16キロの洗濯機。
よくいい洗濯機はないですか?と聞かれます。
が、正直な所、一般の消費者の場合、洗濯機の誤差よりも洗濯の仕方そのものの方が圧倒的に問題なので、どれでもいいです、となってしまうんですね。
要は、洗濯の仕方が変われば今ある洗濯機でも十分ですよ、と言う話なんです。
洗うものの仕分けができるようになると自分で洗うもの、クリーニングに出すものが明確になります。
また、自分で洗うものの中で、ハードに洗うもの、ソフトに洗うものの区別がつくようになります。
すると、服に合わせた洗い方ができるので汚れの落ち方が全然変わってくる。
より綺麗になるわけですよ。
ここまでくると、洗って汚れが落ちることを体感するので、実は洗濯の回数もどんどん減っていくようになります。
よく、我が家は忙しいから洗濯の回数が多くて大変だ、と言うご相談を受けるんですが、きちんと洗濯物の仕分けができるとこの悩みも無くなっていくようになるんです。
ここに、とあるメーカーが別の答えを出してきました。
なんと16キロの縦型の洗濯機が売り出されたんですね。
ものすごく大きい。
この大きさだと3回に分けてた洗濯も一度で出来る!とメーカーは言っています。
ある意味、僕らと対局の答えなんですよね。
ぼくらは知識をつけて適切に処理をして洗濯を減らして楽になろう、と言っているんです。
でも、これだと覚えなきゃいけないし、時間もかかる。
そこに、パワープレイで挑んできたわけですよ。(笑)
そんなまどろっこしいことは要らないよ、洗濯機を大きくすれば解決でしょ?
まさにパワープレイ。
メーカーはサンコーさんです。
秋葉原のサンコーレアものショップのサンコー。
いろいろ面白い商品を企画して出しています。
今回は16キロの洗濯機と来たか、とクリーニング屋さんの仲間一同、みんな唸っている。(笑)
実際に見てみないとなんとも言えないところはあるんです。
高さとかもあるだろうし、水の量も多いだろうし。
一度にたくさん洗えるんだけど、逆に言えば少量の時どうするのか、とか。
一度見てみたいよね?とみんなで話しています。
これは秋葉原に行かなきゃだめかもしれない。(笑)
個人的には縦型なのが少し残念だったかな、と。
この大きさでドラム型が出たら有無を言わさずおすすめの洗濯機にしちゃうんですけどね。
ドラム型で洗浄力を出そうとすると13キロ以上必要で、今は残念ながら発売されてないんですよ。
だから、もしこの大きさでドラム型ならクリーニング屋さんが騒いだかもしれません。
てか、もうそれは業務用の域だな。
サンコーさん、本当に面白い会社ですね。
次回、ドラム型をお願いします。(笑)
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