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確執と変化。

先日、友達のクリーニング屋さんのお父さんが亡くなられました。

介護されていた話を伺っていたので、お話を聞いた時は色々と思う事がありましてね。


僕の周りでも親が亡くなる話が増えて来たように思います。

きっとそういう年齢なんだろうなあ。



どこでも似たようなものだと思いますが、一緒に仕事をしていると親子間のトラブルはまあ普通のことなんですよね。

仕事に対する衝突もあるし、生活に対する衝突もある。

これが他人なら家に帰れば別々の家庭で一旦リセット、ということもできるんですが、同じ仕事、家業などですと、仕事のトラブル家庭に持ち込まれるわけですよ。

そこで終わればまだ良くて、ひどい時には数年かけてとか一生物の恨みに変化したりとかもあったりするのが難しい所。



本来なら仕事はあまり変わらなくて長年の技術の蓄積が大事になってくるから、両親の仕事はずっと大事にされるはずなんですけどね。

でも、それはないんだな、ということもわかって来ました。


求められる仕事が変化するんですよね。



例えば、僕らのクリーニング、きれいになればいいと思いがちですが、そうでもないんです。

世の中の変化にきちんと順応していて、綺麗になることはもちろん、他のことも要求されるわけですね。


接客だったりサービスだったり。

そこに対応できるのはやはり若い人なんですよ。

年寄りは、今までこれでやって来て何も文句はなかったのに、なんで変えなければいけない?と突然思うわけです。


自然に囲まれて生活していたと思ったら気が付いたら周り中ビルに囲まれてた、くらい環境が変わっちゃうわけです。

こうなると、環境に対応できないといくら技術があってもお荷物になっちゃう。


職人と呼ばれる人は手に職をつけたら一生食いっぱぐれない、と言われて来ましたけど、あれは間違いですね。

職人も環境の変化に合わせていかないと職を失います。

もしくは、自分の技術を必要とされるように持っていけないと。

黙ってやることやってればいいというのはないんだなあと思います。



そんな確執も、終わってしまえばノーサイド。

全てが過去のものになり、みんな今を生きていきます。

先代の技術も継承していき、今必要なものも取り入れて。

そうして紡がれていくんでしょうね。


こうして後継者があるお店はこれからも残ります。

居ないところは、そのまま廃業でしょうねえ。

これから増えるだろうな。

コロナとは関係なく、クリーニング業界は変化に入って来たんでしょうね。

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