落とせるものなら落としてみろ!
たまにお客さんからこんな事を言われることがあります。
落とせる物なら落としてみろ。
シミの話なんですけどね、まあここまで激しい言い方ではないですが、これに近い形でニュアンス的にこんな言い方をされることはたまにあるんです。
なぜこんな話になるのか?と言うと、クリーニングにお持ちになったときに既に諦めているんですよね。
綺麗になるとは思ってない。
だから、このシミ、落ちなくてもいいから、と言うんですよね。
で、落ちるシミの時には、落ちますよ!と話すと、本当か?やれる物ならやってみろ!と言われたるする、と言うわけです。
先日も言われたのが、血のしみ。
転んだとかでシャツに血のシミがついていました。
血のシミは落ちないと思ったんでしょうね。
洗って落ちなかったら捨てて、と言われたので、落ちますよ、と言ったんですよ。
で、先ほどの言葉を言われました。(笑)
数日後に、綺麗になったシャツを届けまして。
どうやって落としたんだ?としきりに聞かれました。(笑)
みなさん、僕らと逆なんですよね。
難しいシミほど簡単に落ちるでしょ?と言うんです。
そんな簡単な物じゃないんだけどなあ、といつも受けています。
逆にこれは落ちる、と思うものほど難しいと思うらしいんですよね、みなさん。
血のシミは落とし方が確立されているので、よほど酷いものでなければ落としてしまいます。
見た目は派手ですけどね。
本当に難しいものは派手なものよりもうっすら付いているものだったりします。
この微妙な感覚、伝わりづらいですよねえ。(笑)
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