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2022年11月

アパレルはあまりにも知らなさ過ぎです。

最近の服は色落ちや縮みの話を注意喚起でつけ過ぎていると思うんですよね。

テストもしていない服になぜそんな表示をつけているのか?



怖いからですよね、クレームが。



万が一色落ちしたらクレームになるから事前に書いておこう。

万が一縮んだらクレームになるからひと言書いておこう。



皆さんもそれを見て納得してしまってるんですね。

書いているから仕方ない、と。


で、タチが悪いのは、作っているアパレルも縮んだり色落ちするのは仕方ない、と思っている。

完璧な商品はないから、色落ちや縮みが起きるのは仕方ない、ある意味当たり前だと思っている節があるわけです。



本当にね、はっきりと書いちゃいますけど、不勉強すぎるんですよね、アパレルが。

自分たちで服を作っておきながら、素材のことを知らない、作りのことを知らない、それによって起きる問題点の区別もついてない。


知らない事を反省しないで、多少の不具合が出るのは当たり前だと嘯き、それを消費者も受け入れてしまって、ともすれば消費をしないと回らないからと訳のわからない話をしたりするわけです。



色落ちしない服はない?


いや、あるよ。




縮まない服はない?



いや、あるよ。



化学繊維ならできるだろうけどそうなると着心地が。



いや、化繊じゃなくても出来るよ。



なんでクリーニング屋の僕がこんな話をしなきゃいけないんだか。

だって、こう言う問題はアパレルの方が強く問題視してて、事故事例を集めたりそれの対策を長年かけてしてきているわけですよ。

素材の特性による劣化は避けられないにしても、製造上の問題の縮みや色落ちは防げるわけですね。



なぜ色落ちするのか?

染料が過剰に乗ってるからだろ?

余った染料を落としてないからだろ?

色止めをしてないからだろ?


そう言う商品が全部ではないけどある。

洗おうと水につけたら色が滲み出てくるとか、普通に考えてありえない。

これを商品の特性として売る方が問題なのに、問題の本質を理解してないから学ぶ姿勢もない。


なぜ縮むのか?

素材の特性による縮み、ウールのフェルト化は扱う方の問題だけど、例えば地のし、湯のしをしていなくて生地の歪みが取り切れていなかったり。

縫製で無理なテンションをかけて縫ったために洗った時に歪みが取れて縮んだり。

みんな気づかないだけで縮んでる服はたくさん存在してる。

洗って縫い糸を見てみると1発、縮んでいる服は糸がつれているから。


これ、れっきとした不良品です。



これらの不良品は実は製造時に注意することで防げるわけです。

僕らがいうおかしな服を作るな、というのはこう言った製造時に防げるような不良品をさも正規品のようにして売っていることに怒るわけで、通常仕様の劣化とかに文句を言うわけではないんですよ。


とにかく自分たちで作ったり売ったりしている服の末路をアパレルは知らなさ過ぎる。

その服を洗った時にどんな風になるのか?着ているとどんな風になるのか?知らなさ過ぎる。

無知なんです。


知らない事を認めないから、劣化は当たり前だ、完全な商品はない、などおかしな話をして自分たちを正当化する。


そんな業界が、SDGsだのサスティナブルだの話してるんだから、鼻で笑っちゃいます。


こんな事やってるから、ファストファッションに取って代わられるんですよ。

今流行りのSHEINにやられるわけですよ。


もう少し勉強しなくちゃダメ。

少なくとも、多くのアパレルに勤めている人たちは、一から学ぶ必要があると思います。

あまりにも知らなさ過ぎです。

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洗濯カフェ。

溜まった動画を見ていたんですね。

去年から見ようとしていた録画が400時間以上あって。

すでに負け戦なのはわかっているのですが、それでも時間が取れた時にせっせと動画の消費に勤しんでいます。


今年の初めの方の番組でしたか、街ブラの番組の中でとあるバーが映ってて。

そこのバーがなかなか面白いんですよね。


毎日、いろんな企画があるんですよ。

よく話を聞いてみると、日替わりで店長が変わり、その店長の趣味とかでその日のバーの方向性が決まる、と。


確定申告バーなんて日もあって、その日はお酒飲みながら確定申告の話をする、と。

他の日も他のでテーマがあって。

これは面白いなあ、と思いながら、なら洗濯バーとかも出来るんじゃね?なんて思ったんですよね。



こう言う妄想ってスイッチが入ると捗ります。(笑)



バーもいいけど、カフェでもいいなあ。

洗濯カフェ。

常に空いているのではなく、ゲリラ的にどこかの場所で1日だけやるのはどうだろう?

公園、河川敷、誰かの庭。

タープ貼ってアウトドア用のテーブル出して。

メニューはコーヒーと軽い軽食だけ。

小さい七輪を用意しといて、パン焼いたり餅焼いたり。


洗濯カフェですからね、話は洗濯の話が中心。

お客さんが入ってきてコーヒーを注文すると、マスターがコーヒー淹れてくれて。

コーヒー出しながらこう言うんです。



どう?最近洗ってる?



問題はこれを誰にやらせるか?だな。(笑)

結構実現できそうなんですよねえ。

小難しい洗濯の話をするのではなく、コーヒー飲みながら服の話をしたり洗濯の話をしたり他の話をしたり。

案外楽しいんじゃないか、と思いました。


どこかで実現するかもしれません。(笑)

その時はお楽しみに。(笑)

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カシミヤの仕上げ方を変えました。

カシミヤの仕上げ方を少し変えました。


うちはネットでカシミヤ、アンゴラのクリーニングの専門店をやっていて、全国から品物が集まってきたりします。


なぜネットでカシミヤやアンゴラのクリーニングの専門店をやろうと思ったのか、と言うと困っている人が沢山いたから。


どこに頼んでいいかわからない、クリーニングに出したら硬くなった気がする、そんな言葉を多く耳にしたんですよね。

で、もし洗うところに困っているならやりますよ、と言う感じで始めたんです。


当初集まってカシミヤは縮んでいるものが多くて。

縮みと言ってもよく見ないとわからない、でも触った感じに違和感がある、そんな感じの縮み。

だからお客さんも縮んでいると言う認識はあまりなかったんですよね。


原因はわかっていて、洗い方と乾燥の仕方が悪いから。

それによって縮みが走り、固くなったわけです。


なので、うちのクリーニングでは、硬くならないように丁寧に洗い、乾燥工程も自然乾燥を選択し、とにかく生地に負担のかからない方法を取っていました。

そのおかげでら柔らかさを維持したままクリーニングが出来ていたんですね。


今回、仕上げ方を変えたのはアイロンのところ。

触った感じが買った時に状態に近いように仕上げを変えたんです。


ただねぇ、やはり少し不安だったんですよね。

買った時にような肌触りになるんだけど、今までに比べて少し厚みが減るような気がして。

で、この仕上げの判断は僕らがするべきではないな、と思ったんですね。


所有者のお客さんに判断してもらおう、と。


そこでお客さんに聞いてみたんですよ。

したらものすごく高評価で。

僕らが気にしていた部分はさほど気にならず、買った時にような肌触りに戻ったのが嬉しい、と。

今までも柔らかさを維持してて良かったようですが、さらにいいと喜んでいただきました。


事前に要望を聞くことは多いんですが、クリーニングした後の感想を聞くことって余りありません。

皆さん喜んでくれているのでこれでいいんだ、と思ってしまいますが、実はその先にもっと良くなったらなら、と言う気持ちもあるのかな、と今回思いました、


今まではそう言う気持ちはクレームとなってくるものだと思っていたのですが、苦情ではなくこうなるともっといいかな、と言う隠れた要望があるんだな、と気付きました。


まあこの部分は本来は僕らがより良くなるように日々考えていくものなんだろうけど。

でも感想を教えてもらうと、方向性も見えてくるしやはり違いますよねえ。


うちのカシミヤの仕上げ方、来年もこの方向性で行きます。

肌触り、気持ちよくなりますよ。(笑)

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冬用タイヤを履きに来ました。

おはようございます。

今日から年末まで全ての日曜に予定が入っています。(笑)

なんだろう、忙しいというよりも用事が入っている。



さて、今朝は群馬に来ています。



家族は田舎の家の掃除を。

部屋の中はルンバが掃除してくれてますが、なにぶん田舎なもので人がいないと家の周りが枯れ葉だらけになる。

そのままだと危ないのでお掃除です。


そして僕はというと、そう、タイヤ交換です。



予約を入れてないので朝一でお願いしようとコストコの駐車場で待機中。

何時に開くかなあ?

そして、何時に終わるかなあ?



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洗濯絵表示はなんであるのか?

今日のお話は洗濯絵表時のお話。



なぜ服に洗濯絵表示が付いているか?考えたことはあるでしょうか?

意外と見てなかったり見ても表示を無視したり。

洗濯絵表示が軽く扱われている気がするんですよね。



そもそも服は工業製品です。

ファッションだなんだと言いながらも、繊維製品であり工業製品。

だから、作ったものには製造者の責任がついてまわります。



洗濯絵表示が何を表しているのか?というと、その服の強度です。



どのくらいの強さで洗えるのか?を一定の基準を作り、テストをして、この強さなら洗えますよ、というお墨付きを付けているわけですね。


単純に、洗えるか洗えないか、という話でもないわけです。




服は素材が多岐に渡ります。

そもそもの素材による影響、作りによる影響などが強度に関係していて、洗うことによって問題が表面化します。



縮んだり。

色が流れたり。

破れたり。

色んなことが起こるわけですね。


服を適切に扱ってもらってまた着てもらう、そのために一定の基準のテストをした洗濯絵表示がついている、と言うわけなんですよね。



しかし、この洗濯絵表示を軽く見ている人たちがたくさんいる。



消費者も軽く見ているし、アパレルも軽く見ている。

そして、クリーニング屋さんの中にも軽く見ている人がいます。



確かにね、きちんと製品テストをしてないでつけているので、そもそもが意味をなしてない、と言えなくもないですから。

でも、だからと言って舐めてしまうのは良くないです。



テストはしていなくても、きちんと考えてつけられていたりするわけですね。

それは作りの問題だったりで、事前にある程度の危険性がわかっているからその表示をつけているわけで。

テストしたら案外問題なく洗えたりもするからテストして、と話しているわけです。


つまり、表示としては確実ではないけど、危険性があるから気をつけてね、という意思表示として受け取れるわけですよね。



だから洗濯絵表示を舐めちゃダメなんです。



大事なのは、洗濯絵表示を確認して、服の素材を確認して、洗えるか洗えないかを適切に判断する事。

それが大事なんです。


例え、今現在はテストしてなくてつけられた洗濯表示だとしても、テストしてないでついてるという事がそもそも大事なわけで。

それを把握した上で、この服をどう見立て、どう洗うか?を考えていく。

その結果が洗濯事故を減らす事につながるわけですよね。


洗濯事故を起こしてしまう人って本当に洗濯絵表示を確認しませんからね。

舐めちゃダメ。


もっともね、本当に大事なのはアパレルがきちんと検査して洗濯絵表示をつけてくれる事なんですけどね。

それをすれば、素材のわからない人でも普通に洗うことができるようになる。


本当はそのための洗濯絵表示ですから。

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コーヒーメーカーのエラー。

配達の途中によくコンビニに寄ります。

コンビニではトイレ借りたり、コーヒーを買うんですよね。



最近のコンビニのコーヒー、とても美味しいじゃないですか。

そもそもあまりコーヒーを飲まなかったんですけどね、愛知の友人と一緒によく出掛けていて、その彼にコーヒーのおいしさを教えてもらってから頻繁にコーヒーを飲むようになったんですよね。



レジでカップをもらい、コーヒーを入れるんですが、僕ね、かなりの確率でなんらかのエラーが出るんです。



ミルクがありません、コーヒーの豆がありません。



よくこの表示が出る。

その度に店員さんに声かけて、ミルク足してもらったり豆足してもらったして待ってます。



先日もよくいくコンビニでコーヒーを入れたらエラーが。

店員さんに声をかけると、すいません、と。


僕、トラブル好きなんですよね。(笑)

だから気にしないで笑っていると、店員さんが中には怒る人もいると言うわけです。



ねえ、怒っても別に早く直るわけでもないのにね。

そして、怒ってもコーヒーが美味しくなるわけでもない。

ひたすら待つのが良いわけですよ。


で、直している店員さんと話してて、言われたんですよ。



どうやら僕はエラーに当たるのが多いらしい。



引きが強い、と。(笑)

他のお客さんの時もエラーが出たりする事はありますが、こん名にしょっちゅうエラーが起きる人はいません、と。



エラーを呼び寄せているのは僕かも知れません。(笑)

コーヒーメーカーの中を見れるし、店員さんの動きも見れるし、個人的にはこのトラブル、大好きなんですけどね。

密かに、エラー出ないかな?と思っているのは内緒です。(笑)

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個人店のクリーニング屋さんしか使えない理由。

去年からclubhouseで話をしています。

一年も話しているとですね、話しているうちに、自分の中で気づきがあったりするわけです。


例えば、世の中の洗濯は、すすぎを3回していない、とか。



これ、クリーニング屋さんからするとかなりの衝撃的事実なんですよ。

クリーニング屋さん、普通にすすぎは3回しているものだと思ってますからね。

その上で、こうしたら匂いが取れるよ!とかアドバイスをしているわけです。


すすぎを三回してない、と言われたら前提の条件がひっくり返るくらいの衝撃なんですよ。



他にも自分で話してて、あー、と気づいてしまうこともあります。

昨日話してて気付いてしまったこと。



クリーニングは個人店しかないんだよなあ、って事。



今までもクリーニングで品質求めるなら個人店がいいですよ、と話していたんですよね。

だけど、昨日の気づきはそこではなかったんです。

では、どこでそう思ったのか?というと、衣類についている洗濯表示から。



これはもう何年も言い続けているんですが、洗濯表示がいい加減なんですよね。

テストをしないでつけているところがたくさんあるわけです。


洗えるのに洗えないと表示してみたり。

流石に洗えないのに洗えると表示しているとリコールが出ていたりしますが、中にはクレームが来てもうやむやにしてしまうメーカーとかもあります。


本来なら、製品にした後に、その製品の洗浄テストをしてからつけないといけないんですね。

昔なら、素材ごとの洗浄テストでよかったんですが、それだと不具合が出ることがあるので、製品でのテストになった、と。


しかし、この製品でのテストをしないんですよねえ。

いや、出来ないかな?

理由はコストがかかり過ぎるから。

今の服は安過ぎるのと、そんなにたくさん作ってないのでテストをしたら大変なことになるわけですよ。

1種類の服を作った時に、大体25着から50着くらい製造します。

そこに製品での洗浄テストをしようとすると少なくても10種類くらいのテストをしなければならない。

ひとつのテストが7000円くらいと聞いたことがあるので、単純に1着に換算すると1400円から2800円くらいコストがかかる計算になります。


下手するとそれより服安くないですか?


ねえ、出来るわけないんですよね。



で、問題なく洗えれば最悪それでもいいんですが、ファッショナブルな服になればなるほど、いろんな問題をはらんでいます。

事前に気づいて、問題点を回避しながら洗おうとすると、それ相応の職人でなければ対応できないわけですよ。


となると、クリーニングに出すなら個人店しか選択肢がないな、ということになってしまうわけで。


自分で気付いて結構これまずいんじゃない?と思った次第です。



つまり簡単にいうとこういうことなんですよね。



服があまりにも不安定すぎるので、クリーニングをしようとするとクリーニング屋の技術に依存をしてしまう。

高い技術を持っているお店で対応してもらわないとちゃんと洗い上がってこない。


と言うこと。



これ実は今までもこんな感じではあったんですよね。

みなさん、クリーニングから当たり前のように返ってきてるお思いでしょうが、あれ当たり前じゃないです。

服の不具合をクリーニング屋さんの方で上手にかわしながら洗っている。


縮んだものは直し、色の出るものは出ないように洗い、時に修正などをして仕上げている。



普通にもどっか来ている服が普通じゃないとなかなか気付いてもらえないので、たまに他のクリーニング屋さんを利用したら、おかしくなって返ってきた、とかになるわけです。

それってそのクリーニング屋さんが問題な場合だけでなく、今まで利用していたクリーニング屋さんがなんとかしてくれてたってことでもあるわけですよ。


ねえ、あまりに当たり前すぎるとすごいのがわからなくなります。



クリーニング屋さん、どんどんやめていっていますが、これからいいクリーニング屋さんを探すのは苦労しますよ。

今のうちに探しておくなり押さえておいたほうがいいですね。

来年の春あたり、冬物洗いたいのにクリーニング屋さんがない!なんてことになる前に。

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AIで劣化を判断。

色々なものがAI化されていってます。

以前、クリーニング屋さんで服の仕分けをAI学習させているクリーニング屋さんがいました。


クリーニング屋業界では色々な問題がありますがその中の一つに人件費や人不足があって。

人不足は地方に行くと深刻で、受付のバイトがなかなか集まらないと言った問題があったりするわけです。

そこに、AIを使って服を認識させよう、と。

そうすることでお客さんが服のことをよく分からなくてもお預かりできるようになるという話です。


さらにはロボット受付機なるものも出てきていたりします。

事前に登録をしてもらって、預かりは袋に入れて置いていくだけ。

それをクリーニング屋さんの方でパソコンに登録して仕上がったら無人店舗で引き取れる、という。

支払いはクレジットカードで引き落とし、というやり方。


いろいろな工夫で問題を乗り越えようとしています。



で、面白いニュースを発見しました。

AIで服の劣化を判断する、と。

これはクリーニングではなく、リネンサプライ、レンタルユニフォームや貸おしぼりやさんの中のお話です。

制服を入れ替える時、まだ着れるのかもうダメなのか、今までは人が判断してた、と。

すると、まだ着れるものを捨ててしまうことがよくあったらしいんですよね。

そこでAIの登場です。

AIがそこの判断をしてくれる、という、そんなサービスが始まったらしいですね。


着られる、着られない、というのはとても判断が難しいと思います。

破れたりしてればまだわかりやすいけど、それすら修理したらまた着られるかも知れませんしね。

また、汚れているから、だとしたら、洗ってももう無理なのか洗ったらまた着られるのか、その辺も難しい。

そして、ヨレヨレのままだとダメだけどアイロンかけたら普通に着られるとか。


AIはどの辺で判断するのでしょうか?


個人店のクリーニング屋さんは昔からよく言われてましたからね。



もう捨てようと思ってたけど、クリーニングしたらまた着られるようになっちゃって。


そういうお客さん、どこの個人店のクリーニング屋さんでもたくさんいるんです。

AIもそんな判断してくれるのかなあ。

興味あるので見てみたいですねえ。

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靴下屋さんのつぶやき。

タビオという靴下屋さんのTwitterが流れてきました。

内容はニット製品の洗濯について。

毛玉ができるから裏返して洗うといいよ!というお話でした。


そして、参考になるサイトがあるからね、とリンクが貼られていて。

その先のリンク、とある宅配クリーニングのサイトだったんですけどね、まあね、適当なこと書いててびっくりしたわけですよ。



1番驚いたのが、カシミヤは長期保管で毛玉が出来ることがある、と。



あのね?毛玉ってどうやってできるか?知ってるかい?

保管して毛玉なんて出来るはずないだろう?

一体どんな仕組みで毛玉ができると思っているんだろうか。

本当に不思議。


靴下屋さんのツイートも少し荒くて。

ニットでひとくくりにして話してはダメなんですね。

なぜなら、素材で扱いが変わるから。



ウールとポリエステルでは扱いが変わるし、そもそも毛玉の元はどんな繊維でもできているし。

何故毛玉になるのか?というと繊維が強いから残っているだけなんですよ。


素材が強い、ポリエステル素材に多いです。

フリース、毛玉になりません?

あれは繊維が強いから落ちないで残るんです。


カシミヤなども毛玉は出来ますが落ちてしまうので、余程粗く撚ったふとい繊維とかだと毛玉として残ることがあります。


柔らかい繊維なので普通は落ちちゃう。


靴下屋さん、知らなかったのかなあ。


そしてこうも言うわけですね。

洗濯は擦って洗うのでそれが原因で毛玉ができる、と。

だからなるべく擦らないように洗ってください、と。


これも半分は正解で、素材によって違うんですよ。


でね?この話の何が問題か?というと、ウールの場合はそもそもが擦ってはいけないんです。

洗う時に揉んでしまうとウールは縮むので揉んじゃいけない。

だから、ウールを洗って毛玉になることは基本あり得ないわけですよ。



僕らの仲間に洗濯王子がいるんですね。

その彼がTwitterで洗濯の話を呟くんです、たまに。

そこに付くいいねよりも、タビオさんの毛玉の間違ったツイートの方がいいねの数が圧倒的に多いんですよね。



みんな、洗濯の情報もクリーニング屋である僕らよりも製造元の方を信じてしまうんだよなあ。



だとしたら、です。

もっと正確な情報を出してもらわないと困ります。

靴下メーカーなのでそもそも繊維などに詳しいとは思いますが、こと洗うことに関してはクリーニング屋の方が正しい。

なので、せめて情報発信をする時にはクリーニング屋さんに確認を取ってからにしてもらえないかなあ、と思います。


それもちゃんとしたクリーニング屋さんのね。


間違った情報をリンクで載せられたら困るし。

カシミヤは保管で毛玉出来るわけないし。


こういう間違った情報、どこから持ってくるんだろうなあ。

クリーニング屋のホームページ、誰が作ったんだろう?

本当にクリーニング師が絡んだのかなあ?

いやあ、この話ししたうちの仲間、みんな大笑いしてだけどな。

普通のクリーニング屋なら絶対こんな話をしない。

本当に困ったもんですねえ。

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暖かく着るには?

東京都が今年の冬の対策でタートルネックを推奨しているようですね。



首元が暖かくなると確かに体の負担が減ると思います。

実は毎年首から肩を冷やしてしまうんですね。



ほら、クリーニング屋っていつまでも暖かいでしょう?

みなさんがダウンを着始めても店の中では半袖のTシャツで仕事をしていたりするんです。

で、休憩中に階段の横で座っていると上から階段を伝って冷気が降りてくるんですよ。

それにやられて首が痛い、肩が痛いと接骨院の先生にお世話になるわけです。


タートルネックはいいんですけどね。

クリーニング屋としてはそれ以外にも正しいお手入れをぜひ推奨したい。


なぜなら、お手入れの仕方によっては暖かさが段違いで変わるから。



タートルネックというといわゆるニットですよね。

みなさん、ニットという言葉で一括りにしていますけど、素材によって温かくなる原理や扱いは変わります。

なので、まず素材の確認をする必要があるわけですね。



ニット製品に使われる主な素材は、ウール、ポリエステル、アクリル、綿、シルク、こんな感じでしょうか。

たまにナイロンが入ってたりレーヨンが入っていたりすることもあるかもしれませんが、主に前者の五つが多いと思います。


まず、ウール。

これは疎水性の繊維なんですね。

つまり、汗などの汚れはつきにくいんです。

どちらかと言うと汗よりも埃などがつきやすい製品になります。

糸のより方、ねじり方で毛玉の出来やすさは変わります。

このウール、そんなに頻繁に洗う必要はないんですよね。

きたら毎回洗う必要はない、洗う前にハンガーに掛けて湿気を飛ばす方が先。

さらに、ブラッシングをして埃をとる方が先。

ウールのニットを毎回洗おうとするとどうしてもクリーニングではなく家庭での水洗いをしようとするんですが、洗い方を間違えると縮ませてしまうことがあるのと、水で洗うと腰が抜けるのでお勧めしません。

買った時と近い状態で着たいなら、頻繁に洗わないでたまにクリーニングが正解です。



ポリエステルのニットもあります。

こちらは強い繊維の代名詞ですから、家庭でも普通に洗える。

しかも、形態変化しにくいので洗う時もウールのように気を使う必要はあまりありません。

ただし、濡れた状態でハンガーにかけると自重で伸びてしまう可能性もあるので平干しをしましょう。

ポリエステルも疎水性の繊維ですから汗汚れよりも埃などの方が気になる素材です。


アクリルも化学繊維です。

ウールに似せて作られた素材で、空気を含ませることで暖かくしています。

アクリルの注意点って乾燥工程なんですよね。

熱で伸びてしまうことがあるんですよ。

その点に注意をしていただけるとご家庭でも洗うことは可能かな、と。


綿とシルク。

この2つはデリケートな素材になります。

シルクは特にデリケートなので家庭で手をつけるのはまずやめましょう。

綿の場合も、素材で考えると家庭で洗えなくもないですが、綿のニット製品の場合、色が付いていることが多いので洗い方を間違えると色がどんどん褪せていきます。

買った時の状態をキープしたいならクリーニングです。


ネット製品の多くは、空気の層を作って暖かくしています。

ウールもシルクも綿も。

この空気の層を作るために、ふんわりとさせる必要があるわけです。


汚れていると空気の層もなくなり暖かくなくなります。

だから洗う必要はあるんですけど、だからと言って着たら毎回洗うのはやり過ぎ。


着たら、休ませ湿気を抜いて。

すると生地の復元力でまた生地に空気を含む層が出来ます。

そうしたらまた着て、そして休ませて。

休ませながら全体をよく見て、うっすらと汚れてきたなと思ったらクリーニング、これがお勧めです。

だいたい3週間から一月くらいでそのタイミングが来ると思います。

もし、もっと早く汚れてるよ!と感じた時は、服の数を増やしましょう。

そして、休ませる時間を長くとる。


これで暖かく過ごせますよ。


今年の冬は正しいメンテナンスをして、快適に過ごしてもらいたいですね。



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コストコへ。

コストコに行くことになったんです。

そこに前日長男が、運転して行こうかな、と。


免許はとってもなかなか運転する機会がないんですよね。

自分の車を持っていなければそんなもんだと思います。


で、長男の運転でコストコに行ってきました。



慣れない運転はどこかぎこちなく、自分の免許取り立ての頃を思い出します。



何とかコストコについて、いざ駐車。

僕はバックで駐車できなかったので、それから比べると運転うまいなあと思うんですよね。

でも、初心者あるあるの安全確認に手間取るんですね。


慣れてる僕らからすると安全確認はルーティン。

こっち見てあっち見てそして後ろを確認してバック、みたいな順序があるんですが、それがないから確認も少し遅れるわけです。

まだまだ状況の把握は練習が必要だな、と感じました。



クリーニングも実は一緒で。



いかに洗う時に情報を取るか?はとても大事。

服を見て注意するところを根こそぎチェックして頭に叩き込むんですよ。


ここが弱い、ここが危ない、だからこういうふうに扱う、これを瞬時に見抜くわけですが、慣れてないとどこか抜けてしまったりするんですよね。


汚れを落とさなきゃ、と慌てちゃうわけです。

なので、いまだに洗う前の観察期間を設ける服とかあるんですよね。

ハンガーにかけておいて、とにかく時間かけて観察をする。

すると、ある時に、これいけるな、と思える瞬間が来るわけです。


長男にはもうちょい運転をしてもらいますかね。

で、そのうち買い物も任せちゃいたいな。(笑)

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誰?

今日は朝からバタバタしてたんですね。

出る前からいつもと違うな、って時たまにあるんです。

そういう時は予想しないことが起こります。



久しぶりに配達にお伺いしたら、なぜかたくさん品物が出たり。

今の時期、クリーニングってどんどん減ってるんですよね。

なのに一袋いっぱいにお預かりしたりして。

お話を聞くと出張で暖かいところに行ってた、と。

なるほどなあ、なんて思いながらお店に戻ってきたんですよね。



すると、男の人が1人お店に入って行ったんですよ。



車の中の僕に会釈をして。

誰だろ?知らない人だなあって思ったんです。

最近、新しいお客さんがいらっしゃるので。

でも新しいお客さんなら会釈なんてしないよなあ、なんて思ったり。


お店の前で品物にタグをつけてたんですよね。

すると、その男性、何やら話し込んでいるんですよね、うちの店で。

どうもクリーニングのお客さんではなさそう。


謎が深まります。



品物に名前をつけ終わり、お店に下ろそうと中に入ると、その男性が一言、こんにちは、と言うわけです。



まだ誰かわからない。



そして、嫁さんから衝撃的な一言が。



そーちゃん。



ん?そーちゃん?

えっ?

あの?



はい、成長した甥っ子でした。(笑)

もうね、僕の身長越してるから、てっきり大人かと。

全然高校生なわけですよ。

いやー、あの小さかった甥っ子がねえ、デカくなったなあ。



朝からバタバタしてるからだ。

まさか予想しないことが起こるんだな。(笑)

甥っ子の襲撃、楽しゅうございました。(笑)

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clubhouseで話した言葉たちが。

約一年半くらいでしょうか、毎週clubhouseでクリーニング屋の友達たちといろんなお話をしてきました。

去年の後半からは録音も残るようになり、全部残しているので誰でも好きなときに聞くことができます。


一年半もやっているとそれなりに色んなことがありまして。



この言葉は秀逸だ!

これは面白かった!


など名言?迷言?が出るわけです。

そこで今年は名言大賞をやる事になり、昨日が一次選考の最終投票日でした。


誰でも投票できるんです。

13票まで。

バラけて入れてもいいし、一つに集中させてもいい。

その結果を集計して最終投票に進みます。


僕らはまだ結果を知りません。

これから投票結果をもとに最終選考に残った言葉たちが分かると思います。



昨日の夜はノミネートされた言葉たちを振り返り、どこで話したのか?どんな内容だったのか?思い出しながら話してました。


覚えているもんですよね。(笑)

そして、また大笑いをしていたわけです。


一年振り返って大笑いしてるって僕ら相当幸せですよ?(笑)



来週、最終選考に残った言葉たちへの投票が始まります。

これまた誰でも投票できる。

そして、見事大賞を取った言葉を言った人には、サンコーレアモノショップで何か見繕ってプレゼントをする、と言うことが決まっています。


サンコーレアモノショップのファンがうちらの仲間にはたくさんいましてね、各々欲しいものがいくつかあるらしいのですか、それはあげない。(笑)

いい塩梅の、自分は買わないけど面白そう、と言うものを選んで贈りたいなあと思っています。



さらにさらに。


投票してくれた方で大賞に入れてくれた方にも何かプレゼントをしよう、と。

こちらもサンコーレアモノショップのものを送ろうか、と話しています。


さてさて、どうなる事やら。



すでに来年の名言大賞候補が出始めています。

いい言葉というよりも、大爆笑を掻っ攫った言葉がノミネートされるんですよねえ。(笑)

毎週、こんなふうに楽しく洗濯やクリーニングの話をしています。

もし宜しかったらどうぞ。(笑)


僕の話した言葉は残っているかなあ。

大賞、取りたいなあ。(笑)


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洗剤の量。

最近、洗濯の話で洗剤の量の話をよく聞きます。



洗剤は多く入れてはいけない。

少なくてもいけない。


これは僕らがやる洗濯講座でも同じ話をしています。



みなさん、洗剤を多く入れたり少なく入れたりするには理由があると思うんですよね。


まず多く入れる人は、汚れがより落ちるんじゃないか?と思うから入れると思うんですよ。

これって洗剤が汚れを落とすので多い方が効果が上がる、と思っているから。

これっ少しニュアンスが違うんですね。

洗剤はいくつか役割があって、考え方としては汚れと水を繋ぐ役目をしているのが洗剤なんです。

なので倍入れたからと言ってその効果が上がるようなことはない。

部分的に濃縮した洗剤を使うことがあるんですが、これはまた別の理由からなので今回は無視してください。(笑)



洗剤を少なく入れる人たちは、洗剤の残留を気にしているようです。

洗剤は体に良くないので服に残るのも良くない、と。

だから最初から少なめにしよう、と言うことらしい。

確かに洗剤が服に残るのは良くないんですが、それは別の理由があるんですよ。

洗剤が残留すると洗剤焼けと言う現象が起きることがあります。

黄色く変色してしまうんですよね。

なので、洗剤は残さず濯いでください、とみんないうわけです。

で、洗剤が少なくてはダメな理由は、洗剤は洗濯機の中の水の中に満遍なく入ってないといけないから、なんですよね。

汚れと水を取り持つ役目をする洗剤は、水全体に行き渡って初めて効果を出すわけです。

そして、落ちた汚れを洗剤が取り囲んで包んで、服に戻らなくしています。

この効果がとても重要で、そのために洗濯液中に洗剤が満遍なく入っている必要がある。

この状態になると泡が立ちます。

逆に泡が立たないなあという時は洗剤が足りない時です。


こういう理由から、洗剤は適量に、という話があちこちでされるわけですね。



こういう話を書いていると、こんな質問もされたりします。



洗剤の適量がわかりません、と。



洗剤の裏に適量は書いてあるんですが、それでいいのか?わからない。

洗濯機の中も見れませんしね。

そんな厳密な話ではないのであまり気にする必要はないんです。

洗剤を3倍も4倍も入れるというならやめなよ、と言いますけど。



究極の選択で、洗剤は多い方と少ないの、どちらがいいですか?と言われたら僕は迷わず多い方!と答えます。



何故なら、少ないと悪い効果が出てしまうけど、多くてもすすぎの回数を増やすくらいで対処出来るから。

汚れ落ちに変化はないから多くても意味はないんですが、かと言って致命的な問題が起きるわけでもない。

でも、洗剤が少ないと致命的なミスになる可能性がある。


この辺は、洗濯液の中の洗剤の動き方を理解すると納得されると思います。

洗剤が洗濯機の中で何をしているのか?


僕らの洗濯講座の中で、劇団 界面活性剤が洗剤の動きを再現してくれるのですが、それ見るとよくわかります。

どこかで披露したいですよねえ。

洗剤を理解すると洗濯の幅が広がりますからね。

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ダンボールのハンガー。

いろんなところで環境への配慮が求められるようになってきました。

クリーニング屋もみなさん同様、環境への配慮が求められています。


昨年でしたか、クリーニングのハンガーや包装の袋に規制をかける動きがありました。

年間5トン以上を使用しているお店を対象にしていたんですが、これが無くなりとりあえず規制は無しに。

その代わり自助努力をしなさい、いずれ規制が入りますよ、と言うようなお話に。


クリーニングってかなり前から環境への配慮はしてきてる業界なんですけどね。

針金ハンガーがなくなり、プラスチックのハンガーになりリサイクル可能にしてみたり。

お持ち帰り用のバッグを不織布のバッグに変えてリサイクルしてみたり。

他にもあるんですよ?

ドライクリーニングの溶剤を乾燥の時に回収したり。

細かい所で環境に配慮している業界だと思うのですがそこからさらにやりなさい!と言うのが国の方針ですから仕方ない。

いずれ、スーツにつけるハンガーは有料です、包装したら有料です、となっていくのかなあと友人のクリーニング屋さんと話しています。



そんな中、段ボールで作ったハンガーを採用したクリーニング屋さんが出て来ました。

Yシャツ用のハンガーらしいのですが、プラスチックからダンボールに変えたらしいです。


ダンボールのリサイクル率が高いらしいんですね。

県が橋渡しをしてクリーニング屋さんと製造元が開発したとか。


ダンボールなのでプラハンガーよりも強度が少し劣るらしいですがYシャツなら問題ないですね。

気になることがあるとするなら、長期保存中の色移りとか、接着樹脂から出る溶剤の影響とか、安定剤の影響でしょうか。

それもこれから色々問題が出てその都度修正されていくんだろうな。


新しいものを始めるんだからその都度変えていくしかないですもんね。



プラスチックハンガーのように再利用ではなくリサイクルという点もこれから検証されていくんだと思います。

リサイクルの方がコスパがいいのか、再利用の方がコスパがいいのか。

リサイクルすると言うことは燃料など使いますからね。

総合的にみて環境にはどれがいいのか?色々とわかってくると思います。



クリーニングは個人のお店が多いので、いろんなメーカーが出してくれるのを待つしかないんですが、少し期待が持てるようになって来ましたかね。

コロナでクリーニング屋を取り巻くメーカーも厳しそうだったので開発まで手が回るかな?と思っていましたが、なんとかなるもんなんだなあ。

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スーパービバホーム。

午前中、配達に行かなきゃ、とせっせと準備をしていたんですよね。

するとお客さんからメールが。



ごめんなさい、今日は出掛けるので集配を別の日にしてください、と。



今日の集配はそこが1番遠かったので2時間ほど時間が空いてしまいました。

かと言って他の集配の回る時間があるので早く行く事も出来ません。


という事で、日曜に行けなかったスーパービバホームに寄ってきました。


純粋に買い物もあったのでね、これで他の日がまた空くということで。



多摩美の近くなんですね。

大きな商業施設で、ヤマダ電機とヤオコーが入っていました。

面白い作りでねえ、名目上は一階はスーパービバホーム、2階にヤマダ電機とヤオコー、となっています。

が、高低差をうまく利用したお店で、いわばどちらも一階にあるようなもの。

右側が左側の駐車場、どちらに止めるかで1階か2階、分かれるようになっています。

つまり、行きたい方に停めれば一回と同じなんですね。



まず、スーパービバホームに入りました。


カインズホームみたいな感じですが、さらに品物は細かいんじゃないですかね?

工具類も珍しい物があったし、電動工具は一通り揃っておました。

それもメーカーごとに。

家庭用品も充実してましたしね。

洗剤なんかもあれだけ集めてたら選ぶのが大変ではないかなあ。


探していたものを見つける前に、気になる物がいくつもあって店内をうろうろ。

このお店に何が売っているのか?確認しておくのって大事なんですよ。

いざ必要という時に迷わずこれるでしょう?


うちの周辺にはいくつかのホームセンターがありますが、どこも同じ品揃えというわけではないんですね。

得意不得意があって、その特徴を把握しておくと、あそこに行けば買えるな、とすぐ購入できるというわけです。


ネット通販ならほとんど手に入りますが、急に必要になった時などに不便ですからね。

だからこうして視察に来るわけなんですよ。



一通り回って、結局必要なものはなく。

でも、言ってくれれば取り寄せますよ、ということなのでいざという時はお願いしましょうかね。


仕事で使うホチキスの針を買い、これは珍しい!という猫の餌を買い、スーパービバホームは終了。


車に乗って今度は反対側の駐車場に停めます。(笑)

すると2階のヤオコーに行けるというわけですね。



ヤオコーは新しいのでやはり少し品揃えが違う。

いつもは南平のヤオコーに寄るんですけどね、一味違った感じで面白い。

パン屋さんやクレープ屋さんがありましたけど、ここも飲食をきっちりできるようなお店は入らないんですねえ。

なぜだろう?

今やこれだけ大きなショッピングモールは飲食もセットなのに。


こちらも一通り見てきまして終了。

時間も程よくなってきたので一見目の集配に出掛けました。


うちから少し遠いですけどね、コストコに行く予定があるならついでに回ることも可能。

逆もありって感じです。



出来たばかりで土日は混むという話ですから、今度は日曜日の感じも一度見にきたいかなあ。

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汚れた状態って?

今年は特に仕事が遅れている、と先日書きました。 そしてその理由が、汚れの落ちてない服がある、ミルフィーユのように汚れが重なっている服があるので、それに手が掛かる、と。



と、そんな話を色んなところでしていると、同じ質問をされるようになったんですよね。




私の服って汚れていますか?と。



みなさん、不安になるんですよね、僕の話を聞いて。

もしかしたら私の服も気づかないうちに物凄く汚れているんじゃないだろうか?とそんなふうに思うみたいです。


確かに汚れてはいるんですよ。

それは間違い無いんです、でも、僕の話している汚れとは違うんですよね。


僕の話している汚れって何層にも重なった汚れ。

そこまで汚そうとするのは簡単な話では無いんですよね。

それこそ、1年着たくらいではならない。

洗っても落ちなくて、それをまた着て、を繰り返すことで出来上がる汚れなんですよね。


で、話していてもう一つ気づいたことがあるんです。



みなさん、汚れを知らない。



シミはわかるんですね。

だけど、服が汚れたらどうなるか?知らない。

わかりやすい、汚れ!って感じで着くと思ってるらしいんですよね。



服が汚れるってそういう事じゃないんですよ。



で、これを知らないと、家庭で洗った服が汚れているのがわからなくなるわけです。



先日もここで書きましたけど、うちでクリーニングしたら、色が鮮やかになった、きれいになった、と話す人が出ると書きました。



そう、ここなんです。

汚れていくと、服の色がくすんでくるんですよ。

でね、これが一部分ならわかりやすいんですが、残念ながら服って全体的に汚れていくんです。


もちろん、擦れやすいところ、襟や袖口、よく手が触るお腹周りなどは汚れが多いんですが、それ以外も満遍なく汚れるんですよね。


特に洗濯で汚れを落とせなかったりすると全体に満遍なく汚れが付着する、逆汚染という現象が起きたりするので、そうなると全体が汚れるから分かりづらくなります。



でも、色がくすむんですよ。

綺麗な色じゃなくなるんです。



で、こういうと色褪せと汚れの区別がつかない人も出てきます。

色が褪せるのは薄くなっていく事、全体的に汚れるのは薄くなるのではなく色味が変わる事。

こう覚えてもらえればいいのかな、と。



クリーニングにお持ちになって、汚れていません、という人、実はかなりいます。

汚れてないってあり得ないことを平気で言ってしまうのは汚れを知らないからなんですよね。


着てて汚れないわけ無いでしょ。

じゃ、汗かかないの?それって生きてないよ?ってくらいおかしな話。



服の汚れ、着たら汚れる、こう思っていただいて間違いありません。

後は、その汚れは定期的にきちんと洗えば綺麗になる、という認識を持つ事。

とにかく洗わないと綺麗にならない、という誤解はしない事。

洗い過ぎる必要はない、けど適切に洗うと綺麗になる。


ここ、覚えておいてもらえるといいなあって思います。


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台車、いいなあ。

今日は水汲み。


年末が近づいてくるので水汲みも調整をしながらやってきます。

今年はですねえ、年末までほぼ全部の日曜に予定が入りそうなので早め早めにこなしておかないと平日深夜に行かなければ、なんていう事態になりかねないんですね。


深夜に行ってもいいんですが、何しろ府中と違って寒いですからね。

出来るなら日の出ている時期に行きたい。


今日も朝早く出たんですが、現地にはおじいさんが1人。

水汲み場って面白くてですね、挨拶をしてくれる人や無視してる人、いろんな人がいるんですね。

で、中には妙に慌てて水を汲んでいく人なんかもいます。

いったい誰に隠れて水を汲んでいるんだろう?といつも不思議に思うんですけどね。


今日のおじいさんはにこやかに話しかけてくる人で、世間話なんぞをしていました。

その際に、これ使ってよ、と台車を貸してくれて。


駐車場から水汲み場までほんの10メートルくらいなんですが、その距離を水のタンクを運ぶのって重労働なんですよ。

1番近くに停められればいいけど少し離れるともう大変。


おじいさんに借りた台車に水のタンクを乗せたら楽ちん。(笑)

ちょうど台車を買おうかな?と考えていたところだったのでこれで決心がつきました。


台車、買いましょう。(笑)


おじいさんのおかげで水汲みも捗り、あっという間におわり。

いつものスーパーで買い物をして、帰宅したのがお昼前でした。



今日はですね、この後出かけたかったんですよ。

気になっていたとあるお店に行きたかったのと、南大沢にできたスーパービバホームを見に行きたかったんです。


ところが。



眠気がひどくてですね、少し寝たんですよね。

すると、これがまた起きれなくなってしまって。

途中何度か目を覚ますんだけど、とてもじゃないけど起きれるような感じではない。

これはひどく眠いんだな、と思って夕方まで寝ようとしたらあっという間に夜に。


残念、今日はこれ以上出掛けられませんでした。



能登と先週の連チャンの遠出で疲れたんでしょうね。

ガッツリと寝ていなかったからなあ、仕方ない。


行きたいお店はまた今度にしましょう。


実は冬物をまだお預かりしているお客さんがいらっしゃいます。

今月末にお届けのご依頼をいただいているので、そのお届けが終わったらひとまず落ち着くのかなあ、と思ってます。

ぼちぼちと夏物もあるゆですけどね。

それもまたおいおい、と。


時間が足りないですねえ、1週間にもう1日くらいあったらな。

その1日で寝て体回復させるのに。(笑)

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スマホ、便利ですねえ。

僕らが子供の頃と違って今は普通に外国の方がいらっしゃいます。

普通にすれ違うし、買い物してても一緒になったりするし。


観光客だけでなく、普通に働いていたり、留学されていたり。

いろんな方がいらっしゃるわけです。



当然、クリーニング にもいらっしゃるわけですよ。



先日、男性2人がご来店くださったんですね。

手にはスーツのズボンを持っている。

言葉はカタコトなんです。

つまり、外国の方。

見た感じ日本人二様なので中国の方なんだろうなあと思いました。


少し日本語を話せるようで、何やら修理をしたい、といっています。

どうやらズボンの股下を直してもらいたいらしい。

補強したい、との事。



見させてもらうと汗でフェルト化してしまってるんですよね。

でも、穴が空いているわけではない。

これを補強と言っても、そもそも縮んでいるのでどうしようもないわけで。


とりあえず説明を、と話し始めるも込み入った日本語は通じないわけですね。

向こうもこちらも困ったなあ、と言った顔にだんだんなってくるわけですよ。


どう説明すればいいかなあ、と思ってたら、スマホがあるじゃん?と。



スマホの翻訳アプリを使ってみたんですよね。



入力で日本語を選び、変換を中国語にと思ったら、中国語はひとつじゃない。

いくつか種類があるんですね。

うーん、とりあえず1番上のでやってみるか、と日本語で説明を打ちます。


変換されたものを見せると、なんとか通じている様子。

でも、通じているとは言っても何と無くなので細かくは伝わってないみたい。


さらに細かい説明をいくつか区切って入力。

そして変換。

で、見せる、を繰り返しました。


直すと言っても今は何も出来ない事、これは縮んでいるという事、原因は汗ということを伝えて行きます。


しかし、原因が汗、というのは納得がいかないみたい。

そうですよねえ、まさか汗でこうなるとは思ってもいないだろうし、でも汗で普通にこんなふうにちぢむんですよね。


この辺は世界共通で通じないんだな、と思いました。(笑)



とりあえず、今はそのまま着るように説明して、おそらくこの後なるであろう未来の話もして、その時にまた相談乗るから、という話で決着。

一応納得していただけたかな。



文明の利器、スマホが活躍をしてくれましたが、同時に変換の難しさも感じました。

話している口語そのままでは分かりにくくなるので、いくつかの分節に区切って変換する必要があります。

また、その際の言葉の選び方も大事で、変な表現を使うと、伝えたいことと離れた変換になってしまう。


普通に説明をするよりも頭使いましたね。

これ、日常的にやっておくと、普通のお客さんへの説明もわかりやすくなるんじゃないかな、と思いました。


これから先、日本人以外のお客さんも来る可能性は広がるでしょうしね。

今のうちに色々と考えておかなければ。


しかし。スマホは便利だ。(笑)

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ドアクロージャー。

お店のドアクロージャーがおかしかったんですよ。

本来ならドアを離すとゆっくりとしまったいき自然と閉まるんですが、離すと勢いよくバタン!と閉まってしまう。



職人さんが来たり、お客さんで調整できる人が気にしてくれて調整をしてくれてたんですが、その時は一時的によくなるもののしばらくするとまたバタン!と閉まるようになっちゃう。


お客さんが自分が悪いのかと謝るようになってしまったので、交換をしてもらったんですよね。


忙しいらしく金曜までのどこかでお伺いします、と。

すると、今日来てくれました。


ものの1時間くらいで交換終了。

うん、前みたいに静かにしまってくれるようになりました。



原因は油圧の油が抜けてしまったみたいですね。



これがうちの店が原因か?分かりませんが、うちは割と機械物が壊れるんですよね。

ひとつはどうしてもほこりが多いのが原因だと思うんですね。

そもそも衣類を扱うと埃が多くなるのと、鎌倉街道に面しているのでどうしても埃が。

FAXなんて数年で買い替えしてたこともあります。



もうひとつ、これも避けて通れないのが気温。



夏場もねえ、50度超える日もありますからね。

窓を開けドアを開けても、ダメなものはダメなんだと思います。


そういえば昔知り合いのクリーニング屋さんのレジシステムがよく壊れるので原因を探ったら、地下鉄の振動なんてのもありましたね。

いやー、わからないもんだな。

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色がきれいになってる!

先日、今年は仕事が遅れがちだと書きました。

その中の理由の一つに、洗い直しが多いからだ、と。

クリーニング屋さんがどんどんやめていく中で、残っているうちみたいなお店にお客さんが集まっているんです。


ところが。


その前のクリーニング屋さんがいいところだと特に問題なく洗えるんですが、中にはチェーン店であまり汚れを落としていなかったものもあったりします。


お客さんに話を聞くとなんとなくスッキリしない感じだった、とおっしゃるんですけどね。

お客さんが洗わない人ってわけではないんです、逆によくクリーニングを利用していた方の方が多い。


汚れがミルフィーユのように何層にも重なっているので、洗っては下の汚れがこんにちは!と顔を出し、また洗い直すと、下の汚れがまた出てくる、を繰り返す、そんな日々を過ごしていました。



それでもそのうちに綺麗になります。

やっと落ちたね、色も良くなったね、と自画自賛をしているんですが、1番気になるのはお客さんの反応です。


引き取りに来てもらったときに、見てもらうんですよね。


すると、みんな色がきれいになってる!とおっしゃいます。



面白いんですよね、きれいになってるという方もいるんだけど、最初に目につくのは服の色が鮮やかとか明るくなってるとか、そっちなんですよ。


そしてその後に襟とか記憶にある汚れのところを見て、落ちてる!とおっしゃる。


面白いですよね、最初に気付くのが服の色って。



でも、それだけなんとなく汚れてた、くすんでた、って思ってたってことだと思うんですよ。


洗ってもきれいにならない、服はどんどん傷んでいく、そんなふうに思って諦めてる人は沢山いるんだろうなあ。


何もうちがすごいとか特別って言ってるわけじゃないんですよ。

全国各地に実直に丁寧な仕事をしているクリーニング屋さんはたくさんあって、その人たちに任せたらみんな色良くきれいにしてもらえるんです。

それをもっと多くの人に知ってもらいたいなあ、と思います。



クリーニングしたら、きれいになるぞ。



これが常識になる日が来たらいいなあ。

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能登日記 その9

能登日記、最終回です。(笑)



伊那で最後の友人を降ろしまして、時間は12時半。

コンビニでトイレを済ませ、眠気覚ましのコーヒー、ガムなどを購入。

帰る気満々です。

でも、まだここから府中までは200キロほどあります。


すんなり走れば2時間くらいで帰れちゃう。

けど、すんなり帰っちゃうと家族に迷惑がかかるわけですね。


午前3時過ぎに帰ったら騒がしいじゃ無いですか?

玄関から入るとチャイムが鳴るようになっていますからね、流石のその時間は帰りづらい。


となると、朝まで少し時間つぶしながらのんびり帰るのが最善となります。


とりあえず、高速に乗りました。



諏訪湖を過ぎた辺りで急に眠気が。

少し休もう、と八ヶ岳パーキングエリアに寄りました。

ちょうどコーヒーも切れたし、眠気覚ましに軽く何か食べようかな?と。



甘かった、パーキングエリア、真っ暗です。


煌々と明るく電気がついているのは自動販売機くらい。

仕方ないのでそのまま仮眠をしようと思ったんですね。

次の双葉サービスエリアまでは少し距離があります。

せめてそこまでは走れないと危ないですから。


寝ようと思っているのにこれがまた寝付けない。

いろいろな事が頭の中を駆け巡ってモヤモヤしちゃうんですよね。

で、気がつくと落ちてる。(笑)

はっ!と気づいて時計を見るとまだ10分しか経ってない。


相当疲れてるんでしょうね。

眠気はあるので、また寝ようと試みるけど寝れない。

仕方ないからトイレに行って顔でも洗おうか、と思って歩き出すとはっきりとふらふらする。


これは相当やばいな。


という事で、また車に戻ってとりあえず休みます。

思い切ってここで2時間ほど寝ちゃえばいいのかな?なんて思っていたら、急に変化が起きるんですね。


目が覚めたんです、完全に。


ふらつきもありません、眠気もありません。

これならいける!今ならいける!とそこからまた走り出します。



とりあえず双葉サービスエリアまで走りまして。

そこでまた少し眠気がきたので、コーヒーを買い足し。

今度は短い時間で眠気が飛びます。


よしよし、進めるぞ。



ということで走り出したわけですね。

そして、談合坂サービスエリアについたのが4時半位。

目の覚め方から家まで走り抜けられそうな勢いです。

ただねえ、このまままっすぐ帰ってもまだ5時過ぎについちゃう。

ここまで来たらもうちょい時間潰して6時過ぎに帰ればちょうどいいんじゃ無いか、そんなふうに思ったんですよね。


時間つぶしに談合坂サービスエリアの中をテクテク歩きます。

何か食べようかな?と思ったけど、まだお腹は空いていない。

どうせなら最後の石川パーキングでお蕎麦なんぞ食べで帰れば朝ごはんもいらなくなる、なんて考えてスルー。

そして、土産物売り場に入っていきました。


ここねえ、久しぶりに来たらまたレイアウト変わったんですよねえ。

そして、新しいお土産が売ってたりするわけですよ。


ほぼ寝てなくて、判断力の鈍った人間をお土産もの売り場に投入してはいけません。


ねえ、歩いているうちに、おっ!これ子どもたちが好きそうだな、これもあの子が好きなやつだな、なんて思っていたらいつの間にか手にはいくつかお土産が。


あれ?ぼくは山梨でお土産を買うようにことはしてないはずだが?と思ってはいるんだけど、そのまま会計に。


子どもたちのお土産がいつの間にか増えていましたねえ。

そしてなぜか、冷やさなければいけないものまで買っているので、慌てて車の中のクーラーボックスの中を整理したりして。

判断力が鈍っているから、持ち帰れるかすら考えていない。

なんとか詰め込んで、5時半に談合坂サービスエリアを後にしたのでした。


朝の渋滞もなく、順調に走り、石川パーキングエリアに到着。6時くらいですかね、着いたのが。

ここでお蕎麦食べて締めよう、なんで考えて入ったら、なんとお蕎麦はやってない。


元気にいらっしゃいませー!とやっていたのは吉野家でした。


一瞬、牛丼食べようかなあ、と思いましたけど、ここは冷静に僕の歳で朝から牛丼はキツすぎる、と諦めることに。


時間もいいし、そろそろ帰るか、と帰路につきました。


自宅に着いて七輪を下ろし、お土産を下ろし、仕事が始まるまで今で仮眠を。

とっても疲れましたが、満足した能登の旅でした。



その後。



02日は体にとても影響が出ます。

やはり年取ったんですよねえ、回復が遅い。わらい

結局、いつも通りになるまで4日位掛かりましたかね。

若い人たちはもっと早く回復してましたけど。

あまり無茶はできないなあ、と思いながらその無茶が面白いから仕方ない、と内心思っています。


危なく無い程度の無茶はしていきたいですねえ。(笑)

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能登日記 その8

能登日記です。(笑)

そろそろ終わりに近づきずつあります。

もう少々お付き合いくださいませ。(笑)



能登、金沢での全ての予定を終え、北陸道を一路長野に向かいます。


行きと違い、帰りは一般車もそこそこ走っている感じ。

でと、程なくしてトラックだけになり、それもだんだんと少なくなっていきます。



ここで道中の車内の様子を少しご説明しましょう。


1500キロもの車中、何をしていたのか?というと主に動画を見させられていたんですね。

そう、見させられていたんです。


3人のうち2人は水曜どうでしょうの大ファン。

今回、千里浜を選んだのも水曜どうでしょうの企画の、試験に出るどうでしょう で出ていたからです。


残り1人は水曜どうでしょうを知らない。(笑)


そこで道中、水曜どうでしょうを見ろ、と強制的に後部座席で見させられていたわけです。


僕らはこれを合宿と呼んでいます。(笑)


行きも帰りも水曜どうでしょう。

ベスト盤を見せ、試験に出るどうでしょうを見せ、ほとわよく洗脳に成功したと思われます。

その後、どうでしょう の名台詞を吐くようになりましたからね。


北陸道の帰りは実は違うものを見ていました。



魔改造の夜というのをご存知でしょうか?

NHKがたまにやる番組で、いろんなメーカーが一つの機械を改造して競うもの。

例えばロボット掃除機を飛ばしたり。

例えばDVDを飛ばしたり。

あり得ない改造をメーカーが本気になってやる番組です。


それをね、見ていたわけですよ。



しかし、帰りはさすがに疲れが出てきて途中うつらうつらと寝てしまう

楽しみにしていた魔改造の夜も半分くらいしか見れませんでした。



そうこうしているうちに車は北陸道から上信越道に入ります。

だんだん見慣れた地名が並んできて、まずは須坂の友達をお店に下ろすだけ、のはずはないですよねえ。(笑)


車は東長野インターを降りまして、須坂ではなく長野市内を目指します。


えっ?

もちろん襲撃ですよ。(笑)

前日の夜、長野市の友人のクリーニング屋さんを襲撃したと最初の方に書きました。

この方、とても勘の言い方ですねえ。

中々だし抜けないんですよね。



まさか、連チャンで襲撃されるとは夢にも思わないだろう?と誰かがささやいたんですよね。(笑)


この襲撃のために金沢でお酒を買っておいたわけですから。

もちろん、置いていきますよ。


仕事熱心な方なので、もしかしたらいるかもしれない。

前日よりも早い時間に来ていますから、店で仕事をしているかもしれない。

ドキドキしながらクリーニング屋さんを目指します。


友人の行動をよく知っている男がいいます。


車が無いからいないな。



僕らは店の前に車を横付けし、ウキウキしながら買ってきたお酒を裏口に置き、証拠写真を撮り、すぐさまその場を離れたんですね。


なぜならすぐ来る可能性があるから。(笑)


とにかくその場から逃げろ、と慌てて退散しました。

少し離れたところから、前日と同じように写真をメッセージで送信。


いないからですよぉ。・∀・`)



と一言添えて。(笑)



これで完全に今回のミッションは終了です。

このあとは、須坂まで。

友人を一人おろし、次は伊那に向かいます。

大体23時くらいでしたかねえ。

コンビニに寄っておトイレを済まして、コーヒーを買い、次は伊那へ。


伊那までの道中はclubhouseで話しながら。

洗濯会表示の話で気になる事があったので、話しながら伊那を目指しました。

1時間くらいでしたかねえ、眠気覚ましも兼ねて。


伊那に着いたのが0時半くらいかな。

ここでまた一人、降ろします。

ここからは一人旅。

残り200キロ残っています。


帰らなければ。(笑)



さあ、長かった能登日記も明日で終わりです。

もう少々お付き合いくださいませ。(笑)

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能登日記 その7

能登日記です。(笑)



金沢の回転寿司で晩御飯となりました。

以前金沢に来た時に、回転寿司が安くて美味しいんだよね、と聞いて実際食べて美味しかったんですよね。

いい魚が取れるから回転寿司すらうまい、と言うお話。



今回入ったお店は、すし食いねぇ!と言うお店でした。



お店に入り席に着くと、お寿司が回っていません。(笑)

どうやらタッチパネルで注文をするとお寿司が回転寿司のレーンに乗って僕らの前にやってくるシステム。


何を頼んでいいのか?分からない男3人。(笑)

慣れてないんでしょうね。

せっかく金沢に来たんだから金沢らしいものも食べたいし。


まずはあら汁、海苔のお味噌汁を注文。

これがまたねえ、すっごく美味しくて。

ここからまずやられてしまうわけですよ。


で、いざ注文を、と思っても何がいいのか?よく分からない。

でも、とりあえず注文をしなければ、と僕が茶碗蒸しなどを頼んだり。(笑)

そしてタッチパネルをいじっていると、◯◯づくし、なるものがあるわけですね。


これだ!とみんなで注文をします。


3貫セットになっていて、金沢で取れる魚がそれぞれ乗っています。

これがねえ、とてつもなく美味しかった。


まず全然魚臭くない。

新鮮なのがわかります。

シャリも美味しい。

回転寿司というよりもちゃんとしたお寿司屋さんで握ってもらったお寿司です。


人って本当に美味しいと黙るんですね。

そして、唸るんですよ。(笑)

僕の前にいる男2人は、ずっと黙って時折唸ってる。(笑)

もう、側から見ていると美味しいのか美味しくないのか分からないレベルの反応をするわけです。(笑)


結構食べましたかねえ、16皿か7皿くらい。

3貫乗っているものもいくつかあるのでそれ考えるとかなり食べています。

これで一人当たり3000円を切る感じ。


安いなあ、金沢。


帰ってきてから事情通の人に話を聞くと、富山はもっと凄いぞ、と。

あの周辺はお寿司がバグってますね、完全に。



ひとしきり食べ終わって放心状態の2人に聞いたんですよね。

彼らはお昼も海鮮丼を食べているわけですから。


昼の海鮮丼と回転寿司、どっちが美味しかった?と。



僕は海鮮丼かな、と思ったんですよね。

豪華でしたし。

でも、彼らは即答でここ、と。

回転寿司の方が美味しい、と。


海鮮丼を食べたときは、これはうまい!と大満足だったんですよ、彼らは。

本当に美味しかった、と。

でも、ここの回転寿司を食べたらこっちの方が美味しい、と。

そういうわけですね、

だからと言って、海鮮丼が美味しくないわけではない、あれよりもこっちの方が美味しいかったって話、とこれまた興奮気味に話すわけです。



身も心も満たされた男たちは、これにて帰路につきます。



まあ、まっすぐ帰るか?と言われたらそんな事もないんですけどね。(笑)

とりあえず、ひたすら北陸道を走ることになりました。



まだもう少し能登日記は続きます。(笑)

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能登日記 その6

能登日記です。


02日なのに長いなあ。(笑)

それだけ濃密な1日だったということで。(笑)



千里浜を後にしまして、一路金沢に向かいます。

目的は友人のクリーニング屋さんへの襲撃。

ここは割と大きくやっないるクリーニング屋さんで、数年前にコインランドリーを併設したクリーニング屋さん。

何年か前にも一度来た事あるんですよね。



時間は夕方。

道路は混んでいます。

能登の先の方とは違い、車がとても多い。

そして、商業施設にみんな入っていきます。

景気、戻ってきているのかなあ、とつぶやいてみた。。

そんな事しているうちに、クリーニング屋さんに到着。


あれ?閉まっている。



個人店ならいざ知らず、チェーン展開しているお店ですからてっきりクリーニング屋さんの方もやっていると思ったら隣のコインランドリーだけ営業をしていました。


仕方ないので友人に電話。


今どこですか?と聞くと、どこにいるのよ?金沢?と聞かれます。

察しがいいなあ。(笑)


店の前、というと、慌て出す。(笑)



まあそうですよね、普通は近くに来たから寄っていい?が正しいと思うんです。

でも、僕の場合は、今店の前にいるけどどこ?が基本。

そりゃ慌てます。(笑)


すぐ目の前の家にいると言うのでしばし待ってると出てきてくれました。(笑)


お土産を渡してすぐ帰ろうと思ったら、工場の中を見て行ってよ、と。

思わぬところで工場見学をする事に。


やはり大きなクリーニング屋さんなので中は広い。

そして機械もたくさんあります。

いま、どのくらい売り上げているんですか?とか、コロナ禍でどのくらい落ちました?などと内輪の話をコソコソと。


金沢もコロナでやられていましたけど、東京ほどではないんですよねえ。

やはり東京はで別格で落ち込んでいるようです。


お互いの近況、地域のクリーニング屋さんの近況を話していたら、やめているところもたくさんあるとか。

この辺は地域関係なくあるんだなあ。



この後の予定があるので、あまり長居はできません。

この後、お酒を買いに行きたい男がいるので、酒屋に向かわないといけない。

そんな話をすると、酒蔵の友達がいるんだけど、と言うから、電話してよ、話通してよ、と無茶振りを。(笑)


もし、相手型の都合がついたら是非お伺いしてそこでお酒を買いたい、と。


電話をしてもらったら今日は用事がありいないから対応できない、と。

うーん、残念、その代わりそこのお酒を売っている道の駅を教えてもらったのでそこに向かう事になりました。


お礼をして、いざ道の駅へゴー!


ここからはお土産を買うモードですね。

道の駅について、お酒をたらふく買い、奥さんから頼まれたお土産を買う男がいたり、子供のお菓子を買う男がいたり。

僕はなんとなく他にも行きたくなったので、近くのスーパーに寄ってもらう事に。

そこで僕は家族のお土産を購入。


車の後ろのスペースは七輪とお土産でパンパンですよ。(笑)



さあ、時間もいい頃合いになってきました。

このまま帰れば割と早く家に着きますが、金沢に来てこのまま帰るのはもったいない。


ねえ、晩御飯食べないと。(笑)



先ほどのクリーニング屋さんで評判の回転寿司屋さんを教えてもらったんです。

そこに行こう、と。


僕はこのために昼間、トンカツ定食なんぞを食べたわけですよ。

夜に集中するために。

するとこんな話も出るわけですね。


金沢には金沢カレーもあるぞ、と。

チャンピオンカレー、ゴーゴーカレー、色んなのがある、と。


ここでカレーを食べに行ったら昼間の我慢が報われません。

いやいや、回転寿司に行こう、とせっついて、なんとか回転寿司屋に決定。

お店に着いたらこれまた並んでいるわけですよね。

様子見てきてもらうと10人ほど先に待っている、と。


移動して他の寿司屋に行くか、彼を食べに行くか、迷ったんですが待つ事にしました。

と言うのも食事のタイムリミットが8時だったんです。


なんと翌日に健康診断を受ける男が1人いて、8時以降は食事が出来ない。

移動しているうちに時間が来てしまう恐れがあるんです。


割と回転早いみたいですね、と言う言葉を信じて待っていると20分ほどで僕らの晩に。


ようやく晩御飯にあり付けたのでした。



僕らはここで、金沢の回転寿司のレベルを思い知らされる事になるのです。



続きは明日。(笑)

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能登日記 その5

能登日記です。(笑)



さて、七輪を買った後に輪島へ向けて車を走らせました。

途中、道の駅 すず塩田村による事に。


ここは塩を昔ながらの塩田という製法で作っている道の駅。

残念ながら僕らが行った時期はすでに塩を作るのは終わってましたが、中では塩が売ってたり塩ソフトなるものが売ってたり。

ひとまわり中を見学して、塩ソフトを食べ、やっと見事な日本海を眺めつつ休憩を。


あそこまでバタフライで行ってこいよ?(笑)


などという無茶振りも出るくらいまだまだ余裕。

さて、ここから輪島に移動します。


輪島といえば朝市。

でも僕らがついたのはちょうどお昼くらい。

ほとんど人も歩いていません。 朝市がメインなんでしょうね。

面白いもので、駐車場も午前中は料金が掛かるのに午後に入るとタダで停められる。(笑)

ピッタリお昼について恐る恐る駐車場に停めたら僕らの車の後ろを監視員のおじさんが歩いていきました。

本当に無料なんですねえ。


輪島塗り会館で輪島塗を見学。

このお椀が七輪と一緒か、などと驚きつつ、本物の輪島塗の見事さに驚きました。


お腹すいたよねえ、この後のこと考えるとここでご飯食べていったほうがいいよな。


さて、どこでご飯を食べるか?相談が始まります。


帰りは金沢あたりでお寿司が食べたい、と。

ならこの辺りは軽く済ませてしまおうよ?となり、途中見かけた中華屋に行こうか、と移動しかけた時に、視界の先に食事所が。

しかも人がどんどん入っている。


すかさずGoogleマップで確認すると高評価のお店だ!


という事で、食事は駐車場の横にあったお店へ。


ここがまた当たりでしてねえ、お魚からお肉まで何でも食べさせてくれるお店でした。

僕は夜のことを考えてトンカツ定食を。

残りの2人は海鮮丼を。

夜もお魚だと言っているのに我慢できないんだから。(笑)



お魚、とても新鮮で美味しかったらしいですよ。



お腹も膨れ、落ち着いて来ました。

さて、移動しましょう。(笑)


次の目的地は、千里浜。

能登には車で走れる砂浜があるんですね。

そこに行きたい、と。

まずは、その砂浜の入り口にある道の駅へ。


道の駅 のと千里浜に着きました。

ここはねえ、でかい。(笑)

人も多い。

千里浜なぎさドライブウェイの入り口にあるからでしょうね。


サンドアートがあったり足湯があったり。

そうそう、車の下を洗う洗浄機もありました。

砂浜走るからでしょうね。

ここもひと回りしまして。

目的は砂浜だから、ソワソワしてね。

早く砂浜に行きたい、と。

心の準備をして、いざ、千里浜なぎさドライブウェイへゴー!



続々と車が砂浜に入っていきます。

僕らの車も砂浜へ。


入った瞬間、道路と違う!


いつもと違う車の感触に驚きつつ、海の真横を走る爽快感、足元の面白さ、全てに大興奮。

本当に普通に砂浜を走れるんですよ。

沈むことも無く。

で、あまりに面白いからみんなで交代して運転をするわけです。(笑)


砂浜を行ったり来たり。

でも、それは僕らだけでは無くみんな同じ。

海沿いを走ったり、途中に停めて写真を撮ったり。


看板が立っていましてね、普通とは違うことが書いてあるわけですよ。


海側は走れますが、陸側ははまります、と。


海側は細かい砂が圧縮されているので固まってて走れるんです。

しかし、陸側の砂浜は普通の砂浜なのでタイヤが埋まっちゃう。

だから走ったら危ないよ、って看板があるんですよね。



こんな景色のいい所、よく見るとカップルだらけなわけですよ。

車内は三人三様の話をしていましてね。

1人は景色いいなあ、ここ大好き!とはなし、1人はこの砂浜、面白い!まるで雪道のよう!と子供のように喜び、1人はカップルたくさんいるなあ、横につけて邪魔するか?と話し。(笑)

それぞれ盛り上がっていました。


往復しているうちに、何体かの車が陸側の砂浜を走るのを見かけます。

若いからねえ、無茶したいよねえ、なんて見ていたらやはりと言うかスタックしている車を発見。

だから看板に書いてあったのに、人の注意は聞かないとダメだよね、と。

ボソッと、女の子乗せているからって調子に乗っちゃダメだよなあ、と言ってる奴が1人いましたねえ。

年取るとやっかむからいけない。(笑)



千里浜なぎさドライブウェイを満喫しまして、金沢に向かいます。



目的はお酒を買うこと。

1人の男がお酒が買いたいな、と。

で、金沢に向けて走り出したのです。


ところが、ですよ。

このまま行くのもなあ、クリーニング屋、襲撃して行く?という僕の一言から目的地を若干修正。

クリーニング屋さんを目指し始めます。


もちろん、連絡などしてはいません。

近くにきたから寄って行く、ただそれだけです。

さてさて、どうなったでしょうか?

続きは明日。(笑)

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能登日記 その4

能登日記です。(笑)



のちに2人の男がこう証言しました。



カードを使えると聞いて、何かが壊れる音が心の中でしたんだよ。

あの言葉で歯止めが効かなくなったんだよ。


さて、能登で何が起きたのか?書いていきましょう。(笑)



僕は早々と買う七輪を決め、おじさんと事務所の方に行き、カードで決済をしたんです。

おじさん、優しくて。

値引きしてくれた上に換えの網ももう一枚おまけしてくれたんです。

工場で僕の七輪に合う網を探していると、他の2人が決めた、とやって来ました。



あれ?とよく見ると手には小さい七輪が。

それ、買うの?と聞くと買うことに決めた、と言うんです。


だって、工藤さんがこれいいよって勧めるし、と。



確かにいいんですよ。

でも、家族用に一台買ってますからね、さらにもう一台には少し驚きました。


そしてもう1人の男が一度出て来てから、こうつぶやいて戻っていったんです。



やっぱり僕も買おう。



そう言って戻っていった彼の手にも小さな七輪が。

結果、みんな2台の七輪を手に入れたのでした。


カードで支払いを済ませ、おじさんと記念写真を撮り、充実した顔で工房を後にします。


ひとまず、コンビニに寄ろうか。



近くのコンビニに行き、トイレを済ませ、コーヒーなんぞを買い、一息ついた頃にやっと男たちは冷静になります。


まさか2台も買うとは思わなかったけど、良かったの?


恐る恐る僕が聞きます。

すると2人は、どうしたんだろう?と言った顔で話すんです。


自分でもよくわからない、と。

でも、カードが使えるよ、と言われたあの瞬間に何かが壊れたんだよねえ、って。(笑)


普段なら止まるはずの心のストッパーが徹夜で走って来た疲れなのか、七輪の見せる魅力なのか、カードが使えると言う言葉なのか、外れてしまったんでしょうねえ。


欲しくてもいつもなら我慢してたと思いますもん。

でも、ほしいものを手に入れた男たちは皆とても満足そうでした。


ああ、能登に来てよかった、そんな顔をしてましたねえ。



七輪を無事に手に入れ、あとは帰るだけなんですが、02日の旅はそんな生ぬるくありません。(笑)

まだ時間はお昼にもなっていない。

さあ、移動しようか?どこに行く?とここで相談が始まります。


輪島塗りが見たい!と言う希望があったので、方向は輪島で決まり。

ただ、そこに行く途中に塩で有名な道の駅があるので寄り道して行くことに。


七輪の工房から1時間の移動になります。


さてさて、この後どうなったのか?

続きはまた明日。(笑)

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能登日記 その3

能登日記です。(笑)



さて、今回の目的地、七輪の工房につきました。 事前に連絡をしておいたんですよね。

と言うのも、もしかしたら日曜は休みかもしれない、と不安になりまして。

で、電話をすると案の定、休みな訳です。(笑)


これは困った、計画を見直すか?と言うところまで行ったんですが、何とご好意で開けてくれる事になりまして。

で、日曜の9時にお邪魔します!とお伝えをしておいたんです。



着いて中に入るとすぐさま工房。

雰囲気あるなあと思っていると中からおじさんが登場。(笑)



工藤さん?と言われて挨拶もそこそこに七輪の展示してある部屋に通されます。



ここにあるのが今ある全部だから、見てって、と僕ら3人その部屋に置いていかれたんですね。


中には箱に入ったたくさんの七輪があります。

大きいのから小さいの、四角いのから丸いの、それと何やら変わったやつまである訳です。


好きなの手にとって開けてみてって、というんですが、3人とも少しおかしいんですよ。

なんかねえ、目が血走っている。(笑)


寝てないのもあるんでしょうけど、これには理由がありまして。

遡る事5分前。

この角を曲がれば七輪の工房まで700メートルだ、と言う地点での話です。


あと少し、あと少し、と車内が少し興奮してきた空気を感じていたんですよ。

ナビが次の信号を左折です、その先700メートルで目的地です、と言うとテンションがさらに上がる。(笑)


で、ウインカー出して信号に近づいたら、何と信号が赤に。


すると運転していたやつが言うんですよね。



もう、どこまで焦らすんだか!

そう言うのいいから!と。


ね、この一言がいかにドキドキしてたか?わかるでしょう?

いいおっさんが3人、まるでキャピキャピした女の子のようにはしゃいでいるわけですよ。


その後の七輪、どーん!です。

そりゃあ、興奮して目が血走ります。


落ち着くまで数分、落ち着いた頃におもむろに気になる箱を持ってきて七輪を開け始めます。


みんな、目的の大きさがあって、家族で使用できる大きさが欲しい、と。

四角いやつを探していたんですね。

四角いのもサイズがあってものすごく長いものから幅のあるもの、こじんまりしたものなどいくつかあります。


色々と悩んでいた時にふと後ろの棚にアウトレットの文字を発見。

これがかなりお得な値段。

欲しいなあとみているとおじさんがやってきて、これ安いよなあ、と煽る訳です。(笑)


これください、とすかさず言う僕。

1台目の七輪が決まりました。


すると他の2人も買う七輪を本格的に決めようと物色し始めます。

僕はもう一台決めてしまったので、のんびり見ていたんですよね。

で、小さい七輪があるんですよ、これがまたかわいくてねえ。

でも、値段はいい値段がしてねえ。(笑)

これいいよなあ、欲しいよなあ、君たち買わないの?と散々煽っていたんですね。


友達の1人がこれにする、と串の刺せる角形の七輪を見つけました。

これの丸型があったら欲しいのになあ、と思っていたんだけどなかったので諦めてたんですよね。


すると、その角形の七輪の下に隠れるように丸い串が刺せる七輪が。


これだ!とその七輪も買うことに。

ええ、何と2台の七輪を買うことになりました。

ただね、ここで少し言い訳させてもらうと、おじさんがね、わざわざ遠いところから来てくれたから、と値引きしてくましてね。

それがありえないくらい安かったと言うことをここに書いておきます。

嫁さんがこれ見ても言い訳できるように。



さて、僕の方は買うものが決まったのでお家計を済ませて積んでしまおう、とおじさんと話してたんですよ。


あの、カードって使えますか?



高い買い物ですからね、これからの道中のことを考えると現金を持っておいた方がいいので、支払いできるならカードで払いたかったんです。

でも、能登の田舎の方の工場でしょ?ネットはカード使えても現地ではカードを使えないかもなあ、と恐る恐る聞いてみたら、使えるよ、と。


その瞬間、なんか空気が変わったんですよね。

背後から。


後から聞いた話ですが、後ろの2人は、カードが使えるよ、と言う言葉で何かが崩れていったんだそうです。


さて、何が崩れたんでしょう?(笑)

続きは明日。

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能登日記 その2

能登日記です。(笑)



さて、ルートがおおよそ決まりました。

まず、僕が仕事終わりで伊那に向かいます。

当初、途中のサービスエリアで合流しようかと話していたんですが、少し早く出ることが出たのと、帰りは荷物が増えることが分かっていたので、家まで迎えに行くことに。


順調に中央道を走り、午前0時頃、到着。


ここで1人乗せます。

ここから須坂までは約1時間半。

ここも順調に走りまして須坂に到着。

2人目を乗せます。


本来ならここで高速に乗り、一路能登へ向かえばいいのですが、車は長野市内に向かって行きます。


はい、襲撃ですね。(笑)


ただ一つ懸念がありました。

長野の友人、深夜に仕事をしていることがよくあるんです。

染み抜きをしていると、営業時間中には来客などがきて集中できないのでお店を閉めてから染み抜きをする人って結構います。

時間は深夜1時を回っていますが、いる可能性もある。


ドキドキしながらお店に着くと、友達の車はない。

これは居ない、と言う事で玄関にお土産のパンをおいて、写真撮ってミッション終了。


ここで送ると来るかもしれないから、としばらく走ってから送りつけよう、となり高速に乗ってから送信。


もうね、この時点でみんな少し興奮してるわけですね。

深夜という非日常な時間帯、普段襲撃されている人たちがする立場に変わったという興奮、いろんなものが混ざっているので、少々興奮気味なわけです。


メッセージを送ったけど、既読はつかず。

すでにミッションは終わっているのでこの辺はどうでもいいんですよね。(笑)



さて、ここから能登に向かいます。

まず目指すのは七尾の温泉。

行きもかなり走るので、温泉で少し楽になっていこう、と24時間営業の温泉を見つけておいたんです。


途中まで高速でそこからは全部下道。

高速降りてから50キロは下道でしたかねえ、深夜なので車はいません。

そして、ナビが温泉に近づいてきてることを教えてくれるんですが、山の中なんですよね。


民家もほぼない。

これ、本当に温泉あるの?とどんどん不安になってきます。

あと1キロ、と言われても全然開けない。

施設からして、新しめのいわゆる日帰り温泉なんだけどなあ、こんな山に作るかなあ?とどんどん不安になって行って、看板を発見。


一応あるなあ、でも、建物も何も見えないけどなあ、と思っていたら、曲がった先に突然建物が。



山の中にぽつんとある温泉施設なんですよね。

大きな駐車場にはコインランドリーも。

あとバッティングセンターもありました。


なぜここに?というのは思いましたけど、駐車場で6時まで待っていると次々と人がやってきまして。

地元の人はここ使っているんだなあとよくわかります。


僕らも慌てて温泉へ。


これがまあいい施設でしてね。

しかも安いんですよ。

こんな豪華な施設をこんな料金で?なにかある?と変な勘ぐりをしてみたり。(笑)


まず中で温まり、次に露天へ。


この露天風呂がねえ、不思議な露天風呂でしてね。

お湯の温度は37度と表示されているのになぜか温まらない。(笑)

結構長く浸かっていたのに温まらない。(笑)

仕方なくまた内湯で温まりました。


少し仮眠をしようと話してたんですよね。

ここから目的地まで1時間。

9時に約束をしているので8時に出れば間に合います。

少し寝るか、と横になったら、1人の男がこういうんですね。



スマホのナビで目的地を検索すると1時間半かかるよ、と。

それなら今すぐ出なければなりません。

これはまずい、と温泉を出て車に乗り込み、目的地をナビに設定。


するとナビは何と3時間と言っている。(笑)

え?もしかして大幅に間に合わない?

一瞬不安がよぎります。

でも、行くしかないのでとりあえずナビの通りに行ってみる事に。


相変わらずスマホのナビは1時間半を差している。

ナビは3時間。

ルートは両方とも一緒です。


流れに沿って運転しているとどんどナビの時間が減っていくんですよ。

別に飛ばしているわけでもないのに減っていく。

そのまま運転していると何と1時間で到着。


ナビがおかしかったのかスマホのナビが優秀なのか。


どちらにせよ、今回の目的地、七輪の工房に着いたのでした。


ここで男たちが少しおかしくなります。(笑)

続きは明日。(笑)

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能登日記 その1

能登日記です。(笑)



そもそもなぜ今回能登に行こうという話になったのか?と言うと、仲間内で七輪が流行り出したんですよね。


ホームセンターで七輪を買ってきたやつがいて、そいつが妙に楽しそうに色々焼いているもんだから、他にも伝播して。

また1人ホームセンターで七輪を買ってきて、週末部活と称して七輪で火を起こして炭火で何か焼くのが恒例になってたんです。


そこに僕が、七輪なあ、能登に前から行きたくて、あそこで作ってる七輪を工場で買いたいんだよなあ、と言ったんですよね。


すると、他の男2人が、それいいですね、と。

行きましょう!と言うわけですよ。


僕が七輪を買いに能登まで行きたいと考えていたのが10年ほど前からです。

ではなぜ10年もやっていなかったのか?というと単純に遠いから。


僕が行けるのは土曜の夜から月曜の朝まで、この間に行って帰ってこなければなりません。

能登まで500キロ以上あり、しかも高速で全部行けない。

かなり下道を走ることを計算するとシビアな戦いになるな、とわかっていたので今まで躊躇していかなかったんです。


そこに七輪にハマりだして、02日の体験のない血気盛んな若者がいくというんです、3人いればなんとかなるかな、って思って。

で、企画をしたんですよね。



僕は東京、1人は長野県伊那市、もう1人は長野県須坂市。

ナビを見るとまっすぐ行こうとすると下道を走って山を突っ切る形になります。

でも、伊那によって須坂を経由し、高速で金沢あたりまで入っても時間は変わらない。

距離は伸びますが時間はほぼ同じなんですよね。

なら、休憩もしやすい走りやすい高速で行くか、と決まりまして、ルートも決まったわけです。



僕が伊那に迎えに行って1人乗せ、そのまま須坂に寄ってもう1人乗せ、能登に向かう。


基本的なルートですね。

でも、色々と相談しているうちにここにも寄りたいね、とか話が出るわけですね。



するととある男がこう言うわけですよ。


長野にいるのにね、ご挨拶なしってのはどうだい?と。



長野にはもう1人友人がいます。

その友人は用事で東京に来るとうちの店に寄って行ってくれるんですね。


何の連絡もなしに。(笑)

しかも最近は、黙って店のドアにお土産を置いて行って、その後に写真や動画を送ってきて会わないで帰るんです。


僕らは襲撃された、と言うんですけどね。



ねえ、せっかく長野に行くなら寄らないと失礼じゃないですか。(笑)

と、ここでルートにもう一つ寄るところができたわけです。


さて、続きは明日。

土曜の夜、僕が家を出るところから始まります。(笑)

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