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ウェザーニュースさん、間違ってますよ? その2

さてさて、ウェザーニュースさんが書いている、衣替えで注意したいNGポイントの話。

3つあがっているんですがそのどれもがおかしな話を書いている。

専門家に聞いているんですけどね、おかしいなあ、こんなこと言う人ではないと思うんだけど。



さて、3つ目の何がおかしいか、書いていきますね。

3つ目にはこう書かれています。


衣類を積み重ねて保存をしてはいけない。

積み重ねて保存をするとシワや形崩れの原因に、と。



畳んでいるので畳ジワはつくんですよ。

ここは確かにつくよなあって思います。

しかし、形崩れはおかしいと思うんですよね。

なぜ積み重ねていると型崩れをするのか?その理由を教えてもらいたい。

だって重ねてあるだけですよ?

変な形で畳んでいて、そこに積み重なったとしてもシワがつくだけ。

別にアイロンで直せばいいだけなんです。


最近思うんですが、形崩れってなんですか?


僕の思う型崩れって、撚れたり変な形が癖づいてしまった状態を型崩れと認識しています。

それ以外の、アイロンで直せるものは型崩れとは思いません。

そもそも直るものだから気にしてないんです。

何でもかんでも型崩れって表現するのっておかしいんですよね。



そもそもの話、クローゼットでつってしまうようになったの近年なんですよね。

それまでは箪笥にしまってあった訳ですよ。

で、それにも理由があって。

その理由をみんな知らなくなったのでこんなおかしな話をするようになったんだと思います。


日本は湿度の高い国です。

また、虫食いなどの被害もあります。

すると、畳んでしまう方が効率がいいんですよね。

防虫剤って空気より重いので下に溜まる性質があります。

箪笥でしまっていた頃は、服の1番上に防虫剤を並べて、そのまま次のシーズンまで箪笥を開けなかったんよ。

こうする事で、防虫剤が服全体に行き渡り開け閉めしない事で効果を持続できる。


これがクローゼットになると難しくなるんですね。


まず、防虫剤を行き渡らせるのにかなり苦労します。

量も必要ですし、なによりもシーズンごとに服をしまう概念ではなく、全部の服をそこで一括管理をするやり方です。

つまり、年がら年中、開け閉めをするんですよ。

すると、せっかく貯めた防虫剤の成分が開け閉めするたびに外に出ていってしまう訳です。


防虫剤は、忌避剤と呼ばれていて簡単に説明すると虫の嫌がる成分を出して寄せ付けないのが目的な訳ですよ。

虫を殺しているわけではないんですね。

だから、防虫剤の効果を出すためには服の周りに防虫剤の成分が溜まっていることが大事で、開け閉めするクローゼットは向いてないんです。


また、みなさん服をたくさん持っているので、クローゼットの中もパンパン。

畳んだらシワになる?クローゼットで吊っててもシワになりますよ、そんなの。


こう考えると、箪笥も保管としては悪くないと思うんですよね。

決して、悪い事ではありません。


ただし、畳んでしまっている性質上、着る前にアイロンをかけてあげる必要がある。

なので、30年ほど前までは、衣替えの時期にしまってあった服のプレスがけの依頼がクリーニング屋さんには多かったんです。



現代にあった衣替えのやり方を説明しているつもりなのかもしれませんが、いささか強引すぎましたよね。

別に今のやり方を肯定するために、過去のことを否定しなくてもいいのに。


個人的には畳んでしまった方が場所も取らないし、管理しやすいよ、と思います。品物によっては虫に食われやすいものもあるのでそう言う服をお持ちのお客さんには畳んでしまうやり方を伝えますしね。


ウェザーニュースさん、プロに聞けばいいってもんじゃないんですよ。

聞く人は選ばないとね。

肩書きに任せちゃうからこんなおかしな話になる。

正しい情報を発信している人に聞いてもらいたかったなあ。


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