いつもと違うことをする時が1番危ないと思ってます。
幼稚園の送迎バスで悲しい事故が起きましたね。
夏の車の中は一瞬で高温になります。
配達に出ていると良くわかるんです、それまでエアコンを効かせて涼しかった車内が、エンジンを止め数分エアコンを切るだけで戻ってくるとものすごい暑さになっている。
尋常ではないですよね。
悲しい事故が起きましたが、いろいろ言われているけど1番の原因はいつもと違うことをしたから、だと思うんですよね。
これ、仕事でも言えると思うんです。
みんな、仕事をしている時、どんなものでもある程度のルーチンワークが存在すると思うんです。
ルーチンというか、手順というか。
ある一定の流れがあってそれに沿って仕事をこなしていると思うんですよ。
で、それって気づかないうちに安全確認もそこに含まれていて。
同じ流れで同じことをしているから、安全でやれているってあると思うんです。
いつもと違うことをすると、この流れが途端に狂います。
いつもならここで安全確認してるのに、いつもならここで一度止まるのに、といつもと順番が違うだけなのに大事なことをし忘れることはよくあります。
クリーニングの仕事も品物ごとに微妙に変わりますが、その判断自体は流れがあって、その流れに沿って仕事をしているのできれいにもなるし安全に仕事が出来ています。
ミスをする時ってこの流れに背いて違うことをすることが多いですね、やっぱり。
お客さんが品物がない!という時もいつもと違うことをしていることが多いです。
お店には無く、渡しているのに服がない、という時って、いつもと違うことをしてるんですよ。
いつもクリーニングから持ち帰ってるここに置いて、とか決まったことをしてたのに、その時はベッドの上にとりあえず置いた、とか。
いつもと違うことをすると、記憶から抜け落ちた時に困るんですね。
うちも50年以上クリーニング業を営んでいると、服がありませんか?というお問合せは何度もいただいてまして。
その都度確認をして、うちには無いことが確定してお客さんにもう一度探してもらうと、家で見つかるんですね。
で、その時にご連絡をいただいてお話を伺うと、やはりいつもと違うことをたまたまその時だけしてしまった、というのが多い。
無意識も確かに怖いですけど、いつもと違うのも危険なんだなあと思います。
いつもと違うことをする時は慎重にした方がいいですね。
これ、結構何にでも当てはまるんじゃないかなぁって思ってます。
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