スマホ、便利ですねえ。
僕らが子供の頃と違って今は普通に外国の方がいらっしゃいます。
普通にすれ違うし、買い物してても一緒になったりするし。
観光客だけでなく、普通に働いていたり、留学されていたり。
いろんな方がいらっしゃるわけです。
当然、クリーニング にもいらっしゃるわけですよ。
先日、男性2人がご来店くださったんですね。
手にはスーツのズボンを持っている。
言葉はカタコトなんです。
つまり、外国の方。
見た感じ日本人二様なので中国の方なんだろうなあと思いました。
少し日本語を話せるようで、何やら修理をしたい、といっています。
どうやらズボンの股下を直してもらいたいらしい。
補強したい、との事。
見させてもらうと汗でフェルト化してしまってるんですよね。
でも、穴が空いているわけではない。
これを補強と言っても、そもそも縮んでいるのでどうしようもないわけで。
とりあえず説明を、と話し始めるも込み入った日本語は通じないわけですね。
向こうもこちらも困ったなあ、と言った顔にだんだんなってくるわけですよ。
どう説明すればいいかなあ、と思ってたら、スマホがあるじゃん?と。
スマホの翻訳アプリを使ってみたんですよね。
入力で日本語を選び、変換を中国語に…と思ったら、中国語はひとつじゃない。
いくつか種類があるんですね。
うーん、とりあえず1番上のでやってみるか、と日本語で説明を打ちます。
変換されたものを見せると、なんとか通じている様子。
でも、通じているとは言っても何と無くなので細かくは伝わってないみたい。
さらに細かい説明をいくつか区切って入力。
そして変換。
で、見せる、を繰り返しました。
直すと言っても今は何も出来ない事、これは縮んでいるという事、原因は汗ということを伝えて行きます。
しかし、原因が汗、というのは納得がいかないみたい。
そうですよねえ、まさか汗でこうなるとは思ってもいないだろうし、でも汗で普通にこんなふうにちぢむんですよね。
この辺は世界共通で通じないんだな、と思いました。(笑)
とりあえず、今はそのまま着るように説明して、おそらくこの後なるであろう未来の話もして、その時にまた相談乗るから、という話で決着。
一応納得していただけたかな。
文明の利器、スマホが活躍をしてくれましたが、同時に変換の難しさも感じました。
話している口語そのままでは分かりにくくなるので、いくつかの分節に区切って変換する必要があります。
また、その際の言葉の選び方も大事で、変な表現を使うと、伝えたいことと離れた変換になってしまう。
普通に説明をするよりも頭使いましたね。
これ、日常的にやっておくと、普通のお客さんへの説明もわかりやすくなるんじゃないかな、と思いました。
これから先、日本人以外のお客さんも来る可能性は広がるでしょうしね。
今のうちに色々と考えておかなければ。
しかし。スマホは便利だ。(笑)
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