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2022年10月

能登から帰宅!

おはようございます。

能登から帰ってまいりました。

はい、うちに着いたのは今朝の6時。


02日ですね。(笑)



今回は3人で能登に行ってきまして、2人を家に送った後にのんびり帰ってきた感じです。

1人なら途中で寝てもいいし、サービスエリアによって飲食してもいいし買い物してもいいし。


帰ってきてメーターを確認したら1500キロ近く走っていました。

02日では最高記録かもしれません。

1人で運転してないからできたんでしょうね。(笑)



今回もいろんなことが起きた珍道中でした。

詳細は明日からまた書きますね。(笑)

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能登に来ています。(笑)

おはようございます。

今朝は、能登に来ております。(笑)



昨晩店を出ましてね、あちこち寄りながら能登半島の七尾に到着。

まずは走り続けた疲れを取るために温泉で一休みです。


ひと休みしたらこれからまたしばらく走ります。

目指せ!能登の先の方へ。(笑)



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ハロウィン。

配達帰りに大東京綜合卸売センターにやって来ました。



どうやら今日はハロウィンのイベントをやるらしい。



ちょうど僕が来たのはお昼過ぎ。

この後らしいんですけど、僕は店に戻って仕事しないといけないからなあ。

仕方ないので写真をぱちり、と。

このキャラクターたちの前でイベントが行われると言う噂です。

見たかったなあ。




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頻繁に洗うのはおかしい。

最近わかってきたことなのですが、とにかくみなさん、洗いすぎなんですよね。


とにかく洗いたいようで。

クリーニング屋の僕が言うのもなんですけど、なんでそんなに洗いたいんですか???


それはクリーニングもそうで、例えばYシャツとかなら話はわかるんです。

ワイシャツは基本いたら洗うものなので。

でも、セーターやスーツなどのウール製品を着たら洗うってやり過ぎです。

そんなに頻繁に洗わなくてもいい服を洗おうとするので、毎回クリーニングには出せない、とか自分で洗ってクリーニング代を節約したい、とかおかしな話をしているんですよね。



でね。

問題はさらにこの先にあって。



それだけ頻繁に洗っていて綺麗になっているならまだいいんですよ。

綺麗になってないから始末が悪いんですよね。



で、今年、いろいろ話を聞いたりクリーニングに持ち込まれたお客さんの品物を見たりしてわかったのが、洗い過ぎな人ほど汚れが落ちてないんですよね。



こんなこと書くと、洗うと汚れやすくなるんじゃないか?と言われちゃいそうなのではっきりと否定しておきます。(笑)



どちらが先か?わからないんですが、汚れが落ちないから頻繁に洗うんですよね、みなさん。

だけど、せっかく洗っているのに汚れを落とせてない。

で、においがしたり綺麗にならないからまた洗う。


悪循環なんですよ。



洗って綺麗になってる人ってそんなに洗わないんです。

綺麗にならないから着たら洗うを繰り返してしまうんですね。



頻繁に洗うことを繰り返す人たちは主に二つ、大きなミスをしているんです。



一つは、洗濯の仕方を知らない。

これは消費者のせいだけでもないんですが、例えば洗う時の水が少なかったり、濯ぎの回数が足りなかったり。

これだけで汚れの落ち方が全然変わります。

また、とにかくネットに入れてみたり。

必要のないのにネットに入れると洗浄力が落ちます。

ネットは必要な時に使うものです。

また、強い服なのに押し洗いなど洗浄力を弱くしたり。


このようにそもそもの洗濯が服にあってなくて汚れが落ちず、早く洗えば落ちるんじゃないか、と思い込んでしまったから、とにかく洗っているんだと思うんですよ。


ね、菌の繁殖が臭いの原因ってみなさん思うから繁殖する前に洗わなきゃ、とか思うでしょ?

これが原因でとにかく早く、着たらすぐ、洗うことを強制されてしまっているんです。


きちんとした洗い方を知ったらこんなに頻繁に洗いません。



二つ目、クリーニング屋さんを選んでない。

頻繁に洗わないためには、洗った時にきちんと汚れを落とさないといけません。

それはクリーニング屋さんも選ぶと言うことになります。


着たら洗わなきゃって思っているから、なるべく安いクリーニング屋さんを!とか探してませんか?

近くでいいや、と探さないでクリーニングに出していませんか?


クリーニングって店の考え方が品質にダイレクトに出ます。

機械を通したら仕上がり、と言うお店もあれば、汚れを落とすために細かくチェックして必要とあれば洗直しをするお店もあります。

看板は同じクリーニングでも結果は明らかに変わります。

せっかくお金を出してクリーニングをするのに、どうせなら綺麗にしてもらったほうがいいでしょう?

それに汚れを残されちゃうとどんどん積み重なっていって、色も悪くなるし硬くなるしいいことなんてひとつもない。


クリーニングに出すならきちんと綺麗にしてもらうところを選んで出さないといけません。



汚れの落ちる経験がないんですよね。

洗濯機もボタン押すだけだし、それで綺麗になっているかどうかもわからないし。

機械だから自分たちの知らない技術で綺麗にしてくれているんだろうってみんな思ってます。


そんなこたぁーない。



残念ながら洗濯機って言うほど進化してないですよ。

だから今でも、二層式のほうが綺麗になるって話をする人がいるじゃないですか。

まあ、あれも少し勘違いされているんですけどね。


要は、二層式でも全自動でもドラム型でも、きちんとした使い方をしなければ汚れは落ちないよってことなんです。

洗い方を知っていれば桶でもきれいにできますからね。

大変だけど。(笑)



洗い過ぎている人は気をつけましょう。

洗濯やクリーニングを見直してもいいと思います。

そんなに頻繁に洗うってどこかおかしくなっている証拠です。


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時間が掛かってる理由。

最近、仕事が遅れ気味なんですよね。

手が足りないと言うのももちろんあるんですが。

原因はそれだけではなく、いや、主な原因は別にあるんです。



急な気温の変化で冬物の引き取りやクリーニングが増えた、これが主な原因の一つ。

今年は急に冷え込んで、またそれが真冬のような気温だったので、冬服の需要が一気に高まってしまったんですよね。


で、これが実はさらに影響を及ぼしているわけです。



今、冬物のクリーニングが出ているんですよね。



本来なら春先に洗うものなんですが、洗い忘れなどがあり、急に思い出してクリーニングをしようとする。

こう言う品物の特徴として、汚れが固着しちゃってるんですよね。


だから、洗い直しが増えるんです。



よく、早く洗ってください、と言うじゃないですか。

アレの理由がこれなんですよ。

別に汚れた瞬間すぐ洗って!と言っているわけではなく、シーズンまたいで着る直前に洗うのはやめましょうね、という話なんです。



今の時期に洗うのではなく、冬服を脱いだ時期に洗いましょう、これなんですよねえ。


この洗い直しが増えているので、一向に仕事が進まない。

洗って乾燥も終わって、あとは仕上げるだけ、とアイロン台にやってきた服を見たら、まだ汚れが残っている

で、洗い直し、となるパターンが非常に多いわけですね。


さらにさらに、コロナも影響をしているわけですよ。



この服、2年ぶりに見たなあ?って服がちらほら出てきています。

去年はそんなに着なかった、だからクリーニングをしなかった、という人がかなりいまして。

いざ着ようと思ったら汚れていた、このパターンです。


これも同じように、時間が経っているので汚れが固着してしまい、落ちづらくなっています。


洗うの大変。


ここまで書いてても大変そうだなあって思ってくれると思うんですが、実はさらに遅れる原因になっていることがあるんですね。



それが、他店からいらしたお客さまのクリーニング、これも時間がかかる原因になっています。


うちの周りでもクリーニング屋さんがどんどん閉店して行って、クリーニング屋さんを探してうちに辿り着いているお客さんが結構いらっしゃるんですね。


この方々の服、かなりクリーニングをしているんですよ。

それこそ、2週に一度とか毎週とか、かなりの頻度でクリーニングをしている。


でも、汚れているんですよね。


つまり、今までのクリーニングでは落ちていなかったんですよ。


こういう服って、洗うとどんどん綺麗になっていくんです。

でも、一気に綺麗になるのではなく、まるでミルフィーユのように層になっているから、上から順番に落ちていく。


やっとこの汚れが落ちた!と思うと下から新しい汚れがこんにちは!と顔を出す。

で、洗い直す、とこれの繰り返しになるんです。


春に預かっててまだ洗ってる服とか普通にありますもん。

洗って乾かして浮き上がってくる汚れがあるので、再洗いをするまでに少し時間がかかる。

何度も繰り返していると数ヶ月とかかかる品物もあるわけですね。


時期を考えるとどこかで線引きをして諦めないといけないんだけど、きれいにしたいですからねえ。

悩みどころ。


遅くなって本当に申し訳ありません。

頑張って急ぎます。

もちろん丁寧にね。

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あまり変な話をするなよ?

昨日、マツコの知らない世界で洗濯が取り上げられていました。

出ていたのは最近話題の洗濯ブラザーズ。

洗濯グッズの紹介や洗濯の間違いから正しいやり方?などを伝えていましたかね。


最後の方ではすごいクリーニング屋さんの紹介なども。

友達も出ていました。



テレビなのでエンターテイメントという事は承知の上であえて書かせてもらいますが、あれでいいのか洗濯ブラザーズ?

本当にあの内容は正しいんだな?

誤解のないように、テレビ向けに大げさに言ったりしていないんだな?


もし、はいと言うなら本気で怒るかもしれない。


少なくとも今回の放送で勘違いした人がたくさんいると思うと洗濯で世に出てきた人たちのやることではないよなあと思うんですね。


色々とツッコミどころはあるんですが、とにかく気になったのが黄変の箇所。

黄変は漂白剤を使って取るのはNGと。

スタッフさんの襟が黄色く汚れたTシャツを使って実践していました。


まず、あの汚れは黄変とは呼びません。

あれは皮脂汚れです。

だから、漂白剤で落とすものではなく洗剤で落とすもの。

そして、洗浄の後のうっすら残ってたもの、それが黄変です。

この黄変は洗剤では落ちません。

漂白剤で壊さないと落ちない。



これ間違ってますか?

間違ってませんよね?



あの襟の汚れを黄変というのもおかしいし、漂白剤で落とさないというのもおかしい。

この表現で勘違いをしてしまった人はたくさんいると思います。


僕ね、洗濯やクリーニングが取り上げられて認知されるのは嬉しいんですけど、反面面白さから正しくない内容や大げさな話を広めて、消費者を混乱させるのは大嫌いなんですよ。

それで今の洗濯が壊れてしまったと言っても過言ではないわけです。


洗濯に裏技なんてそんなにありません。

あるのは基本的な話ばかり。

みんなが知らないから裏技に見えるだけで、当たり前のことを当たり前にやることが、服を綺麗にする第一歩なわけですよ。


他にもいくつか突っ込みたいこともあるんですけどね、なんか本当に残念。

テレビ向けなのか、実際の講座とかでも同じ話をしているのか。



あれでは、洗う事はできても綺麗にはならないだろうな。

そして、少しでもイレギュラーが起きたら、それだけで事故起こしたりするだろうな。


よくないよ、あれは。



放送後のTwitterでは、もっと見たかったとか1時間やってくれとかそういう声が多かったんですよ。

それだけ洗濯のことを知りたい人は多くて期待もされているんです。


あまり変な話をしないでほしい。



あと、ダウンをネットに入れて洗うのなんで?

入れる意味あるのかな?

意味わからん。

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カビの対策は湿度対策。

本当に今年は気温の乱高下がすごくて。

今日は一気に冬のような気温になりました。



朝晩と日中の気温差が激しいので昼間はそうでもないんですが、やはり朝ですよね。

保管でお預かりしていたお客さんが届けてほしい、と。

こちらも慌てて対応をしています。


それに合わせて、カビてしまったスーツのご依頼も。



洗い忘れるとカビるんですよ。

しかも今年は雨も多かったし、暑かったし。

みなさん、学生の頃にカビが生える条件を習ったと思うんですよね。


そう、湿気と温度、これが大敵なわけです。

でもこれだけではカビは生えなくて、汚れているとカビてしまう。



つまり、きちんと洗って、湿気がこもらないように保管をすればカビない、という事なんですね。


洗ってしまうのは出来るんだけど、湿気がこもらないってのは結構難しくて。

そもそも人が住んでいるだけで、呼気から湿気は出てきますし、雨降れば湿度が上がりますしね。


結局、こまめに家の中の空気を入れ替えるのが1番だと思います。


昔に比べて虫に喰われやすい繊維は減ってきているので、今はカビの方の対策をしっかりした方がいいでしょうね。


あ、でもカビが生えるような条件だと虫も寄ってきます。

カビ対策は虫対策にもなるという事で。


みなさん、夏物は洗ってしまいましょうね。




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須坂で職業体験。

昨日は長野県須坂市に行って来ました。


友達のクリーニング屋さんが職業体験で出店すると言うのでね。

お手伝いというかなんというか、まあ行って来たわけです。



去年も行って来たんですよ。

その時に、来年はもう出ない、と言ったので、こんないいこと、やらなきゃダメだろ?手伝いにくるから!と言っといたんです。


本人は忘れていたのか覚えていたのかわかりませんが、こちとら行く気満々で一年過ごして来たわけですよ。(笑)


話を聞くと、今年は去年より少し早いらしい、と。


さらに、友達は率先した誘わないわけですよね、僕の事を。

多分、遠いからとか気を遣ったんだろうと思います。



ふふふ、誘われてもしらばっくれたと思いますけどね。

だって突然現れるつもりでしたから。(笑)



そこで愛知の友達と相談して、長野市内の温泉に朝イチで合流。

お風呂で腰を温めてから小布施により栗のお菓子を買い、いざ職業体験へ!と乗り込んだわけです。



午前中、結構な人が来て去年同様盛況。

でも、人は足りていたので僕らの出番はなく。

楽しんでいるお客さんたちの様子を見ていました。



お昼休憩に、須坂名物の黒おでんを。



臥竜公園というところでやってましてね、そこの売店でおでんが売っているわけです。

みんなでそれ食べて。

午後は予約が入っていなかったので、人は足りてるからと遠方からは来た人たちはラーメンを食べに。


なんだか須坂と長野の名物を堪能したような日になりました。



職業体験のようなイベントは各地で行われています。

当然クリーニング屋さんも出店していると思うんですよね。

で、そこで何を伝えたいか?ここが大事なんだと思うんですよ。


自分のお店の宣伝のためにやるもよし、仕事内容の認知に努めるもよし、お客さんの困っていることを解決するのもよし。


プロが直々に教えるんですもの、何を聞いても損はないと思いますね。



府中でもまちゼミというのが行われています。

府中駅中心の方だけなのではずれのうちは参加してないんですけどね。

うちがやったら相当面白いだろうなあ、なんて思ったりもします。(笑)


来年の話はして来ませんでしたが、また出るというなら行きますよ、もちろん。

人が足りていると言われても、来なくていいよと言われても。


だって、いくのか僕らの仕事だもの。(笑)

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湯治です。

おはようございます。

今朝はこちらで湯治。


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先日痛めた腰の治療を兼ねてやってまいりました。


冷えには温泉がいいよ、と言われましたんでね、ひどくなる前にケアです。


そこからのお布施。(笑)



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制服の正しいお手入れは?

ここ最近、制服のご相談をよく受けています。

みなさん、制服をとにかく洗うんですよね。


それもご家庭で。


なんでそんなに洗いたがるのか?想像もできないんです。

だって、僕らそんなに洗わないから。


うちにも子供がいて中学生や高校生がいます。

当然制服も着ていますが、洗うのは季節の変わり目、学期の終わり、何か汚れをつけてきたとき、そのくらいです。

なので、年に数回しかクリーニングをしていないんですね。

でも、多分ほとんどの人がきれいに着てるよね、と言うレベルになっています。


制服のご相談をされた時に、まずそんなに洗う必要はないですよ、と伝えています。

そして今回は、なぜそんなに洗いたいの?と聞いてみたんですよね。


するとこんな答えが返ってくるわけです。



うちの子、汚いから、と、

とにかく汚す、と言うわけですね。

汗もあるし、と。


ものすごいわんぱくなのだとしても毎週洗う必要はないと思うんですよね。

多分、お母さんの思い込みがほとんどなんだと思うんです。


汗たくさんかいてる、汚れてる、洗わなきゃ、と。


で、こう言う思考になる理由にはもう一つあって、それは汚れが落ちた経験がないんだろうと思うんですよね。

それがトラウマになり、早く洗わなきゃ浸透しちゃう、汚れが落ちなくなる、早く洗わなきゃ!に変化したんだと思うんです。


とにかく洗え、とにかく早く!



これ、何かの呪縛ですか?



実際、頻繁に洗っている制服よりもそんなに洗っていないうちの子の制服の方が全然きれいだったりします。

そこから考えると、早く洗うことと頻繁に洗うことがきれいに繋がってないことがわかりますよね。


そもそも制服に使われているウールやポリエステルって疎水性の繊維なんですよ。

弾くんです、汚れを。

だから綿製品のように染み込んだりしにくいから洗う頻度は少なくなるんですよね。


ただ、汚れづらいからこそ、すっごく汚れると厄介になるのも事実なので、汚し過ぎは注意が必要なんですけどね。

通常なら問題がありません。


で、これだけたくさん洗っているのに汚れが落ちないのはなぜか?


簡単ですよ、その汚れの落ちる洗い方をしていないから。

だから、いくら洗っても、とにかく早く洗っても、汚れがおちずに溜まっていくんです。


制服の適切なメンテナンスというのは。



汚れに合わせた洗い方をする事、なんですね。

先ほども書きましたけど、汚れが残って蓄積すると後々厄介になります。

だから、洗った時にしっかりと汚れを落とすことが大事。

家庭でできる洗い方は水洗いなんですが、ウールが混ざっている都合上、強く洗うのが難しいんです。


普通に洗って平気だよ?という人、全然平気じゃないから。

よれよれっとしてるのはそれが原因だから。

まだヨレヨレしてるだけならマシだから。

最悪、縮むから。



話戻します。



強く洗えないので押し洗いをするしかない。

すると、洗浄力がかなり落ちるわけです。

それで落ちる汚れなんて表面的な汚れだけですよね。

大部分の汚れが残るので、蓄積していきます。


これが家庭での洗濯の限界なんです。

仕方ないんですよ、ここから先は設備が必要だから。

家庭ではできない。


では、どうすればいいのか?というと、学期終わりにクリーニングに出す。

これでいいんです。

もし、途中で汚れても、急ぎでやって貰えばいい。

やってくれますよ、大丈夫。

みなさん、頻繁に洗わなきゃいけないと思っているから、クリーニングに出せないと思ってるだけで、学期ごとに一回出せばいいならできるでしょ?

きれいになるし。


ただ、その時はクリーニング屋さんをきちんと選んで下さい。

チェーン店はダメ。

なぜなら、汚れを落とすためのクリーニングをしてないから。

機械を一度通すというクリーニングなので、それで落ちればいいんですけど、汚れが残ったり工夫をしないといけない汚れの場合は落ち切らないことが多いんです。

そのてん個人店のクリーニング屋さんだと、服を見て汚れを確認して、合わせたクリーニングをしてくれます。

かなりきれいになりますよ。


制服って3年持たせなきゃいけないでしょう?

そう考えたら、クリーニング代で三年いい状態で着られるのは安いと思いますよ。


みなさん、困るのはここなんですよ、制服が傷んで買わなきゃいけないかなあ?って。

それって洗い方がおかしいから傷んでしまうので、きちんとしていたらきれいな状態で3年着られるんです。


だからほら、うちの子たちの制服、卒業しても誰かにそのまま貸すことができるんですよ。

人に貸せるくらいのきれいさを保てるんです、3年着ても。



目の前のもったいないが大きな出費につながらないように、制服はクリーニングに出しましょう。



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冷え。

昨日のお昼くらいから腰が少し痛いなあって思ってたんですよ。

でも、立てば普通に歩けるし仕事もできる。

だから、放っておいたんですよね。


したら、今朝からあまりよろしくない。


明らかに立つのに時間かかるしその後もかなり痛い。

で、これはまずいやつ?と思って仕事を中断して夕方から接骨院に行って来たんです。



そこで判明したのは冷えでした。



冷えて腰の筋肉が固まってたみたいです。

で、僕だけでなく、今週は冷えて痛めた人が多かった、と。


僕、標準だな、と少しニヤッとしましたけどそれどころでは無い。

お灸をしてもらって楽になりました。



温泉がいいよ、と教えてもらったので近いうちに行ってこないと。

僕らの仕事は基本暑いので半袖や短パンで仕事をしがちなんですが、やはり寒さに勝てない時が来るんですよ。

で、冷えちゃう。



前回はしもやけやってますからね。

もうね、寒さに勝てない体なんだと自覚します。

湯治行ってこなきゃなあ。

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ミタラワカル教。

今、クリーニング屋さんの仲間達といろんな人に向けて洗濯講座をしているんですね。

で、講座をする前に、いろんな話をみんなでするわけですよ。



どうやったら伝わるかな?と。



伝えるためには何がわからないのか?何が問題なのか?こちらが認識しないといけません。

そして、分からないことに対して、こういう事なんですよ、と伝えてあげるといいわけです。


しかし、ことはそんな簡単な話でもなく、僕らからしたら当たり前でそんなに難しいとは思わなくても、聞いてる人が同じように簡単だと思ってくれるかは別の話。

特に、服のイメージや洗濯のイメージがおかしく固定化されてしまっているので、正しい知識を伝えても、混乱するだけで伝わらないことが多々あるわけです。


さて、そこでどうするか?で日夜、喧々諤々と話をしているんですね。


で、煮詰まってくると必ずこの話が出て来ます。



見れば1発でわかるよ。



僕はその言葉が出てくるとこう言うんですね。



ミタラワカル教だな、既に。

見てわかったら苦労しない、と。



確かに見ればわかるような気がするんですよ。

でも、今までの体験から、見せてもわかる人はほとんどいない。

見た事を正しく受け取れる人は少ないんですよね。

それよりも、見た事を自分の都合に合わせて解釈することの方が多いんです。


だから、見せるのが正しい回答とは思わないんですよね。

だって、何度も見たらわかるだろう、とやって来て失敗を重ねて来たんだから僕がよく知っている。



見てわかるためには下準備が必要なんですよ。

だってね、見たらわかるならマジックを見ても種がわかるってことでしょう?

あんなの、素人が見てもタネなんてわからないですよ。

でも、トラックを知っていると、同じマジックを見ても違う風に見えるんです。


ここがポイントなわけです。



見せて理解を深めさせたいなら、まずその理屈をきちんと教えなきゃいけない。

教えるだけではピンとこないから次に見せてあげるといい。


これなんですよね。

だけど、ミタラワカル教の人たちは見せればわかる、と思い込んじゃう。

それ以外解釈のしようがないでしょう?と思っているから安易にそう言っちゃう。


いやいや、人は全然違う風に解釈する生き物なんです。

見たものをそのまま受け取れる人は、話を聞いただけでほとんど理解できる人。

普通の人はそこまで出来ないからこそ、きちんとした説明と実際に見せる、この二つを上手に使う必要があるわけなんですね。


と、こんな話をああでもない、こうでもない、と毎週しているわけです。

それもこれも、きちんとした洗濯を理解するため。


洗濯を伝えているけど、実は洗濯だけにとどまらないんですね。

服のことも理解するようになるし、着方や保管の仕方にも影響が出る。

そして、クリーニングするものと洗濯するものと区別がつくようになる。


その結果、服を無用に捨てなくなるし、買わなくなるし、変な服を選ばなくなる。

すると、ゴミが減り、洗濯の回数も減り、環境にもいい影響が出る。

アパレルメーカーは安い服ではなく、長持ちするデザイン、作りに力を注げるようになり、結果いい服が増えていく。


と、そんな未来に通じている壮大な話。



個人が大きなメーカーや世界は動かせないけど、目の前の洗濯を変えるだけでいろんなものが変わっていく。


その第一歩のお手伝いです。


僕が死ぬまでに変わるといいなあ。

もしそれが叶わなくても誰かがやってくれるだろうとは思っていますけどね。

 

某洗濯家が、洗濯で未来を変える、と常日頃話していますが、その未来が見えて来ているように思いますね。

後ちょっとなんだよなあ。

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粉末洗剤への回帰。

何やら粉末洗剤に回帰している人たちがいるようです。


液体洗剤を使い易いから使っていたけどきれいにならない、と。

さらに香料もきついのに、におい自体が消えてなかったり、と。


みんな、汚れ落ちよりも匂いの方が気になるんですよねえ。

いや、においがする=汚れ落ちてない、なのかな。



確かに汚れが落ちていればにおいはしないんですよね。

でも、完璧に汚れを落とすのは流石に無理があるんです。

必ず汚れは残ります。


だから各洗剤メーカーはにおい対策として、香料を使いマスキングという手法をとるわけですよ。

匂いで嫌な匂いを隠す、この技術をマスキングと言います。

他にも抗菌剤を配合したり漂白剤を配合したりして菌そのものを少なくして対応をさせようとしているんですが、それでも匂うので香料を用いて匂い対策をしないといけない現状があるわけです。


で、なぜ粉末洗剤に回帰する人たちがいるのか、というと汚れ落ちがいいからなんですよね。

今まで液体洗剤で何でもかんでも洗っていたから、本来落ちるはずの汚れが溜まっていたんだと思うんですよね。


そこに粉末洗剤を使おうものなら、物凄くきれいになるだろうなあと思います。



粉末洗剤、最強?


と思うのは早計です。

粉末洗剤が必ずいいというわけではないんですよね。

簡単にいうと、洗剤の選択を間違えているんですね、みなさん。

だから、きれいにならないんですよ。



液体洗剤の方がいい服もあるし、粉末洗剤の方がいい服もある。

もちろん、汚れに対しても粉末、液体、どちらの方がいいとかあります。


で、皆さんがやりがちなのは、汚れの落ち方だけ見て判断をしてしまうところなんですよね。


よく落ちるから、という判断だけで決めちゃう。

これがよくないんですよね。



洗濯って総合的に判断をしなければいけないんです。

汚れを落とすので、その汚れに効果のある洗剤を使わないと落ちません。

しかし、ここで問題なのは、服の方はその洗剤に耐えられるのか?という事。


つまり、洗剤の選び方っていうのは、服に耐えられるか、汚れに対応しているか、この2点が交わったときにその洗剤が使える、効果がある、という事になるんです。


どちらかが対応してないとどうなるか?



汚れに対応していなければその汚れは落ちません。

服に対応していなければ、その服がダメージを負います。



服のダメージはそれぞれなので必ずこうなる、とは言いづらいんですが、なんとなくではなく確実にわかるレベルで起きるんです。

パサついてくる、穴が空く、色が落ちる、色が褪せる。

他にもわかりやすい現象が起きます。


よく、服が傷むという人がいますが、その人達の言う服の傷みって実はよくわからないんですよね。

なんとなく生地が傷みそう、服が傷みそう、そういうニュアンスで言う人がほとんどです。

僕らの言う、服が傷むとは全然違います。

そんな曖昧なものではないんですよ、服が傷むって。



みんな、服をきれいにしたい、状態良く着たい、風合い良く着たい、と言う気持ちは同じだと思うんですよね。

だから、いい洗剤はないか、柔軟剤はないか、と探しているんだと思います。


でも、そこには求めている結果はないんです。

それでは解決しないから。

今みんなが思っているのは、できてない経験を積み重ねた結果にできた服のイメージなんですよね。



なので僕らは言うわけです。



もっときれいになりますよ。

シワなんてなくなりますよ。

もっと色合いがいいですよ。



これを知っていたら、何でもかんでも家で洗おうとはしないし、液体洗剤を全部に使おうとも思わないし、何でもかんでもネットに入れようとも思わなくなる。


確かに洗濯って簡単にできるんだけど。

でも、今の一般的な考え方は、作業は簡単だけど内容ができてない。

きちんと洗濯を理解するともっと簡単で綺麗になって、洗う回数も減るんだけど。


同じ簡単でも全然違うものになってるんですよねえ。



粉末洗剤への回帰、長らく続いた液体洗剤の不満が爆発したって感じでしょうか。

それだけでは勿体無いので、ぜひここで洗剤の違いから色々と知ってもらいたいなあ、と思います。

するとその先に待っているのは、ちょー簡単な洗濯できれいになる未来です。

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16キロの洗濯機。

よくいい洗濯機はないですか?と聞かれます。

が、正直な所、一般の消費者の場合、洗濯機の誤差よりも洗濯の仕方そのものの方が圧倒的に問題なので、どれでもいいです、となってしまうんですね。


要は、洗濯の仕方が変われば今ある洗濯機でも十分ですよ、と言う話なんです。


洗うものの仕分けができるようになると自分で洗うもの、クリーニングに出すものが明確になります。

また、自分で洗うものの中で、ハードに洗うもの、ソフトに洗うものの区別がつくようになります。

すると、服に合わせた洗い方ができるので汚れの落ち方が全然変わってくる。

より綺麗になるわけですよ。

ここまでくると、洗って汚れが落ちることを体感するので、実は洗濯の回数もどんどん減っていくようになります。


よく、我が家は忙しいから洗濯の回数が多くて大変だ、と言うご相談を受けるんですが、きちんと洗濯物の仕分けができるとこの悩みも無くなっていくようになるんです。


ここに、とあるメーカーが別の答えを出してきました。



なんと16キロの縦型の洗濯機が売り出されたんですね。



ものすごく大きい。

この大きさだと3回に分けてた洗濯も一度で出来る!とメーカーは言っています。



ある意味、僕らと対局の答えなんですよね。


ぼくらは知識をつけて適切に処理をして洗濯を減らして楽になろう、と言っているんです。

でも、これだと覚えなきゃいけないし、時間もかかる。

そこに、パワープレイで挑んできたわけですよ。(笑)


そんなまどろっこしいことは要らないよ、洗濯機を大きくすれば解決でしょ?


まさにパワープレイ。



メーカーはサンコーさんです。

秋葉原のサンコーレアものショップのサンコー。

いろいろ面白い商品を企画して出しています。

今回は16キロの洗濯機と来たか、とクリーニング屋さんの仲間一同、みんな唸っている。(笑)



実際に見てみないとなんとも言えないところはあるんです。

高さとかもあるだろうし、水の量も多いだろうし。

一度にたくさん洗えるんだけど、逆に言えば少量の時どうするのか、とか。

一度見てみたいよね?とみんなで話しています。


これは秋葉原に行かなきゃだめかもしれない。(笑)



個人的には縦型なのが少し残念だったかな、と。

この大きさでドラム型が出たら有無を言わさずおすすめの洗濯機にしちゃうんですけどね。

ドラム型で洗浄力を出そうとすると13キロ以上必要で、今は残念ながら発売されてないんですよ。

だから、もしこの大きさでドラム型ならクリーニング屋さんが騒いだかもしれません。

てか、もうそれは業務用の域だな。



サンコーさん、本当に面白い会社ですね。

次回、ドラム型をお願いします。(笑)

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ベーコン。

突然、エアメールが来たんですね。

特に心当たりもないのにエアメールが届くってなんか怖いじゃないですか?(笑)


そもそも間違いで届くことすらあり得ないものだと思うから、詐欺?犯罪?とか色々と考えるわけです。

しかも、封筒に書かれている文字は日本語ではないので、誰から来たのか、誰に当ててなのか、理解するまで少し時間も掛かるし。


で、冷静になってきたのでよく見てみたら娘宛なんですよね。

しかも、ドイツから来ている。


あいつ、何した?



うちの子たちは面白い子が多いのですが、反面何をするか?分からない。

変なことはしてないとは思うけどらドイツからエアメールが届くのは普通ではない。(笑)


嫁さんがすぐさま娘にメールをしたらしいんですよね。

すると、そのままにしておいてくれ、と。

娘は何が来たのか?理解しているようです。


帰ってくるとご機嫌な娘。


エアメールの中身は何が来たのか?というとベーコンの形をしたメダルが。


ゲームの景品らしいんですよね。

スマホのゲームアプリの景品。

どうやら全ステージをクリアして申請するともらえるらしい。

ベーコンを積むゲームらしいんですよ。

ただベーコンを積むだけのシンプルなゲームで、しかも微妙な操作にゲラゲラ笑ってたのは覚えてるんです。

で、まさかそれを全部クリアしてたとは。


ネットで調べると娘と同じようにエアメールでベーコンのメダルが届いた人がちらほら、と。


こういうの面白いなあって少し思ってしまいました。

ゲームのクリアだけでなく、記念の品ももらえる。

別にすごくいい物でなくていいんですよね。

こんなシンプルな物でいい。


何か考えようかな?(笑)

洗濯やクリーニングのテストをしていい点とったら粗品をプレゼント、とか。


洗濯機のメダルとか面白そうだよなあ。

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崎陽軒。

今日は日曜でお休みですが、横浜まで配達に来ました。(笑)

ネットで宅配便をご利用のお客様だったんですが、数年前よりハンガー便というのがなくなりまして。

なんとか箱を見つけて発送したこともあったんですが、丈が合わなくて下が折れちゃったりして悩んでいたんですよ。

で、横浜なら届けられるな、と思って連絡をしてお届けしてきた、と言うわけです。


元々が集配でかなり広いエリアを配達していますから、1時間くらいなら行けるんですよね。


無事に品物もお渡しをし、ここに来たら寄らなきゃ失礼ですよね?って事で、崎陽軒に寄りました。(笑)



シウマイ弁当を子どもたちのお土産に。

気分は軽い小旅行です。(笑)



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ドライブスルー。

この冷え込みで配達が増えています。

今日も吉祥寺まで行って、すぐさま帰ってきて今度は立川へ。


立川、午前中に箱根駅伝の予選会をしてたんですね。

そのお隣まで配達だったので午後からでよかったなあ。



なんとか配達も間に合いまして。

さあ、店に帰ろうと思うとまあ混んでるわけですよね。


立川からうちの店まで帰ってこようとするといくつか渋滞ポイントがあり、すんなりと帰ってこれません。

それなりに道も知っているし、混む時間帯を知っていても避けることが出来ない。

普段なら30分で帰ってこれるのに1時間は有にかかる。


完全にコロナ前と同じです。



なるべく空いてる道をと走っていたら久しぶりに五日市街道を走っていました。

国分寺まで入ればあとは一直線で縦に帰れます。


あと少しで右折、と思っていたら、たこ焼き屋さんの看板を発見。

銀だこ、ここに店を出したんだなあ、って見てたらたこ焼きさんではみたことのない文字を!




ドライブスルー。




そう、たこ焼きのドライブスルーなんですよ。

2度見しちゃいましたもん。

寄ったわけではないからはっきりとは分かりませんが、確かにドライブスルーでよく見る白線が書かれている。


これはねえ、いつか行ってみなきゃダメですね。

ざひ、車の中からたこ焼きを買ってみたい。

車の中がたこ焼きのいい香りで充満するんだろうなあ。


そのまま食べれるようにしてくれるんだろうか?

帰るだけだと家に着くまで軽く地獄だな。

いい香りがしていても食べれないなんて。


いつ行こう?

やはり配達の途中ですかね。(笑)

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洗濯地獄からの抜け出し方。

世の中にはいろんな言葉があると思いますが、洗濯地獄、という言葉もあるらしいんですよね。


で、検索してみるとこれがまたとても多い。



洗濯が地獄とは思ったことがないので、その表現に少し戸惑っています。



なぜ、地獄と表現するのか?



洗濯するものがとても多いのが原因なような気がするんですよね。

先日もとあるところで洗濯講座をした時に、共働きで洗濯が大変だ、というお話を聞きました。

確かに共働きは大変ですが、洗濯そのものは洗濯機がやるわけで洗っている間は別に自分は何をしていてもいいわけです。

僕らクリーニング屋さんみたいに何回も洗っているわけではないだろうに、と思ってたら洗ってたんですよね、皆さん。



そう、洗い過ぎなんです、



いくら家庭の洗濯機が小さいからと13回も洗わないといけないって結構な数だと思います。

仕分けで洗ったとしても3回に分けるって大家族なのかな?と思うとそうでもない。



みんな、そんなに何を洗っているんですかね?



ここでふと思うのは、汚れが落ちないから洗い過ぎなんじゃないの?って事。

早く洗わないと汚れが落ちない、匂いが取れない、そんなふうに思ってる人がたくさんいるんですよね、実際に。


別に早く洗わないから汚れが落ちないわけでもないし、匂いが取れないわけでもない。

きれいにならないのは別の原因があるのに、それを知らないからとにかく洗いまくっているんだろうな、と思うわけです。



僕らクリーニング屋さんが洗濯の話をすると不思議なことが起こります。



まず、部屋干し臭などの匂いがなくなる。

くすみが取れて白くなる。

クリーニングに出すものが増える。

洗濯の回数が減る。



こんな事が起きます。

なぜこうなるのか?というと、洗濯の考え方を知るから。


家で洗うもの、クリーニングに出すもの、その区別がはっきりするんですね。

さらに、どう着たいか?がハッキリするので、洗い方も服に合わせるようになります。

そして、洗濯の基本を学ぶので、何をしているのかきちんと理解できるようになって、きれいになる。


するとですよ、きれいになるとわかると洗濯の回数が減るんです。

だって、洗えばきれいになるとわかっているから。

不安から洗いすぎることもないし、とにかく早く洗わなきゃ、という気持ちも出てこない。


そんな夢のような話って言われるかもしれませんが、僕らからしたら皆さんが今やっている洗濯の方が信じられない話なんですよね。


全然理屈に合ってないんだもの。



そりゃ、洗ってもきれいにならないよね、って思います。


洗濯地獄で苦しんでいる皆さんに、洗濯の正しいやり方、考え方が伝わってくれるといいなあと思います。

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新たにイベントを作り上げる気持ちで。

相変わらず、仕事が終わって深夜になると溜まった動画の消費を頑張っています。


あと、450時間くらい?

絶対見れないと思う。(笑)



それでも頑張ってみているわけですが、2ヶ月くらい前のワイドなショーを見ていたんです。

長岡の花火大会の話を特集していました。


長岡の花火大会って平和を願って行われているそうなんですね。

各地で行われている花火大会には花火師さんたちの技術を競うものも多くあるらしいんですが、その中でも長岡の花火大会は平和のために行われている、と。


歴史も長いので長岡の人たちにとって花火に思うことは色々あるようです。

生活の一部だったりするんでしょうね。


テレビの写りが良くなって映像で迫力のある花火を見ることもできるようになってきました。

それでも、現場で見る花火はそれを遥かに凌駕します。


周りの歓声や、五臓六腑に染み渡る花火の音。

そして、全体の雰囲気。

その場でしか味わえないものはまだまだたくさんあると思うんですよね。



中河原でも昔は関戸橋のところで花火大会がありました。



僕が小学生の頃に始まったんだと思います。


最初は関戸橋のたもとにあったさくらサンリバーが主となってやっていたとのちに聞きました。

それから府中市側と多摩市側で協力してやってきたとか。

最初、珍しい花火大会だったものが数年やっていくうちに夏の関戸橋の風物詩となり、みんな待ち望むようになりました。



途中、事故があったり震災があったりで中止になったこともありますがその都度復活をしてみんなを楽しませてくれました。


また関戸橋で花火をやらないかなあ。



そんなふうに思ってる人は結構いるんじゃないか、と思います。

自分たちが感じたように、待ち望んだように、子どもたちにあの花火の豪快さと雰囲気を味わってほしいなあと思います。


でも、イベントって中断するとまた始めるのはかなり難しいんですよ。


まずお金の問題。

次に運営の問題。

周りへの配慮、安全への配慮、色々やらなきゃいけないこともあると思います。

毎年やっていたから次の世代に細かいことが伝わっていたと思うんですね。

それが中断したことで途絶えてしまうと、安全に運営するために必要なこと全てが手探りになってしまう。


これは他のお祭りなどにも言えると思います。


このコロナ禍で色んなイベントが中止になり、たかが3年ですがこの間に大切なものが継承されてないケースは至る所で起こっていると思います。



段々と人の出も増えてきて、これからイベントが復活していくと思います。

新たな気持ちでイベントを作り上げていってほしいですね。

多分、良いものができるはず、です。

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ポイントが無くなる。

物価が上がってますね。

消費者の皆さんからすると値段が上がっているだけに見えますが、商売人の僕らからするとコストがものすごく上がっているわけです。


燃料代や材料費などが半端なく上がっている。

で、それを転嫁するしかない状況になっているわけです。



各企業、各会社、各お店、色々努力をしているのを垣間見れます。



値段は変わらないけど内容物の量が減っていたり。

なんとか製造工程を見直してコストアップ分を吸収しようとしたり。

それでも値段に転嫁しないとやっていけないほどいろんなものの値段が上がってしまってるんですよね。



最近気づいたんですが、ポイントを止めるところも増えてきています。

そのお店独自のポイント制をそもそもやめてしまう。

ポイントって実はお店にとっては結構な負担なんですよね。

商品の値段は買えない、代わりにポイントを止めるねって話なんだろうなあ。


すると今度は大手がポイント付与に関する改定を発表したり。

100円で1ポイントだったのが500円で1ポイントちなったり。


これだけ見てもいかに厳しいか?わかると言うもの。



物価の値上がりに給料もその分上がれば、なんて話をする人もいますが、少しピントがずれているんですよね。


そう言う値上げじゃないですからね。



しかも材料コストに便乗して値上げなんてしている訳でもないし。

給料の値上げなんて起きるはずもない。

下手したら値上げした分売り上げが減り、給料が少なくなる可能性だってある訳ですよ。


個人事業主は今微妙な橋を渡っている気分じゃないかなあ。

特に人を使っているところは悩ん店いると思いますよ。


まだまだ値上がりするのかな?

僕らも材料の仕入れを考えないといけないので悩ましいところです。

今のうちにたくさん仕入れておくか、我慢するか。

どの程度上がるか?わからないしなあ。

1番最悪なのは、仕入れすらできなくなること。

作れないからものがないですよ、なんてなったら仕事出来なくなりますしね。

うーん、非常に難しい展開だなあ。

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出張です。

今日は珍しく都内に来ております。

いや、府中も東京だから都内はおかしい。(笑)

東京の中心部、というべきか?(笑)



大きな建物を見るとなんで上を見ちゃうんでしょうねえ。(笑)




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ウェザーニュースさん、間違ってますよ? その2

さてさて、ウェザーニュースさんが書いている、衣替えで注意したいNGポイントの話。

3つあがっているんですがそのどれもがおかしな話を書いている。

専門家に聞いているんですけどね、おかしいなあ、こんなこと言う人ではないと思うんだけど。



さて、3つ目の何がおかしいか、書いていきますね。

3つ目にはこう書かれています。


衣類を積み重ねて保存をしてはいけない。

積み重ねて保存をするとシワや形崩れの原因に、と。



畳んでいるので畳ジワはつくんですよ。

ここは確かにつくよなあって思います。

しかし、形崩れはおかしいと思うんですよね。

なぜ積み重ねていると型崩れをするのか?その理由を教えてもらいたい。

だって重ねてあるだけですよ?

変な形で畳んでいて、そこに積み重なったとしてもシワがつくだけ。

別にアイロンで直せばいいだけなんです。


最近思うんですが、形崩れってなんですか?


僕の思う型崩れって、撚れたり変な形が癖づいてしまった状態を型崩れと認識しています。

それ以外の、アイロンで直せるものは型崩れとは思いません。

そもそも直るものだから気にしてないんです。

何でもかんでも型崩れって表現するのっておかしいんですよね。



そもそもの話、クローゼットでつってしまうようになったの近年なんですよね。

それまでは箪笥にしまってあった訳ですよ。

で、それにも理由があって。

その理由をみんな知らなくなったのでこんなおかしな話をするようになったんだと思います。


日本は湿度の高い国です。

また、虫食いなどの被害もあります。

すると、畳んでしまう方が効率がいいんですよね。

防虫剤って空気より重いので下に溜まる性質があります。

箪笥でしまっていた頃は、服の1番上に防虫剤を並べて、そのまま次のシーズンまで箪笥を開けなかったんよ。

こうする事で、防虫剤が服全体に行き渡り開け閉めしない事で効果を持続できる。


これがクローゼットになると難しくなるんですね。


まず、防虫剤を行き渡らせるのにかなり苦労します。

量も必要ですし、なによりもシーズンごとに服をしまう概念ではなく、全部の服をそこで一括管理をするやり方です。

つまり、年がら年中、開け閉めをするんですよ。

すると、せっかく貯めた防虫剤の成分が開け閉めするたびに外に出ていってしまう訳です。


防虫剤は、忌避剤と呼ばれていて簡単に説明すると虫の嫌がる成分を出して寄せ付けないのが目的な訳ですよ。

虫を殺しているわけではないんですね。

だから、防虫剤の効果を出すためには服の周りに防虫剤の成分が溜まっていることが大事で、開け閉めするクローゼットは向いてないんです。


また、みなさん服をたくさん持っているので、クローゼットの中もパンパン。

畳んだらシワになる?クローゼットで吊っててもシワになりますよ、そんなの。


こう考えると、箪笥も保管としては悪くないと思うんですよね。

決して、悪い事ではありません。


ただし、畳んでしまっている性質上、着る前にアイロンをかけてあげる必要がある。

なので、30年ほど前までは、衣替えの時期にしまってあった服のプレスがけの依頼がクリーニング屋さんには多かったんです。



現代にあった衣替えのやり方を説明しているつもりなのかもしれませんが、いささか強引すぎましたよね。

別に今のやり方を肯定するために、過去のことを否定しなくてもいいのに。


個人的には畳んでしまった方が場所も取らないし、管理しやすいよ、と思います。品物によっては虫に食われやすいものもあるのでそう言う服をお持ちのお客さんには畳んでしまうやり方を伝えますしね。


ウェザーニュースさん、プロに聞けばいいってもんじゃないんですよ。

聞く人は選ばないとね。

肩書きに任せちゃうからこんなおかしな話になる。

正しい情報を発信している人に聞いてもらいたかったなあ。


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ウェザーニュースさん、間違ってますよ? その1

ウェザーニュースが衣替えで注意したい3つのNGポイント、というのをやっていました。



久しぶりに全部訂正しようかな。(笑)



これは結構ひどいなあ。




まず一つ目に、クリーニングの袋をつけたまま保管をしてはいけない、と書いています。

これ、ここでは何度と書いていますが正確な話ではないんですよね。

これ、チェーン店でのクリーニングの場合は、とつけるべき話なんです。

元々、クリーニングから返ってきた袋を外す必要はなかったんです。

では、なぜ外すようになったか?というと、大手チェーン店でカビや変色の事故が増えたから。


個人店では起きていなかった事故なんですよ。


個人店と大手チェーン店にはいろいろな違いがあります。

カビや変色の1番の原因は汚れの残留。

そして、もうひとつ大きな違いは仕上げの違い。

個人店ではアイロンを使って仕上げていますが大手チェーン店では蒸気を吹き付けてシワをとるような仕上げをしているところがあります。

そして、すぐさま包装をしてしまうので湿気が服に大量に残りカビの原因になってしまう、という訳です。


インターネットが普及していろんなお店がホームページを作り始めた時に、やはり初期の頃に手をつけたのが大手チェーン店でした。

そこには注意点として、放送の袋は取ってから保管してください、と書かれていました。

その後、個人店もホームページを持つようになり、大手チェーン店のホームページの内容をそのままパクったのが今の流れの原点です。


なので、実際は、クリーニング店に寄る、というのが正確な回答。

お店によってはそのまま仕舞える所もあり、その方が埃を被らなくて汚れないという利点もあります。



二つ目は湿ったままでの保管はダメ、という話。

これ、当たり前なんですがそもそも湿気った状態で保管っておかしくないですか?

これは一つ目とつながっていて、しまう前の洗いの状態がどんなか?にかかってくると思うんですよね。

そして、人が生活している住環境では湿度が上がりがちになります。

ある意味避けようがないんですよ。

ではどうすればいいのか?というと、除湿剤を有効に使う、という事。

クローゼットの中に除湿剤を入れておいて、1ヶ月から2ヶ月くらいでチェックして交換していくんです。

驚くほど水が取れていますよ。



そして3つ目。

これ、初めてみました。

3つ目はこの認識はおかしくない?と思うので明日に回します。(笑)

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穴子のお造り。

最近、府中の卸売センターがよくテレビに出ます。

正式名称は、大東京綜合卸売センターです。


いろんなものが値上がりをしているので市場にフォーカスが当たっているんでしょうね。

市場も一昔前は商売人しか入れなかったり買い物ができなかったのですが、いまは一般の人も入る事ができるし買い物も出来るので入りやすくなっていると思います。


また、市場内で食事ができるお店がどんどん増えていて、週末のお昼時になると並ぶお店もあったり。

どんどん人気が出ているようですよ。



さて、そんな中、明日の内村という番組内で出てたんですよね。

僕の寺門ジモンさんがやってきて、卸売センター内にある冷凍自販機の食品を食べて評価するという内容。


ラーメンとローストビーフを食べていました。



前に一度紹介した、膳ラボ ひっせいさんの冷凍自販機です。



両方とも普通の評価でしたが、その後にアナゴのお造りを食べてまして。

これが美味しい、との事。

職人の方が厳選した穴子を丁寧にお造りにしている、というお話。

あー、これはしばらく売り切れの日が続くなあって思ったんですよね。



で、今日は配達がとにかく多くて。

日中も夜も配達が入っていて、最後の配達が終わったのが22時半頃だったんです。

しかも場所は三鷹。

ここから帰ると23時半くらいかな、帰るの、と思っていたんですけどね、ふとね、あれ?卸売センターに行けるかも、と思って。


三鷹からの帰り道、素直に帰ってくれば東八道路をひたすら降って来ればいいんです。

そうすればうちの前に着いちゃう。

でも、途中で曲がって、多摩霊園の中を走り、京王線を跨いで競馬場の横を通るとあら不思議、卸売センターの前に出ちゃうんですよね。(笑)



市場なので夜は開いていません。

でも、市場内には入れるんです。

店は閉まっているけど、見たいのは冷凍自販機。

もし、仮に、残っていれば買う事ができる。


ドキドキしながら寄ってきたんですよね、さっき。

自販機の前に着いたら、まだ残っていました。

もしかしたら終わった後の補充したのかもしれません。

とにもかくにも、穴子のお造り、無事にゲットいたしました。



自然解凍で20分ほど待てば食べれる、との事。

とりあえず今晩は冷凍庫に入れておいて、後日、時間の出来た時にいただきましょう。



夜の市場、ドキドキしましたねえ。(笑)

あれ、深夜だけの飲食とかやってたら流行りそうな気もします。

でも、朝から深夜までなんて流石に無理かな。

面白いとは思うけど。(笑)

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1cmの差。

普段、仕上げをしている時はサンダルを履いているんです。

クリーニング屋さんの店の床って硬いんですよ。

で、結構足に負担が掛かるので、今年の春くらいからかなり厚手のサンダルを履いて仕事をするようになりました。



で、そうなるとアイロン台の高さも調整をします。

業務用のアイロン台、高さが調整できるようになっているんですよね。

それも簡単にできるので、パパッと高さを調整して使っていました。



サンダルが汚れてきましてね。

洗おうか、と言うことでサンダルを一時履かないで仕事をしようとしたんですよね。


で、アイロン台の高さを変えずに、と言うか気づかずにアイロンをかけていたら妙に疲れるんですよ。


いつもと違うところに負荷がかかると言うか、痛いと言うか。

おかしいなあ、と思ってよく見てみると、いつもと視野が違う。

アイロン台が近いんですよね。


サンダルの高さ分、下げなきゃいけないのにそのまま使っているからおかしな感じになってしまってるわけです。


厚手と言ってもせいぜい1センチくらいですよ?

でも、その差は大きくて。

力の入るところも変わるんでしょうね。



高さを微調整して事なきを得ました。



ちょっとした違いでも影響は大きい。

仕事をするときにはちゃんと体に合わせないといけませんね。

サンダル、早く乾かないかなあ。(笑)

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うずうず。

自分でも自覚をしているんですが、妙に子どもっぽい所があったりします。

うちの父もそんな感じなので、遺伝では無いかと思うんですが。 


例えば、雪が降ったら妙に興奮したり。

台風が来たら興奮したり。

どこで興奮しているのがわかるのか、と言うと配達にでたがるんですよね。

危ないからやめときなよ、お客さんも配達に来ることを望んで無いよ、と言っても頑として聞かずに配達に出てしまう。


僕は父ほど子どもではないと思っているので雪や台風の時は出ませんけどね。(笑)



日曜に群馬に行った時に、車のフロントガラスの油膜取りや撥水加工をしたんですよね。

すると、雨が降るとうずうずする訳ですよ。(笑)


ああ、車で走りに行きたい、と。


今日は朝から雨でした。

しかも寒かったので、配達も少し入っていて。

ウキウキしながら配達に出たんですよね。


で、配達も無事に終わり、そのまま帰って来ればいいんですけど、うずうずしていたもんだから少し遠回りして店に帰って来たんです。

どのくらい遠回りかと言うと、そうですね、隣の市の端っこに行くくらいの遠回り。

時間で言うと1時間くらいの遠回りです。


ああ、水弾いてるなあ、とウキウキしながら遠回りして来ました。(笑)



こういうところが子どもっぽいと思いつつ、でも走りたかったんだもん、と思ってしまうんですよね。


いやしかし、寒い。

一気に冬の様相です。

でも、来週はまた29度の予想の日もある。

今年は本当に乱高下しすぎですよねえ。

体が持たん。

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悪いのは温暖化か?

本当に今年の天気はなわなんですかね。

10月に入っても気温高めで夏のような服装でも十分だったのが、一転して気温がかなり低めに。


今日から明後日までものすごく寒くなるようです。

でも、来週にはまた気温が高めになるとか。



前にもここで書きましたが、天気予報、特に週間天気予報や長期の天気予報を見る人はあまりいません。

下手すると翌日の気温すら見ない人もいます。


その日の体感で判断してる人はかなりいるんです。



すると、冬物を返して!とお客さんがクリーニング屋さんにどっとやって来ます。



これだけ天気が変わって、天気予報ですらコロコロ変わっていくようだと服の扱いは難しいだろうなあと思うんですよ。

いつ使うかわからないから家に置いておかなきゃいけない、けど暑い時は邪魔だし。

クリーニングに出すタイミングが掴めなくて、今冬物を急いでクリーニングして!と言うお客さんもやって来てます。


昔のようなわかりやすい衣替えはもう無いのかもしれない。

こうなってくると、早め早めのクリーニング、引き取りが必須になってくるのかもしれませんねえ。

かと言って、真夏に自宅での保管は不安でしょうしね。


なんとかならんのかなあ。

悪いのは温暖化か?



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落とせるものなら落としてみろ!

たまにお客さんからこんな事を言われることがあります。



落とせる物なら落としてみろ。



シミの話なんですけどね、まあここまで激しい言い方ではないですが、これに近い形でニュアンス的にこんな言い方をされることはたまにあるんです。


なぜこんな話になるのか?と言うと、クリーニングにお持ちになったときに既に諦めているんですよね。

綺麗になるとは思ってない。

だから、このシミ、落ちなくてもいいから、と言うんですよね。


で、落ちるシミの時には、落ちますよ!と話すと、本当か?やれる物ならやってみろ!と言われたるする、と言うわけです。



先日も言われたのが、血のしみ。



転んだとかでシャツに血のシミがついていました。

血のシミは落ちないと思ったんでしょうね。

洗って落ちなかったら捨てて、と言われたので、落ちますよ、と言ったんですよ。

で、先ほどの言葉を言われました。(笑)



数日後に、綺麗になったシャツを届けまして。

どうやって落としたんだ?としきりに聞かれました。(笑)



みなさん、僕らと逆なんですよね。

難しいシミほど簡単に落ちるでしょ?と言うんです。

そんな簡単な物じゃないんだけどなあ、といつも受けています。


逆にこれは落ちる、と思うものほど難しいと思うらしいんですよね、みなさん。

血のシミは落とし方が確立されているので、よほど酷いものでなければ落としてしまいます。

見た目は派手ですけどね。


本当に難しいものは派手なものよりもうっすら付いているものだったりします。

この微妙な感覚、伝わりづらいですよねえ。(笑)

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仕上げづらいもの。

服にはその時々の流行りがあって、それによってクリーニングも相当影響を受けたりします。


注意する所が増えるんですよね。



例えば昔あったのがダウンの粗悪品が出回って、洗うと縫い目から茶色いシミが浮き出るっていう。


洗ったら出てくるもんだからクリーニング屋さんもパニックですよ。

で、販売元に問い合わせると繋がらなくて。

すでに逃げていなくなってるんですね。

この商品が出回ったときには、ダウンを見ると疑心暗鬼になったもんです。



他にもいくつかあって、Yシャツなどもその時々の流行りで扱いが変わってきます。

数年前は厚手の貝ボタンが流行って相当苦労しました。


ボタンがねえ、欠けるんですよね。

で、交換しなければならないんですがそれが高い。

クリーニング代よりも高くなるケースが増えてました。

ボタンを割らないように仕上げようとすると必然的にハンドアイロンの手仕上げだけになる。

すると、そもそものワイシャツのクリーニング代が変わってくる、などお客さんからの理解を得るのも一苦労で。

そこまで神経使っても貝ボタンはよく欠けてましたね。

消耗品にしては高価なものだと思います。



そして、今はストレッチ性のシャツが出回っているのでこれも割と大変。

全て合成繊維で作られているので着ている方もあまり着心地は良くないと思うんですが、去年は綿製品を買う方が難しかったので選択肢がなかったんだと思います。


ストレッチ性のあるシャツなので、機械では仕上げられないんですね。

引っ張られるので伸びちゃう。

するとこのシャツも必然的に手仕上げとなるわけです。


が、伸びるもんだから手仕上げもかなり大変。

伸びないように、でもシワは取れるように微妙な感覚で生地を張って仕上げます。


簡単に言うと、神経使う生地ってやつですよね。


この生地、来年も出るのかどうか。

速乾をうたう割には着心地は良くありませんからね。

そこを消費者がどう判断するのか?で来年また出てくるのか、決まってくると思います。


仕上げづらくてもなんとかしますけどね。

でも、なんとなく感じるのは仕上げづらいものは着づらいものだよなあって思います。

やはり、ちゃんとしてるものって仕上げをしててもやりやすいし気持ちいいんです。


どこか無理しているから歪むんじゃないですかね?

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ノコノコ、ちゃんと動いているか?

おはようございます。

今年何度目でしょうか。


群馬にいます。(笑)



ノコノコの確認、あ、ルンバのことです、と田舎の家の周辺の確認。

その他諸々。


人が住んでないと家は荒れますよねえ。

周りも荒れますよねえ。



ひとまず、ノコノコは定位置にいました。

この後、正常に動き出してくれればOK



来る時に車が相当走ってましたねえ。

田舎の家の周りに来たらバイクがたくさん走ってましたねえ。


行楽日和ってやつです。

天気もいいですしね。

みなさん、気をつけて遊んできてください。

うちは片付けてます。(笑)

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お客さんに愛されるお店。

今日は何の日?天一の日です。

ラーメン屋さんの天下一品さんがラーメン一杯食べると一杯無料になる日、ですね。


去年の記憶はありませんが、今年は並んでいます。(笑)




うちの並びに天下一品さんがあるんですけどね、このお店去年噂になってるんですよね。



唐揚げがとても美味しい、と。



10年通っているお客さんが中河原店の唐揚げが美味しいと絶賛したのがきっかけでネットに噂になり、それ以来お客さんが並ぶ人気店になりました。



お客さんに愛されるお店ってのはいいお店です。

これはね、美味しいとか美味しくないとかそういう問題ではないんですよね。



いいお店ってのはお客さんに愛されてるんです。



クリーニング屋さんでもありますよ。

綺麗さで言ったらもっとすごいクリーニング屋さんはあるんだけど、お客さんに愛されている度合いで言ったらどこのお店にも負けてないクリーニング屋さんってあるんです。


色んな目標があると思いますけど、お客さんに愛されるお店ってのは最高の目標だと思います。

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