを頼んだんです。

子どものお昼も兼ねてね。



買ってきてもらったおにぎり、大きいんですよね。

二個を一個にしたような感じ。

ひとつ食べてみたんですけどね、お米が美味しいんですよ。

これには驚いた。


お米が美味しってよく聞きますけど、驚くほど美味しいって中々ないと思うんですよね。

cafe3-poさんのおにぎり、本当に米が美味しい。

あっという間に買ってきたおにぎりが消えました。


子どもは嘘つきませんからねえ。

おいしいとすぐ無くなる。

もうひとつ食べたかったのに。(笑)


最近はパンも作って販売してると言う話も聞きました。

おかずのついたお弁当もあるらしいですね。


次回はお弁当を買ってきてもらうかな。



中河原にいいお店ができましたねえ。

cafe3-poさんでおにぎり買って多摩川でのんびりとランチとか良さそうですよ。

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まとめ洗いをしましょう。

最近、洗濯のまとめ洗いの話をよく聞きます。

こまめに洗わないで、まとめて洗いましょう、というもの。


しかし、このまとめ洗い、きちんと情報が伝わってないのか、結構批判されていたりするんですよね。 

皆さんの頭の中では、こうんなふうに思ってるようです。



こまめに洗わないと匂う!汚れが落ちない!


ある程度まとまるまで時間が掛かる。



そもそもまとめ洗いってなんなのか?

僕らクリーニング屋さんはまとめ洗いをしています。


どんなふうにしているか?というと、素材ごとやアイテムごと、色ごとに分けてるんです。

あと、素材の柔らかさごととか。


なぜこのように分けるか?と言うと、服を傷めないため。


皆さん、想像してみてください。

洗濯機の中に、いろんな色の素材、硬さの素材、が入ってたら、お互いがぶつかり合ったときに影響出るでしょ?


硬い素材は柔らかい素材を傷めちゃうだろうし、色物も白物では色が移るかもしれない。

こう考えると、きちんと洗おうとすると仕分けをすることがとても大事になります。


しかし、家庭でこんなにこまめに分けてしまうと洗うまで日数が掛かる。

だから、アイテムごとに分けて、今日はタオル、明日は下着、などとまとめて洗う、これをまとめ洗いというわけです。



なぜ、これが浸透しないのか?というと、いつも分けて洗ってないからなんですよね。

皆さん、色物も白もタオルも下着も全部一緒に洗ってませんか?

最近はタオルは別に、と分けている人がいるみたいですが、基本全部一緒に洗ってしまうことが多いと思うんです。


これ、汚れが落ちない原因でもあるんですね。


でも、忙しいのでこまめに分けて洗うのが大変、だから一緒に洗う、これが日本の洗濯の事情だと思います。



匂いが出るとか、汚れが落ちないとか、色々と誤解もたくさんあるんですけどね。

でも、まとめ洗いをする方が効率的だし汚れも落ちるし本来はいいこと尽くめなんですよ。



汚れが落ちないのはまとめ洗いとは別の話。

匂いがしちゃうのもまとめ洗いとは別の話。

切り分けて考えるといいんですけどね。



洗濯って家事の中でかなり大変だと思います。

だからこそ、効率的に、できるだけ一度で汚れ落として、毎日何回も洗わないで済むようにしてもらいたいなあ、と思います。



そのためにまずやるのは洗うものの選別。

仕分け、すっごい大事ですよ。

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安い服をクリーニングするか?問題。

服の悩みの中でここ20年くらいで問題になるのはこれじゃないか、と思うんですよ。



安い服をどうするか?



昔ならファストファッション、今ならプチプラというんでしょうか。

購入金額の安い服がたくさん出回っています。

初期の頃はシンプルないわゆる部屋着みたいなものばかりだったのが、今や十分人に会うときに着ることができるレベルの服も安くなっている。


その服を洗うのか?クリーニングに出すのか?また着るのか?



この問題が起きているんですよね。

昔だと服の値段が結構したので洗うもしくはクリーニングの選択肢だけで済んだんです。

しかし、千円を切るものが出たり下手すると数百円レベルの服をクリーニングするのか、自分で洗うのか、はたまた捨てて買い直すのか、本当に難しいと思います。



値段だけでいうと、また買うことができる値段ですから、商品さえあれば買い替えという選択肢も十分にあると思います。

しかし、商品そのものが着れないわけじゃない。

別におかしくなってもいないのに、購入した時の金額が安いというだけで次の行動を躊躇うんですよ。


ね、おかしいでしょう?



ここにさらに複雑化させる問題があるんです。



それは、クリーニングをするべきものなのに安かったらどうするのか?



例えば、カシミヤのニット。



今安いのだ5000円以下で買えますよね。

ともすれば2000円とかもあります。

2000円で購入したとしても、カシミヤはカシミヤなわけです。

安いからと家庭の洗濯機でじゃばじゃば洗えるわけではない。

値段がその服の洗い方を決める理由ではないからです。


たとえ安くても、カシミヤならカシミヤにあった扱いをしなければいけないのに、安かったからという理由でクリーニングを渋ってしまう。



ね?おかしいでしょ?



値段は価値なので、安いということは良い商品でないと言えなくもない。

もしくは買い替えのハードルが低いとも言えます。

でも、昨今の環境への配慮などを考えるとら安かったからとぞんざいな扱いをして良いというわけでもない。


これに答えをくれたお客さんがいました。



うちはクリーニング屋さんの中でも高料金です。

手をかけて仕事をしているので必然的に料金が高くなります。

では、ウチのようなお店にファストファッションの服が出ないのか?というと出るんですよね。

ユニクロの商品、GUの商品、出ます。

それも何年も同じ人から出ます。


そのお客さんから聞いた話は納得のいくものでした。



買った時の服の値段が安いとクリーニングに出すのをためらいませんか?



そう聞いたんです。

するとこう答えてくれました。



買った時の金額が安くて、それをクリーニングして長く使えるならお得でしょ?

だって、買うときに高く買っても変わらないんだから。

同じようにクリーニング代はかかるし、同じだけ長く着られるのなら、安く買った方が得じゃない。



ならほど、と。

このときなぜこんな質問をしたのか、というと、この時は購入金額が安いとクリーニング代で買い替えられてしまう、という話が当時出ていたからなんですよ。

二回クリーニングを我慢すれば新しい服が買える、ならクリーニングをしない方がお得じゃないか、そんな話が出たことがあったんですね。


クリーニング屋の僕としても随分悩んでいたので、このお客さんの答えは納得でした。

それから少し自信持てたかなあ。



服に対する意識は人それぞれです。

でも、買う時の値段に振り回されるのもなんだかなあ、と思います。

着れるものは洗って来た方がいいと思いますよ。



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集配の駐車問題。

最近はめっきり少なくなったんですかね、集配って。

宅配便を使って集めてるクリーニング屋さんも出てきていますし、店舗型で集配をそもそもしてないクリーニング屋さんもあって。

クリーニングで集配という概念もどんどん薄れてきているような気がします。


便利なんですけどね、集配。


例えばうちの場合だと、お問い合わせをいただいたら、日時を相談して、玄関まで取りに行き、仕上がったらお届けまでするわけです。

料金は店と変わりません。

集配料も掛からない。

例えば、小さなお子さんがいて洗濯物を持っていけないとか、布団やカーペットなど大きくて持っていけないとか、仕事から帰ってくる時間にクリーニング屋さんがやってないとか、色々な理由でご利用される方はいらっしゃいます。

さらにお伺いするのはクリーニング師ですからね。

そこで洗濯の相談もできるわけです。

クリーニングするか迷っているもののご相談なども受けたりします。


自分で書いてて便利だな、と思ってしまった。(笑)


これ、昔は当たり前にどこのクリーニング屋さんでもやってたんだな、と思うとクリーニングというサービスはすげえなあと思いますね。



集配に行ってて、ひとつだけ問題があるんですよ。



それが駐車の問題。

マンションとかで駐車スペースがあるところなら問題ないんです。

また、近くに停めるようなところがあれば平気。

でも、なかなかそんな都合のいいところはないんですよね。



大通りに面していると、車を止めると迷惑になるし、駐車監視員が回ってきて違反切符を切られてら目も当てられません。

お客さんからご相談を受けていると、10分くらい話すことはよくありますから、その間に切符を着られるなんてこともあるわけですよ。


駅の周辺とか主要な市街地は監視員がいるので特に気をつけます。


しかし、住宅地でもいることがあるんですよね。

話を聞いてたら監視員の方が車のチェックをしていた、という経験は山ほどあります。


定期的にお伺いするところは事前にどこか車を停めるところがないか?ご相談させていただくこともあるくらいです。



狭い東京、狭い日本、昔と違ってホイホイ車を止められなくなって集配は難しくなってきてます。

もう少ししたら子どもが大きくなって、配達している間に車を見てもらえるとかできるのかもしれない。

それまでにはあと何年かかかるかなあ。


集配はいまだにどきどきです。

説明しなきゃいけないこともあるから、さっと帰ってくるってのもできないしなあ。

いやー、むずかしい。

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僕ら以上に汗をかく人は普通はいませんよ?

洗濯の話をしていると、いろいろな理由からそれはできない、あれはできない、と言われることがあります。

大抵は出来るんですけどね。

それやっても効果なさそう、とか思い込みで否定から入る人の方が普通です。


洗濯をする時に仕分けをしましょう、という話をします。



仕分けがなぜ大事か?というと、洗うものの選別ができるから。



自分で洗えるもの、クリーニングに出すべきもの、一緒に洗えるものなど分けることができる。

いま、この仕分けができていないのでみなさん洗濯に不満が残るんです。



洗濯に不満が出始めると、皆さんに通った行動を取ります。



それは、とにかく洗いたがる、という事。



毎日、脱いだらすぐ、とにかく洗わないと綺麗にならないと思ってる。

早く洗わないと汚れが落ちない、匂いが取れない、そう思ってる人はたくさんいます。

でも、匂いが出たり汚れが落ちないのは、早く洗わないからじゃない、洗い方が間違ってるから匂いが出たり汚れが落ちないんです。


これ辺な話なんですが、匂いをとりたいのに間違った洗い方をしているがために、匂いが取れず、また洗う、という負のスパイラルに陥るんです。

頻繁に洗うという人ほど、実は気ちゃんと洗えていないということに気づきにくいんですよね。



でも、この説明をしてもほとんどの方は納得されません。(笑)

さらに他の理由をつけてくるんですよ。



うちの家族、汗っかきだから。



確かにね、今年の夏のようにものすごい暑さだと汗も大量にかくと思います。

そうだよなあ、汗は大変だよなあ。



でも、僕らそれでも毎日洗わないですよ?



多分、汗をかく量なら普通の人には負けません。

いや、比較にならないほどじんじょうではないりょうのあせをかいている。

でも、そのシャツをいつ洗っているか?というと、まとめて2日に一度くらいなわけですよ。

それで綺麗になるし、匂いがするわけでもない。


洗って落とせるからそれで構わないわけです。



ただ、汗で濡れた状態で丸めておくとカビが生えてしまうこともあるので、ハンガーなどにかけて干しておきます。

そして、家族の洗濯物がまとまった時に一緒に洗う、と。



まとめて洗うメリットって、水の節約になるんです。

洗いやすすぎの水の量はきちんと使いたいんですよ。

それなのに頻繁に洗ってると水が気になる方もいらっしゃると思うんですね。

まとめて洗っても汚れ落ちに問題ないならまとめた方がいいわけです。


みなさん、汚れが落ちないと思っているからとにかく早く洗いたいわけでしょう?


汚れが落ちないのには理由があります。

洗い方の問題だったり、汚れにあった落とし方をしていなかったり、汚れの質だったり。

それらを考慮しながら、上手に洗濯をしていけば、生活も楽になると思うんですよ。



いくら暑くて汗かくからと、洗濯に生活を振り回される必要はないと思うんですよね。



もし、頻繁に洗わなきゃいけない状態になっているのだとしたら、洗濯や衣類を見直す時期です。



服が足りないのか、洗い方がおかしいのか、他に原因があるのか。

適切に変えていければ、必ず洗濯は楽になります。

とにかく洗わなきゃ!という時点で何かがおかしいです。

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騙されちゃダメだ!

気温が少し落ち着いてきました。

配達に出てても、涼しくなりましたね!と声をかけられる事も。



みなさん、騙されちゃいけません。




今、体感は確かに楽になったと思います。

でも、今の気温は間違いなく例年の夏の気温です。


その証拠にですよ、まだ仕上げしてて全身汗で濡れますからね。

Tシャツはびっしょりたし、パンツまでびっしょり。

確かに気温が下がったので仕事はしやすくなってます。

でも、体は嘘つきません。


この気温ですもん、そりゃあいつもの夏と同じくらい汗かきますよ。



気温差で楽になったと思っているだけで、まだまだ暑い。

汗もたくさんかいてるはずです。

水分と塩分、引き続き摂るようにしましょうね。



僕が仕事をして、パンツまで濡れなくなったら秋です。

秋はまだまだ。

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梨農家さんの苦労。

そろそろ梨の時期です。

お盆休みに入る頃に、いつも行っている梨屋さんに今年は何時ごろか?聞いてきたんですよね。

すると、20日あたりに様子を見にきてくれ、と。


で、今日の午後、行ってきたんです。



今年はいつもより玉が小さい、と。

まあ仕方ないですよね、天候があまりにもおかしすぎる。

果物がおいしく育つためには、雨が降る時にちゃんと降り、暑くなる時期にきちんと暑くなることが大事なのに、雨が降りすぎたり暑くなるのが早すぎたり。

こんな状況でも食べれるように作ってくれる農家さんの技術はすごいと思います。


でもね、話を聞いていると大変だなあって思うんですよね。



まず、周辺の農家さんがやめている、という話。



いろいろ理由はありますが、高齢化や環境の変化など、続けることが難しくなってきているんだと思います。

農家はやめないけど、梨はやめて、イチゴを作り始めたところとかもありますしね。


周辺の梨農家が減ったので、集中するらしいのですが、今度は自分達の親が仕事ができなくなり、農家をワンオペでやっているからそもそも収穫などが思うように進まない、と。

だからお客さんが増えても対応ができない、と話してるんです。



昔なら他から人を調達したりできたんでしょうが、今の時代、若者も少ないし、簡単に人を雇えないので難しい。

さらに、親の介護なども含めると、仕事そのものが難しくなります。



これ、農家さんだけの問題じゃないんですよねえ。

僕らクリーニング屋さんでも同じようなことは起こっています。



やはり後継者難、人手不足、親の介護、これらがのしかかってくるわけですね。

で、一昔前なら、職人さんを雇うことが出来たのでなんとかなったんですが、今やその職人さんがいない。

だから頼むことができない。



早い時期にパートやアルバイトでも仕事ができるようにシフトしていったところも、ぎりぎり回している感じだと思うんですよね。

パートですら人件費が高騰してますからなかなか難しくなってるし。



それに仕事の品質を考えると、やはりプロを雇いたいと思うじゃないですか。

そうなっちゃうとねえ、結局自分たちでやるしかなくなる。



どこも同じだなあ。



若い人の給料が安い時代はその人たちの労働力でいろんな業種が回ってたんでしょうけどね。

今はそういうわけにもいかない。


丁稚奉公なんて今の時代できるわけないですからね。



お店を持ちたいんだ!という人もどのくらいいるのか。

そういう人たちが仕事を覚えるために働きたい、と言ってくることはあるのかな?

お店を持ちたい人も、チェーン店や開店のためのパッケージを購入して、技術すらお金で買うじゃないかと思うんですよね。


働いで学んでいく、というスタイルは今後なくなるのかもしれない。


そうなると、今ある技術はここで途絶えてしまうかもしれないですね。



農家さんもクリーニング屋さんも危機的状況だ。



たまにネットで見る、チェーン店さんの従業員の人たちの話、既におかしなのたくさんありますからね。

でも、おかしいとわからないから、それがクリーニングというものだ!という論調でいろいろと話しているのを聞いていると、うちらみたいなクリーニング屋さんがなくなったらこれがスタンダードになって、みんな困るだろうなあ、と思うわけです。



だって、綺麗にできるものですら、それは無理です、みたいな話をしてるんだもの。


その頃は洗ってまた着るよりも、程々のどころで買い替える文化になるのかもしれないですけどね。

確実に環境悪化の持ちを辿るだろうなあ。



梨農家さん、既に発送の予約で大変らしいです。

なので、落ち着いて帰るのは9月に入る頃ではないか、と話していました、


幸水とかは普通に買えますよ。

稲城はなかなか難しいみたい。

でも、この時期、稲城食べとかないと後悔しますからねえ。

タイミング見計らって、皆さんも是非お買い求めください。

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除菌洗剤なんてないですよ?

いろいろな洗剤が売られています。

その中でこの数年特に話題となるのが消臭や抗菌、除菌。


服から匂いがするのは菌のせいだ!という事で、みんな躍起になって菌をやっつけるための洗剤を売っています。



そこに異を唱えているのが僕ら。

クリーニング屋さんでも一部ですが、服の匂いをなんとかしたいのに洗剤で解決するのはおかしくね?と訴えています。



数年前までは僕らも除菌や殺菌を提唱していました。

でも、最近はそれらも必要ない、という話に変化しています。


なぜ変化したのか?というと、そもそも洗えていないということが判明したから。

きちんと洗えている前提で、それでも匂いが取れないのなら除菌や抗菌というのは必要ですが、そもそも洗えてないならきちんと洗うところから始めましょう、という話なわけです。



洗えてないというのがどんな状況か、具体的に説明すると、まず洗う時の水が足りない。

ひどい時は服が濡れてさえいないこともあるくらい。


さらに、すすぎが足りない。

すすぎが足りないということは、汚れが流れ切ってない、という事、服に残るという事なんです。

これが原因で、菌の餌となり匂いが発生しているんですよ。


なので、洗剤を変えなくても、洗う時の水の量を増やし、濯ぎの回数を増やす事で、匂いは無くなってしまいます。



みんな、洗濯機が進化しているから、ちゃんと洗えている、と思い込んでいて洗えてない事実に気づいてないだけなんですよ。



その証拠と言ってはおかしいですが、僕らクリーニング屋さんに除菌洗剤なんてものはありません。

もし、洗っても匂うようなら別に漂白剤などを入れて除菌しますが、そもそもの洗剤に除菌機能のついたものはありません。



だって、ちゃんと洗ってますもん。



水の量も多く、洗う服の数と適正量で、すすぎも3回たっぷりと。



これだけやれば匂いなんて普通に発生しません。

もしこれで匂いがしたら、その時は普通の状態ではないので、ここで初めて匂い対策をするんです。



家庭の何倍も洗っている僕らにないものをなんで家庭用で使わなきゃいけないのか?

おかしくないですか?


洗剤でなんとかしようとするから無理が出るんですよ。

洗濯は複合的なものなので、洗剤だけではうまくいきません。

洗い方、これの方が大事です。

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今日から通常通り営業します。

お待たせしました。

今日から通常営業になります。



1週間前の予報では、夏休み明けは気温が少し低くなって仕事もしやすくなるだろうなあと思っていたのに、結局気温は高いまま。


それでも少しずつ、秋の気配も感じているから、あと少しの我慢だろうなあと思っています。



休み明けの仕事は集配から。


みなさんもお休みだったので、お届けだけというのがほとんどです。

本格的に日常に戻るのは週明けからですかね。



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商売している人を馬鹿にするんじゃない。

お盆休み最終日です。

明日から通常営業になります。

今しばらくお待ちください。


たまに見かける言葉の中で、それは違うんじゃない?と思う事があるんです。



商売だからね、売れればなんでもいいんでしょ?



この言葉ねえ、すっごく失礼なんですよね。

一体商売をしている人たちをどう思っているんだろう?と思うんですよね。



僕らが商売だからと思う時は、嫌でもしなきゃ行けない時。

その仕事をやりたくないことなんてたくさんあるんですよ。


このお客さんは信用できないとかもあるし、ダメだといってるのに無理やりやってくれと言われたりとか。

やりたくはないけど、仕事だからやるしかない、とやる時に商売だから、とは思います。

でも、商売だから売れればなんでもいい、とは思わないんですよね。


この言葉の裏には、きちんとした仕事をしなくても、とかお客さんを騙しても、というようなニュアンスが含まれているような気がするんです。


だからものすごく嫌。



この言葉を僕らに向かって吐く人って、僕らのことを人としてみてないと思うんですよね。

仕事だけしていればいい、と思っているからこんな失礼な言葉を言える。

商売だから、と軽くみているのはその人本人だと思います。



確かに世の中いろんな人がいるので、仕事そのものを軽んじている人もいるとは思います。

でも、多くの人は仕事に責任を持ち、お客さんに喜んでもらえるように仕事を、と思ってやってると思います。



みなさんはどうですか?



仕事でも、家事でも、みなさんはどう考えてやってますか?

そこに答えはあると思いますよ。

自分はちゃんとしているけど他人はいい加減、と思っているなら、その思考は歪んでいます。

周りをよくみた方がいいですね。


みんな一生懸命ですよ。

自分だけじゃありません。

人を認められない人は自分も疑われているということを考えた方がいいですね。



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名前を教えてください。

木曜までお休みをいただいております。

もう少々お待ちくださいませ。



連休をいただくと必ずと言っていいほどお電話が鳴ります。

大抵は、急ぎのクリーニングができるかどうか、のお問合せ。



何かあったんでしょうね。

ワイシャツ一枚なんだけど明日までに仕上がらないか、とか。

スーツなんだけど今週中に仕上がらないか、とか。



年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休み。



昔だと仕事をしているお店もあったと思いますが、今の時代、休みをきちんと取ることも大事なので仕事をやっているところは少ないのかもしれません。

チェーン店なんて従業員に無理をさせられないから余計ですよね。



たった一枚、というんですが、クリーニング屋さんからするとその一枚というのはとても厄介で。

というのも、クリーニング屋さんの機械はある程度のまとまった枚数で洗うことを前提としたきかいなんですね。

まとまった枚数で洗う事でコストを下げているわけです。


うちの水洗機ですと1度に50枚くらい洗うことが出来ます。




その機械を一枚洗うために動かしたら、どうなると思います?



50枚分のコストが一枚のワイシャツにかかるわけです。

さらに、ボイラーも炊かなければいけません。

蒸気を入れて温度を上げないと汚れが落ちませんから。

また、仕上げをするのにも熱源は必要。

一枚仕上げるのに洗いから仕上げまで含めて1時間ちょっと。

その間ボイラーを炊き続けるわけですよね。


休みの時にちょっとやってよ、というのはかなり無理があるというのはご理解いただけたかと思います。



では、あきらめろ、というのか、というとまたちょっと違いまして。

せめて、電話をかけてきてくれた時には名乗って欲しいんですよね。

もし、電話をかけてきてくれた方が、いつもご利用されているお客さんだとしたら。

赤字だけどやるかもしれません。


僕らがお店にいるのが前提ですよ。

お店にいて時間が空いているなら、あるいはやるかもしれない。


一見さんだと正直厳しいです。

でも、いつもご利用いただいているお客さんだったら、いつもお世話になっているからと赤字でやる可能性はあるんです。

絶対とはいえません、あくまでも可能性の話。

でも、いつもきてくれているお客さんだと、ある程度の事情もわかるので、力になれることもあるかなあと思います。


最近ね、常連さんでも名前を名乗ってくれない方が多いんです。


ぜひ、お電話をしてくださる時は、お名前を教えてください。


今年は本当にお問合せが多かった。

1日に数件ありましたからね。

みんな、困ってたんだろうか。

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最後の頼みはネット通販。

夏季休業中です。

ご迷惑をお掛けしております。



休みの間は溜まっているものや普段できない事をなるべくするようにしています。

昨日は群馬への弾丸ツアーで疲れ、今朝は遅めの起床。


この休みのうちにやりたいこと、見に行きたいお店もあるし片付けもしなきゃだし、溜まりに溜まった動画も消費しないといけないし。

あと、常に寝不足なのでこの休みの間になるべく寝ておきたいし。

寝溜め食いだめは出来ないと言いますけどね、少しでも回復しておきたいところ。



と言いながらですよ、本当に休みの間中寝ていたら筋力も落ちるわけで。

1日に一度は外に出てこようと決めているわけです。


うーん、休みといえど124時間では足りない。



そこで今日は銀行も行ってこなきゃだし、一昨日ちょっとしたアイデアが浮かんだので、それに必要なものやテストするために必要なものがあるのでホームセンター巡りをしてこようと、午後から出て来ました。



うちから10キロ圏内でいくつかのホームセンターがあります。

その中で、欲しいものがありそうなホームセンターを3つほど絞って探して来たんです。


主に業務用の資材を扱うホームセンター。

便利になりましたよね、素人でも業務用の資材が小分けで手に入る。

多少割高にはなりますが、業務用の大量買をしなくても済む分、安心です。



しかし今日はなかなか見つけられず。

3件回ってみたものの、欲しいものが全て見つかりませんでした。



こんな時もありますよね。

そんな時はネット通販。

本当は手にとって確かめてから購入したかったけど仕方ない、休みの間にテストしたいですからね。


手配終了。



そして、帰りに銀行さん寄って所用を済ませまして帰宅です。



3時間くらい外出てたかな。



夕飯食べたら、今度は動画を消費しなきゃ。

早送りしてみてるけど減る気配が見えません。(笑)


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るん子、戻れず。

おはようございます。

今日は朝イチで群馬に来まして、お墓参りの後、るん子の回収に来ました。



ええ、先日借りたルンバとはまた違うやつを借りてみたのです。

1ヶ月980円で試せると言うので、田舎の台所周辺の部屋の掃除ができるのか?を試してみてたんですね。



前回は新しいルンバ、今回は旧機種のルンバです。

名前をるん子にしました。



田舎について台所に行くとるん子が居ません。

まだお掃除の時間でもない。

おかしいぞ?と思っていたら、途中で行き倒れていました。

るん子、ダメだったか。(笑)



後ほど、もう一度テスト走行をさせて、返却します。

まだ2週間ほど期間はありますが、群馬に来れるのはこのタイミングしかなかったので、今日でお仕事は終了。


ルンバを使っている人たちはみんないいますが、ルンバが動けるように部屋を片付ける、と言います。


危ないところには入らないようにして、なるべく掃除しやすいようにものを下に置かない工夫をして。

もうそれが部屋が綺麗になる第一歩になってるんですよね。

どこに引っ掛かって、何がダメだったのか?今回きちんと検証しなきゃ。

で、そこの対策が取れたらまたレンタルしますかね。

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呪術廻戦を大人買い。

子どもたちの成長と共に、一緒に出掛けてくれなくなりました。

少し前なら、誘うと一緒に出掛けてくれたもんですが、最近は手伝ってと言ってもついて来てくれません。


お父さん、さびしい。



8月の頭は三男の誕生日があったんです。

ところが今年は訳ありで忙しく、ちゃんと祝ってあげられなかった。

ずっと気になっていたんですよね。

で、昨晩、三男に声かけたんです。



明日、コーチャンフォーに行くから付き合え、と。




コーチャンフォーとは稲城にある大きな本屋さん。

文具などもかなりの品揃えです。

仕事で使うものを元々買う予定があったので、三男を連れて誕生日プレゼントを買おうと考えたんですね。


もちろん三男には内緒です。

すると、三男、すっげー不満そうな顔をするわけですよ。(笑)

錯覚の休みになぜ一緒に出掛けなければいけない?と。

僕は引きこもっていたいのに、と。

ぶつくさ文句言ってましたが、午前中に行ってサクッと帰ってこよう、と渋々納得をさせたんですよね。



そして今朝。



早く行って早く帰ってこようと、朝からいつ行くんだ?と聞いて来ます。

一周回って出かける気満々じゃねえか(笑)、と思いながらも僕も準備をしてコーチャンフォーに向かいます。


僕の買い物なんて数分で終わるんです。

どこにあるか?確認してあったので、さっさと見つけて終了。


さて、と。



三男に声かけます。



お父さんの買い物は終わりました。

さあ、今度は君の誕生日プレゼントを買おう。



一瞬で表情の変わる三男。

ついさっきまでめんどくさそうだったのに、少しだけ嬉しそうな顔に変わりました。

でも、素直でもないお年頃。(笑)



誕生日プレゼントなのに遅れてプレゼントってどうよ?と。

まあまあ、そんな事いいじゃない?ととりあえず見に行こう、と一緒に店内を回ります。


文房具も多種多様にあるコーチャンフォー。

ファンシーなものからおしゃれなものまで幅広い品揃えです。

バッグとかも売っています。

一通り見たけど、文具系には興味なさそう。

では、と本の方を見て回ることにしました。



今の子は漫画をスマホのアプリで読んでてリアルな単行本を持っていません。

これ知ってる、とかこれは読んだことないとか話しているので、それなら全巻大人買いしてみるか?と提案。


いいの?と言うので、誕生日プレゼントだしなあ、別にいいんじゃね?と言うと、お母さんに怒られるかなあ?と言うので、そこは自分で話すしかないね、と他人事のように話してみました。

少し考えて、漫画を買う、と。



そこから1時間ほど見て回ったでしょうか。

色々悩んだ末に彼が選んだのは、呪術廻戦。

今出ている全巻セットを選んでましたね。


帰りにコーナンに寄って漫画を入れられるケースも購入。

そのままだとバラバラになってしまうので、最初からきちんと片付けよう、と。


帰りの車の中は上機嫌でした。(笑)



遅くなったけど、多少満足のいくプレゼントになったかな?



好きなものを選んでいいよ、と言われてずいぶん悩んでいましたね。

好きなものを選ぶって案外難しいんだな。

この休みの間に全部読むんだそうです。

頑張ってもらいましょう。


あ、勉強もね。(笑)

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ワクワクしちゃって。

台風が近づいて来ました。

連休になると涼しくなったり雨が降ったりとあんまりいいイメージがないんですよねえ。



台風が来ると、外に出たくなるんですよね。



雪が降っても外に出たくなるんです。



大荒れの時には危ないから出ませんけどね、雨が降り始めるとソワソワし出します。

なんらかの癖のようなものがあるでしょうね。



数日前に車のフロントガラスに撥水加工をしました。

配達で使っていると視界の良さは大事です。

そろそろ撥水加工も弱くなって来たので、新しい撥水加工剤を試してみたかったんですよね。



で、この雨ですよ。

台風ですよ。

今日のお昼前後までは雨は降るけどまだ台風の影響はない。



ええ、出かけて来ました。



だって撥水加工の様子も見たかったし、買い物もあったし。

そう、ソースが無くなったんです!

買って来なければ!



と自分にたくさんの言い訳をして出かけて来ました。



撥水加工はですね、なかなかいい塩梅で、時速60キロを過ぎると雨が玉のようになって飛んでいきます。

これで配達も一安心。


買い物もですね、ちゃんとして来ましたよ。

ソース、買って来ました。(笑)



もう、台風がこれから来る!と言うタイミングで外に出ているだけでワクワクしてくるんですよね。

大満足でした。(笑)


ちょうど駐車場に車を停めて、家に帰って来たら大雨に。

帰るタイミングもバッチリだったな。

よしよし、雨でも休日を楽しめてるな。(笑)

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ヤクルト1000

今日からお盆休みに入ります。



このお休みに間に色々とやりたいことがありまして、今日はその第一弾として都内まで行ってきました。


やりたい事はあっさりと終わってしまったんですね。

せっかくの休みだし、平日に都内を走る事はないからと、下道を使いながら寄りたい所に寄ってました。



天ぷら弁当のお店だったりお肉屋さんだったり、スーパーだったり。

まあ、子供たちの昼ごはんといつもの食料の仕入れですね。(笑)



最近噂になってるヤクルト1000

見かけたことないんですよね。

で、今日は見つけちゃったんですよ。(笑)

ひと家族一本限定。

どんだけ人気なんでしょう?


噂では、ぐっすり眠れる、悪夢を見る、など色々と出ています。



悪夢を見る?



それは面白そうじゃないか。(笑)

と言うことで一本買ってきました。



帰宅して、子供たちにご飯を食べさせまして、のんびりと過ごします。

冷蔵庫にヤクルト1000を発見した子供たち。(笑)

悪夢を見る、と言う噂を知らないので、飲みたいと言います。


誰が飲んでもいいんですよ?

その結果を教えてくれれば。(笑)



一応ね、ぐっすり眠れるらしい事と、悪夢を見るらしい事は伝えましたよ。

で、どうやら次男が飲むことになったみたいです。(笑)



明日、夢見たか?聞いてみましょう。(笑)

楽しみだなあ。(笑)

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いい風だ!

連休前の仕事はいつも忙しくなります。

うちは日曜以外休まず、また祝日も普通に営業しています。

さらに、毎日朝8時から夜10時まで営業をしているので、連休が長めにいただく事が多いんですね。


みなさんのお休みもバラバラになってきているので、中にはYシャツなどがうちの連休中に必要な方も出てくる訳です。

ご迷惑をかけるわけにはいかないので、ギリギリまでお預かりしたものを今日中に仕上げてお渡ししようとしています。


休み前がかなりハード。(笑)



毎日暑い日が続いていますが、それを見ると秋の雲なんですよねえ。

もこもこした積乱雲もあったりしますが、秋の雲も見てとれる。

トンボも飛び始めましたしね。


昨日あたりから風が強く吹いてくるんですよね。

暑いけど、この風のおかげでなんとか仕事ができるくらいになっている。


ありがたい。


週末は台風がくるとかそんな影響もあるのかわかりませんけどね。

もう、なんでもいいです、仕事できる環境になってくれれば。

涼しくなるなら雨が降っても構わない。

気温が高くても風が強く吹いてくれてれば大丈夫。


あとは、僕の体を環境に合わせるだけ。(笑)



あともう少し、頑張ります。



明日からお休みに入ります。

よろしくお願いします。

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洗う事よりも汚れたまま着る方がハイリスクです!

よく、どのくらい来たらスーツをクリーニングするのが良いですか?と言う質問をネット上で見かけます。


だいたいそれに応えているのはファッション関係の人たち。

中には紳士服を販売しているデパートにお勤めの方もいらっしゃったりします。


大体ざっくりと答えていますが、みんな答え方が荒い、と僕らは思うんですよ。

ファッション系の人たちは、みんな自分達と同じように服を持っていて関心を持っていると思っているのかな?とたまに思います。

僕らクリーニング屋からすると、ファッション好きな人もいればそうでない人もいる、消費者は千差万別だ、と言う思いの方が強いので、ざっくりとスーツを洗うタイミングや頻度の話をファッション性の人たちがしているのを聞いているとモヤモヤするんです。


まず、何が1番モヤモヤするのかと言うと、スーツを持っている人の状況を無視しているから。



洗う回数や頻度なんて、そもそもその人が何着スーツを持っているか?に寄って変わってきます。

ここを無視しての会話は成立しません。

なぜなら、1着しか持ってない人と10着持っている人とでは1着あたりのスーツを着る回数がぜんぜん変わってくるから。

最近は季節に応じて頻度やタイミングを変えた説明をしている人がいますが、それでも着数を無視した説明は雑過ぎます。


もう一つ気になることがあります。

これはもう何年も聴いているんだけど、その根拠を誰も説明してくれない。


クリーニングのし過ぎはいけません、と言うもの。



この説明が納得いかないんですよねえ。

たまに軽く説明をしているものがあって、そこにはウールの油を取ってしまうから、と言うのがあるんですが、誰だこんなこと言ってる奴は?

油取れるほどドライクリーニングは油脂溶解力は高くないです。

過去にはものすごく強いものもありましたけど現在は強いものは使ってないのであり得ない。

パサつくと言うのであれば、それは洗いの問題ではなく別の問題です。


パサつく原因もわからないのに適当に話すのはいただけないなあ。

もっと勉強してから発言してもらいたいです。



クリーニング屋として気になるのは、洗いよりも着用による損傷。

みんな、洗うと傷むとか言いますが、着用してて痛まないとでも思っているんですかね?

着用ってかなりスーツに負担をかけてます。

さらに、汗をかいたり汚れたりすると、スーツが硬くなるので余計傷みやすくなる。


僕からしたら、洗うリスクと洗わないできるリスク、どちらが危ないか?と言われたら、確実に洗わないで着るほうが危ない、と答えますね。



何で洗うと服が傷むと考えるんでしょう?

何で着用で傷まないと思えるんでしょう?

着用していたら服は擦れるんですよ?

十分傷む要因はあるんですけどね。


服を傷めたくなかったらやる事は決まってます。



汚れたまま着ない、と言う事。



汚れたまま着ていると服は傷みやすくなる。

だから定期的にクリーニングをする事で、汚れを落とし、着用中の摩擦などから服を守ることができる訳です。


スーツを洗うタイミングは?と聞かれたら、汚れて服が硬くならないうちにクリーニングしましょう、と答えます。

これだと、着数の違いも臨機応変に対応できるかな、と。

課題ってどんな状態か、わからないと言う方も大丈夫。


汚れて来たら、ベタついてくるし、肌触りがざらざらして来ます。

誰でもわかるから大丈夫。

汚れたよ、と言うサインが出たらクリーニングに出しましょう。

適切なタイミングでクリーニングしていれば、スーツは驚くほど長く着用できますよ。

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言葉の違い。

言葉って変化すると思うんですよね。

本来はこういう意味だったものが、いつの間にか違う意味で使われている、そんな事ってあると思います。


特には今は、情報過多の時代なので、言葉だけ知っていてリアルを知らずに、結果的に言葉本来の意味を間違えている人もかなりいます。



TikTokでオキシ漬けの動画を見ていました。



そこにコメントがついているんですが、そのコメントが少しおかしい。

何がおかしいかというと、色落ちとか汚れが落ちた、とか僕らの認識と少しズレてるんですよね。



色落ちとか色褪せとかってみなさんわかりますかね?


洗って色が出ることを色落ちとは僕らは言わないんです。

色が流れた、とか色が出た、と表現します。


色落ちは生地の色が薄くなることや白く抜けることを言います。

色褪せは、全体的に薄くなっていく様子を表してて、日光や洗濯のアルカリ剤などの影響で色素が壊れて薄くなることを言います。   


微妙に使い分けている訳ですね。



ところか、動画のついてるコメントを見ていると、その使い方が違う。

百歩譲って使い方が違うのは仕方ないとしても、認識が違うのも多々見られて。


オキシクリーンは主に漂白剤なので、水が汚れる事は効果があったこととは関係ありません。

生地に直接効くものだから、本来効果があるというのはら色素系の汚れが壊されて消えることが、効果があったという事になります。


ところが、オキシ漬けをしている人たちは、漬け込んで数時間経ったものを見せて、これだけ水が真っ黒になってる、と。

効果抜群!みたいな話をする訳です。


それ、本来の効果ではないんですよ。



本来の漂白の効果から言うと違う。

その水の汚れはお湯につける事で今まで落ちなかった汚れが溶け出しただけ。

またオキシクリーンによっては界面活性剤が入っているものもあるので、その効果で汚れが水に溶け出したと言うのもあります。


見えている結果の判断がみんな少しずつズレてるんですよね。



汚れ落ちの認識が違うんだと思うんですよね。



汚れは服についている、という認識からこういう解釈になるんだろうなあと思うんです。



実際は、汚れにも種類があって、付いているものから染み込んでいるもの、染まっているもの、特定の色が抜けて別の色味になりシミに見えているもの、色々あります。

単純に、付いているものと色が抜けているものとでは、足されているか引かれているかだけでも大きな違いがある訳です。


色が抜けているものにいくら染み抜き剤を塗っても、そこに何なるわけではないから綺麗になる事はない。


洗剤や漂白剤は汚れと生地とセットで考えないといけません。


僕らクリーニング屋さんは、細かい表現の違いでそれらを表します。

落ちる、壊す、剥がす、抜く。

いろんな表現を使いながら、その汚れがどんな状態か?を表し、綺麗にするやり方まで表現する訳です。


これが一般の人にも広まれば、もっとたくさんのものが綺麗になっていくんだろうなあと思います。

オキシ漬けももっと上手にできると思うな。

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夏季休業のお知らせです。

あっという間にお盆の時期がやってきます。

暑すぎて既にお盆は終わったんじゃね?と思う気がしないでもないです。(笑)



冗談はさておき。



今年の当店の夏季休業のお知らせです。



12()から18()までお休みをいただきます。

少し長いお休みになりますが、ご理解の程よろしくお願いします。



今年はみなさんお出かけでしょうか。

十分に気をつけてお休みを満喫してきてほしいと思います。

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水がない!

おはようございます。

今朝は富士山に高齢の水汲みに。


予定では水はまだあるはずなんですよ。

でも、昨日の時点で水が底をつきました。



ええ、この暑さのせいですね。



体は正直なもので、暑くなれば必然的に水が減っていく。

それでも余裕持って汲んできているはずなんですが、今回は大幅に水を飲んだってことです。



さて、水汲みも終わり、道の駅で仮眠したのちにいちやまマートさんでお買い物を。



この時期の山梨は果物天国です。



桃を買ってきました。

さあ、帰ろう。(笑)



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とうもろこし。

毎年この時期になると友達がとうもろこしを送ってくれます。

長野産のとうもろこしで採れたてのやつが来るんです。



とうもろこしって甘くないやつはとことん甘くないじゃないですか。

産地もあるんでしょうが、いつ取ったか?も関係するらしいんですね。

とうもろこし農家さんの朝は早い。

午前3時とかが一番糖度が高いらしく、そこから落ちていくんだとか。

だから、朝早く収穫して糖度が落ちないうちに出荷しているんですよね。



そう思うとこちらも届いたらすぐさま茹でないと失礼じゃないですか。(笑)



せっかく農家さんが美味しい時にとって送ってくれたのに、こちらが早く茹でなきゃせっかくの甘さが落ちていってしまう。



とうもろこしが届いたら最優先で茹でますよ。(笑)




今年のとうもろこしも甘かったなあ。

旬の味はやはりいいですね。



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なかなか思うようにはいかないなあ。

気温が一気に下がり、これは仕事を進めるチャンスだ!と昨日書きました。

確かに涼しくなったんですよ。

なので、体は楽。

でも、なかなかうまくいかないんですよね。



僕らが気温を気にするのは、ドライクリーニングの液温が上がるのを嫌がるから。

液温が上がると、油脂溶解力があがり、それによって洗浄力が上がるんですが、同時に不具合も生じやすくなる訳です。


色が出たり、縮んだり、接着剤が取れたり。


今の服は昔と違い簡易的に作られている所がちらほらあるので、あまり油脂溶解力が上がるのは好ましい状態とは言えない訳です。


気温が下がれば液温も下がる、はず。

いや、今までは下がったんですよ。



ところが。



今回は気温が下がっても液温がそんなに下がらなかったんですよね。



たぶん、数日の高温で建物自体が温まりすぎたんじゃないかな、と。

それで気温だけ下がっても液温までは下がり切らなかったんじゃないかと思うんですね。



10年ほど前、この時期多摩川で花火大会がありました。

それに合わせて屋上で宴会をやれるようにしていたんですが、まあ暑くて座れないんですよね。

夜になっても座れるような温度にはならないんです。

では、どうするか?というと、日中のうちに水を撒いて屋上を冷やすんですよ。



ところが、どんなに水を撒いても吸われるくらいに温度が下がらない。

というか、水を撒くと一気に蒸発してしまう。

それだけ暑いんだな、という事で、さらに水を撒くんですが、ようやく乾くまでに時間がかかるようになったと思っても実際は熱いんです。


結局、しこたま水を撒いて、ギリギリ花火大会に間に合うくらいに乾くくらいで、ちょうどいい温度に。



一度熱くなると温度は下がらないんですね。

いい勉強になりました。



今回も似たような感じなんだと思います。

洗えないほどではないですけど、注意をしながら洗うのは変わらないですかねえ。

今年の夏は本当に厳しいなあ。

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チャーンス!!!!

今朝方の大雨、すごかったですねえ。

雷がここまで鳴っているのも久しぶりかも。

でも、降っている最中はそこまで気温が下がったなかったので、これくらいじゃダメなのかなあ、と思っていました。



朝起きたら涼しい!



チャーンス!



今日は洗えるし仕事を進められます。

頑張らなきゃ!

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冬物のクリーニングに適した時期はいつか?

クリーニングや洗濯に関する話でおかしな話はたくさんあります。


よく、ネットは嘘しかない、と言う人がいますが、僕自身はネットは嘘も本当も色々ある、玉砕混合だと思っていますが、こと洗濯やクリーニングに関しては正しい話を探すほうが難しいと思っています。


情報の根拠がなかったり、発信している人がクリーニング屋さんではなかったり。

洗濯は日常のものなので特にちょっとかじったような人が知ったかぶって書いていることが多いです。

かいつまんで書いてるのがわかるんですよ、情報としての言葉と言葉を繋ごうとしているんですがその間のニュアンスがおかしいんですね。


この人、洗濯を知らない、とはっきり分かるんです。

怖いのは間違ったイメージを広めちゃう事なので本当にやめてほしいなあと思います。



先日、妙な話を見ました。



冬物のクリーニングは夏がいい。



こんな話、聞いたことがありません。

なんで冬物を洗うのが夏がいいのか?読んでみたんですね。

したらこんな理由なんですよ。



夏はクリーニング屋さんがセールをしているから、クリーニング代が安くなる、と。



そ、そんな理由で夏に冬物を洗うの?

そりゃ、安く洗えるのは大事だけど、冬物を夏にクリーニングに出すのはお勧めしないけどな。



クリーニング屋さんも困るんですよね。

何に困るのか?と言うと、夏は暑すぎて洗うのが大変なんですよ。

特に冬物はドライクリーニングをするものが圧倒的に多いので、気温や湿度に影響されてしまうんです。

今の日本の高温だと、ドライクリーニングでは影響が出やすくなるんですよね。


服から色が出るとか、接着樹脂が剥がれるとか、縮むとか。


なので、この時期はお預かりしても洗わない事がよくあります。

涼しくなってから洗おうとか、気温の低い時に洗おうとか、かなり気を使いながらクリーニングをするんです。



これが夏物とかならいいんですよ。

水洗いが多くなるので影響はあまり出ない。

ドライクリーニングするものが影響出やすくなるんですよね。



では、冬物をクリーニングするのに1番いい時期はいつか?



やはり、春です。

3月後半から始まり5月中旬くらいまで。

この時期にクリーニングに出すのがベスト。


では、この時期を逃したらどうしたらいいのか?


その場合は、夏を過ぎて秋に入ってからクリーニングすることをお勧めします。

気温も下がり洗いやすくなりますからね。



春と秋、どちらも同じような気温ならどっちでもいいんじゃない?と思うかもしれませんが、二つの時期は大きく違う事があるんです。



それは、汚れの定着。



夏を越してしまうと汚れの定着が進むので汚れ落ちが悪くなるんですよ。

だから、春に洗うのがいいんですね。


2度、3度と洗い直して汚れが落ちてくれればいいんですが、最悪残ってしまうこともあります。

だから、冬物は春先に洗うのがいいんです。



誰が書いたか知りませんが、夏にクリーニングに出した方がいいっていうのは本当に浅はか。

こんなデマ、やめて欲しいなあと思います。

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今日は洗いません。

すいません、今日はドライクリーニングはしない事に決めました。



理由はこの暑さです。



ドライクリーニングって環境に割と左右されるんです。

たとえば雨が降ると影響が出るんですね。

湿度が上がるとドライクリーニングの液体の中の湿度も変わり、洗った時に影響が出る。

縮んだり、服から色が出たり。

だから雨が降ったり湿度の高い日は液体の中の湿度を抜く作業をしたりするんです。



そして、気温はかなり影響を受けます。



家庭での洗濯もそうですが、水がお湯になると洗浄力が上がるんですね。

これ、ドライクリーニングも同様で洗浄力が上がります。

一見、洗浄力が上がるならいいことのように見えますが、ものには限度というものがありまして、上がりすぎるのも良くないわけです。  


高い洗浄力は汚れ以外のものにも影響を及ぼします。



流石に今日の予報での気温では、洗うのにはリスクが高すぎる。



なので、申し訳ありませんが今日はドライクリーニングはしません。

お預かりはしますが洗うのは後日となります。



しかし、いよいよこういう日が来てしまったなあ。

暑くて仕事ができなくなるとは。

これから先もこういう日が来るのなら、対策を取らなければいけませんね。

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エアコンの導入を考える。

またまた暑い日が続いてます。

昨日の群馬でもものすごい暑さでした。

そして、今日も明日も。


うちの店、20年前に建て替えた時にエアコンを入れなかったんですね。


その理由は、熱を生み出しているところにエアコンを入れても効果はない、という電気屋さんに言われたから。



Yシャツの機械を動かすだけで店の中は軽く45度を越えます。

機械の目の前はもっとでしょうね。

それを冷やすのは不可能だ、と。



しかし、ここ最近の暑さは尋常ではない。

仕事に影響が出始めてきちゃってるんですよね。


やはり一番は汗でしょうか。

いくら汗を拭っても次から次に汗をかくので仕事ができなくなる。

服に汗をつけるわけにはいかないから慎重になるわけです。

また、暑さでそもそも能率が下がりますしね。



うーん、エアコンの導入を考える時期なのかもしれない。

かと言って、お店のどこに設置する場所があるか?というとそんなスペースもない。

悩みどころですねえ。



別に機械を動かしている時に気温を下げようとは思わないんですよ。

そもそも無理ですから。

アイロンかけている間とか包装している間とか検品している間とか、そういう時に使えればなあ、と。



まさか、ここまで暑くなるとは予想できなかったですからね。

冗談で40度越えたら仕事しません、とは話してましたけど、そこまでいかなくてもそもそも仕事ができる状況ではなくなる。


これから先も夏はこうなるなら考えないとなあ。

エアコン、入れられるのかなあ?

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